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【乗車:2021.11.7】
      (2024.6.30更新)

記事タイトルは「行橋〜赤 間」となっていますが、JR鹿児島本線の赤間駅とは一切関係ありませんw

平成筑豊鉄道田川線は、福岡県行橋市のJR日豊本線行橋駅を起点として、同県田川市の田川伊田駅を結ぶ、路線距離26.3kmの旧国鉄田川線の第三セクターの路線です。全線単線非電化です。

駅ナンバリングは「HC〇〇」となっています。「Heisei Chikuho」の頭文字からきています。トップに出ているマークは、平成筑豊鉄道のマークであります。

行橋駅から途中の「」駅まで乗ってきました。

↑行橋駅HC31

【起点駅、累計0.0km】

平成筑豊鉄道田川線の起点駅です。

小倉から特急で15分ほどで行けます。

但し、駅名標はJRしかありません。「HC31」とありますが、駅名標に表示されておりません。

↑こちらが今回乗る車両(直方行)です。

黄色の車体に、平成筑豊鉄道のイメージキャラクターの〝ちくまる〟が描かれています。

田川線の列車は、田川伊田駅から伊田線に入り、直方駅または金田駅まで行きます。(途中犀川終点の列車もあり)

行橋駅を発車して、右カーブで日豊本線から離れ、最初の駅が・・・
↑令和コスタ行橋駅
HC30
【累計1.3km、前駅(行橋)から1.3km
単式ホーム1面1線の棒線駅で、無人駅です。
開業は2019(令和元)年で、令和改元以降の日本において初めて開業した駅で、複合商業施設、コスタ行橋の最寄り駅ということで、この駅名になりました。
駅舎のデザインはあの水戸岡悦治氏の設計によって作られました。

↑美夜古泉駅HC29

【累計2.3km、前駅(令和コスタ行橋)から1.0km

単式ホーム1面1線の棒線駅です。駅舎もない無人駅です。

「みやこいずみ」と読みます。

駅名にある「美夜古」は行橋の古名です。

平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。

(美夜古泉、次の今川河童とも帰路に撮りました。)

この駅の付近に工場を構える、岡野バルブ製造ネーミングライツを取得したため、この駅名になっています。

↑今川河童駅HC28

【累計3.0km、前駅(美夜古泉)から0.7km

単式ホーム1面1線の棒線駅で、駅舎はなく、無人駅です。

この駅も、平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。

付近を流れる、今川の河童(かっぱ)伝説にちなんだ駅名です。付近に河童のオブジェがあります。

↑今川河童〜豊津間で東九州自動車道とアンダークロスします。

↑その後、犀川に沿うように走っていきます。

↑豊津駅HC27

【累計4.9km、前駅(今川河童)から1.9km

相対式ホーム2面2線を持つ行き違い可能の駅。かつては駅舎がありましたが、現在はありません。

↑新豊津駅HC26

【累計5.8km、前駅(豊津)から0.9km

単式ホーム1面1線の無人駅で、駅舎はありません。

平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。

かつては東京都八王子市に本社を持つ「エナジーソフト」がネーミングライツを取得し、「エナジーソフト新豊津駅」と名乗っていました。

↑東犀川三四郎駅HC25

【累計8.2km、前駅(新豊津)から2.4km

単式ホーム1面1線の無人駅です。

まるで人の名前のような駅名ですw

駅名の由来は夏目漱石の小説、「三四郎」にちなんだものです。

この駅も、平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。

↑犀川駅HC24

【累計9.7km、前駅(東犀川三四郎)から1.5km

駅舎はみやこ町のコミュニティセンター、ユータウン犀川になっています。

相対式ホーム2面2線です。(帰路で撮りました)


↑崎山駅HC23
【累計12.4km、前駅(犀川)から2.7km
(こちらも帰路に撮りました)
無人駅です。
相対式ホーム2面2線を有する、列車交換が可能な駅です。
一時期ネーミングライツにより、「れいめい拳.com崎山駅」と名乗っていた時期がありました。現在はネーミングライツは取得していないため、普通の駅名となっています。
崎山〜源じいの森間で、第二石坂トンネル(74.2m、九州最古の鉄道トンネル)に入り、みやこ町から赤村に入ります。
↑源じいの森駅HC22
【累計15.8km、前駅(崎山)から3.4km
この駅から福岡県田川郡赤村になります。
1面1線の駅で、駅舎無しの無人駅です。
近くに源じいの森温泉があります。
平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。
(帰路で撮りました)
↑油須原駅HC21
【累計16.9km、前駅(源じいの森)から1.1km
「ゆすばる」と読みます。相対式ホーム2面2線の駅で、無人駅です。
1895(明治28)年開業の歴史ある駅で、駅舎は九州最古の木造駅舎です。
ネーミングライツ取得により、「森商事 油須原」となっています。
かつては、日田彦山線の豊前川崎駅から国鉄添田線(現廃止)の大任駅を経て、この駅に至る国鉄油須原線の計画がありましたが、未成線で終わっています。
★2006〜2007年にフジテレビで放映されていた「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン」のロケ地としてこの油須原駅が使われていました。(ドラマ内では「ゆずばる」駅として)
尚、このドラマの主題歌はコブクロ「蕾」(つぼみ)でした。
そして、「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトンの作者であるリリー・フランキーさん北九州市出身です。
↑油須原駅で「ことこと列車」とすれ違いました。
↑油須原駅を発車しましたら、このような表示が・・・
次はです。」、と。
「さっきまで黄色だったの!?」
「その次は!?」(かっ!)・・・とツッコミを入れたくなりますw

↑赤駅HC20

【累計18.4km、前駅(油須原)から1.5km

その赤駅です。

下り列車が進行方向に向かって左側になる、単式ホーム1面1線のの駅です。

駅名標の色も「赤」です。

平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。

(赤駅の紹介の文字の色まで「赤」にしちゃえw)


↑色名に関するWikipediaの説明。

色そのものの駅名は珍しく、同じ福岡県の西鉄天神大牟田線に「紫」駅が、北海道のJR釧網本線に「緑」駅があります。

そもそも赤駅の所在地は福岡県田川郡赤村で、赤村役場に近く、赤村の代表駅です。

赤〜田川伊田間に続きます。


ご覧いただき、ありがとうございました。

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