記事タイトルは「行橋〜赤 間」となっていますが、JR鹿児島本線の赤間駅とは一切関係ありませんw
平成筑豊鉄道田川線は、福岡県行橋市のJR日豊本線行橋駅を起点として、同県田川市の田川伊田駅を結ぶ、路線距離26.3kmの旧国鉄田川線の第三セクターの路線です。全線単線非電化です。
駅ナンバリングは「HC〇〇」となっています。「Heisei Chikuho」の頭文字からきています。トップに出ているマークは、平成筑豊鉄道のマークであります。
行橋駅から途中の「赤」駅まで乗ってきました。
↑行橋駅【HC31】
【起点駅、累計0.0km】
平成筑豊鉄道田川線の起点駅です。
小倉から特急で15分ほどで行けます。
但し、駅名標はJRしかありません。「HC31」とありますが、駅名標に表示されておりません。
↑こちらが今回乗る車両(直方行)です。
黄色の車体に、平成筑豊鉄道のイメージキャラクターの〝ちくまる〟が描かれています。
田川線の列車は、田川伊田駅から伊田線に入り、直方駅または金田駅まで行きます。(途中犀川終点の列車もあり)
↑美夜古泉駅【HC29】
【累計2.3km、前駅(令和コスタ行橋)から1.0km】
単式ホーム1面1線の棒線駅です。駅舎もない無人駅です。
「みやこいずみ」と読みます。
駅名にある「美夜古」は行橋の古名です。
平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。
(美夜古泉、次の今川河童とも帰路に撮りました。)
この駅の付近に工場を構える、岡野バルブ製造がネーミングライツを取得したため、この駅名になっています。
↑今川河童駅【HC28】
【累計3.0km、前駅(美夜古泉)から0.7km】
単式ホーム1面1線の棒線駅で、駅舎はなく、無人駅です。
この駅も、平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。
付近を流れる、今川の河童(かっぱ)伝説にちなんだ駅名です。付近に河童のオブジェがあります。
↑今川河童〜豊津間で東九州自動車道とアンダークロスします。
↑その後、犀川に沿うように走っていきます。
↑豊津駅【HC27】
【累計4.9km、前駅(今川河童)から1.9km】
相対式ホーム2面2線を持つ行き違い可能の駅。かつては駅舎がありましたが、現在はありません。
↑新豊津駅【HC26】
【累計5.8km、前駅(豊津)から0.9km】
単式ホーム1面1線の無人駅で、駅舎はありません。
平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。
かつては東京都八王子市に本社を持つ「エナジーソフト」がネーミングライツを取得し、「エナジーソフト新豊津駅」と名乗っていました。
↑東犀川三四郎駅【HC25】
【累計8.2km、前駅(新豊津)から2.4km】
単式ホーム1面1線の無人駅です。
まるで人の名前のような駅名ですw
駅名の由来は夏目漱石の小説、「三四郎」にちなんだものです。
この駅も、平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。
↑犀川駅【HC24】
【累計9.7km、前駅(東犀川三四郎)から1.5km】
駅舎はみやこ町のコミュニティセンター、ユータウン犀川になっています。
相対式ホーム2面2線です。(帰路で撮りました)
↑赤駅【HC20】
【累計18.4km、前駅(油須原)から1.5km】
その赤駅です。
下り列車が進行方向に向かって左側になる、単式ホーム1面1線のの駅です。
駅名標の色も「赤」です。
平成筑豊鉄道になってから開業した駅です。
(赤駅の紹介の文字の色まで「赤」にしちゃえw)
↑色名に関するWikipediaの説明。
色そのものの駅名は珍しく、同じ福岡県の西鉄天神大牟田線に「紫」駅が、北海道のJR釧網本線に「緑」駅があります。
そもそも赤駅の所在地は福岡県田川郡赤村で、赤村役場に近く、赤村の代表駅です。
赤〜田川伊田間に続きます。
ご覧いただき、ありがとうございました。