呉服神社の十日えびす | 鉄道で行く旅

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十日戎の宵戎としては1日のフライングですが、2024年1月8日(祝)に大阪府池田市の呉服(くれは)神社の「池田えびす」に行ってきました。(阪急阪神ニューイヤーチケットを利用しています)

京都河原町駅から乗ってきた9300系の特急です。十三(じゅうそう)駅で下車しました。

 

十三駅の若菜そばで「かつ丼」と「ざるそば」のセットを食べました。

 

十三駅から池田駅まで乗車した9000系の急行です。

 

阪急電車の池田駅の電照広告です。池田文庫・逸翁美術館・マグノリアホール・小林一三記念館の広告でした。

「マグノリア」は、日本語で「モクレン科モクレン属」の総称を意味する単語となります。

 

池田駅の呉羽町方面の出口です。

 

池田駅から呉服神社への道順です。

 

呉服神社の「池田えびす」は「恵美寿神」と書くようです。

 

十日戎の看板です。

 

呉服神社の大鳥居です。横断幕に「恵美寿祭」と書いてあります。

 

呉服神社は池田市の室町にあります。室町は、「箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)」の創業時に小林一三が「池田室町住宅」の宅地開発を行ったところです。

 

 

呉服神社の参道です。

同神社による「呉服神社について」からの引用です。

明治42年箕面有馬電気軌道(阪急電鉄)を設立するにあたり、軌道敷設にあった神社の丑寅方角40間の姫室(引用者注:現在ある町名の姫室ではなく「塚」のことを姫室と言ったものです)を呉服神社境内へ移し、姫室跡地を室町と名づけ日本初の分譲住宅地が出来る。
また同時に現池田駅にあった天満宮を呉服神社境内へ合祀致す。
因みに明治33年(1900年)に栄町商店街先のえびす社が境内に合祀され現えびす祭りが始まる。
現在の朱色の拝殿は大阪万博の前年昭和44年に建替工事されたもので、拝殿正面のステンドグラスはこの時に設置されました。

 

 

「日本書紀」には、応神天皇のころ、中国の呉から、兄媛(えひめ)、弟媛(おとひめ)、呉服(くれはとり)、綾織(あやはとり)の四人の織工が渡来、機織や裁縫の技術を伝えたと記録されています。
呉服(くれは)神社は、このうちの呉服(くれはとり)を祀っています。源満仲の時代や豊臣秀頼の時代にも修復や再建が行われたのですが、現在の拝殿は1969年に再建されたものです。

 

呉服神社の拝殿の正面左右に神社としては珍しいステンドグラスが飾られています。

拝殿内部に狩野派の絵師・桃田伊信(不詳~1765年)の作品である4面の杉戸絵があり、その杉戸絵をモチーフにしたステンドグラスだということです。

拝殿の向かって右側のステンドグラスです。こちらは鶴です。

 

拝殿の向かって左側のステンドグラスです。こちらは鷹です。

 

呉服神社の境内摂社である「えびす(恵美寿)神社」です。

もう十日戎の準備ができていました。いわゆる「池田えびす」です。

この神社(呉服神社の摂社)は、阪急沿線の西国七福神めぐりの一カ所としても知られています。

 

 

1月15日の小正月の日には、呉服神社でも「とんど 左儀長」が行われます。

 

池田駅から7000系の急行で大阪梅田駅まで帰りました。「阪急沿線の西国七福神めぐり」のヘッドマークつきの編成でした。

お得なチケットと乗車運賃の比較

・阪急阪神ニューイヤーチケット2024(1,000円)

・実際の乗車運賃は「大阪梅田~京都河原町410円+京都河原町~池田480円+池田~大阪梅田280円)」でした。合計額が1,170円ですので170円分がお得だったことになります。

(おわり)

 

お餅は焼く派?煮る派?

焼く派です。

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