秋の関西1デイパスの旅(1) | 鉄道で行く旅

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2018年9月26日に秋の関西1デイパスを利用して滋賀県の空気を吸ってきました。

往路の時間帯は朝のラッシュ時間でしたが、大阪から彦根までのJR新快速はラッシュとは逆方向でした。彦根から貴生川まで近江鉄道を利用しました。画像は近江鉄道の彦根駅です。今回も700系あかね号に乗車しました。この電車は近江八幡行です。

 

秋の関西1デイパスです。この「秋」版に限り近江鉄道も乗り放題です。

 

たいへん残念なことに、今回も「赤電」に乗ることができませんでした。

 

彦根駅を後にします。

 

JR東海道本線(琵琶湖線)と並走している「ひこね芹川駅」付近です。(あかね号の車内から後方を撮影)

この運転台を見て気がついたのは、近江鉄道の鉄道運輸部門の社内用語は琵琶湖側が「川側」で、その反対側が「山側」のようです。「湖(うみ)側」でも「浜側?」でもないのですね。

鉄道会社によっては、鉄道の上り線側・下り線側の誤認を防ぐための社内用語を使っていない会社もあるようです。(鉄橋で川を渡ることがある、あるいは海が見える方向の一時的な逆転区間などで、賢すぎるような乗務員が稀に間違うため)

こういう用語を使用している鉄道会社の多くは「山側と海側」または「山側と川側」と言っているはずです。なお、忠臣蔵の赤穂浪士の合言葉との関連性は不明です。

 

曼珠沙華の花が咲いていた近江鉄道沿線です。

 

高宮駅です。この駅までが朝の通勤ラッシュ時間でしたが、高宮駅でほとんどの乗客が多賀線に乗り換えてしまいました。おそらく多賀線の沿線にある有名企業の工場への通勤者なのでしょう。

 

愛知川駅を過ぎたところです。東海道新幹線が一瞬のうちに通過していきました。

 

イングランドのダービーにあったアンドリュー・ハンディサイド社が1897年に製造した旧式なピン結合のポニーワーレントラス橋を通過しました。

 

先日のアルペンルートの往路に東海道新幹線ののぞみ(N700A)の車内から撮影した近江鉄道の愛知川橋梁です。

 

2017年3月に現地で撮影した近江鉄道の愛知川橋梁です。

 

これが噂には聞いていた(ブログで知った程度ですけど)、滋賀県観光キャンペーン「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」開催にあわせたラッピング電車の900形「虹たび号」です。ヘッドマークは「滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さん」です。西川さんは彦根市生まれで野洲市(旧野洲町)の育ちです。近江鉄道900形は元西武鉄道の新101系です。

♪俺もおまえも~ やすちょう育ち~ (←それは新宿そだちですがな)

 

あかねさす・・・

 

八日市駅で、たった6分の乗り継ぎ時間を利用して、今回もまた額田王と大海人皇子(後の天武天皇)の相聞歌のレリーフの八日市駅版を撮影しました。

あかねさす 紫野行き 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る
紫草(むらさき)の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆえに われ恋ひめやも

次回は船岡山にある蒲生野レリーフを見に行きたいです。

 

額田王ゆかりの「あかね号」は近江八幡行のため、この八日市駅でお別れしまして、私は貴生川行に乗り換えます。

(つづく)