大和郡山へ | 鉄道で行く旅

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昨日は大阪・梅田の銀行に行く用事があり、その帰りに大和郡山まで行ってきました。(ついでの訪問地にしては遠い?)

JR関西本線(大和路線)の王寺駅で昼食休憩です。

 

201系と117系が王寺駅の電留線にいました。

1982年8月の台風10号のときの豪雨で大和川水系の葛下川が氾濫し、この王寺駅付近が水没したことを思い出しました。

 

昼食後、(JR西日本の)郡山駅に向かいました。

日根野の381系

法隆寺駅付近を通ったときに2010年の臨時特急「まほろば」を思い出しました。「まほろば」は「住み易いところ」を意味する古い時代の奈良の美称です。

その「まほろば」から連想するのは、司馬遼太郎氏が「街道をゆく」の青森県編のタイトルを「北のまほろば」としたことです。

司馬氏が「北のまほろば」と命名した理由は『古代の青森は物成りのいいまほろばだったのではと考えてつけたもの』でしたが、その連載中に縄文時代の繁栄を物語る三内丸山遺跡が発見された』のでした。

 

奈良県の郡山駅です。

 

郡山城の外堀緑地の北門です。

 

サルスベリが満開でした。

 

常念寺のサルスベリも満開でした。

 

見た感じは爽やかですが、かなり蒸し暑い日でした。

 

この電車を撮影した後、近鉄の郡山駅前の踏切道の先の坂道を登っていきました。

 

奈良の赤膚焼は桃山時代に大和郡山城主の豊臣秀長(小一郎秀長)の命により開窯したと言われています。現在は奈良市内と大和郡山市内に窯元があります。

この日に訪ねたのは大和郡山の小川二楽窯でした。

 

小川二楽窯では、絵付けも自家で手描きをされています。専門の絵師が描くのではないため、ごく普通の奈良絵よりも、ほのぼのとした感じです。

小川二楽窯の4代目・小川 一雅氏は近鉄文化サロン阿倍野の陶芸講座で作陶の講師もなさっているそうです。

 

近鉄電車の車窓から見た御蓋山(三笠山)です。(西ノ京駅付近で撮影)

 

大和西大寺駅まで乗車した近鉄8600系です。

(おわり)