仙台市地下鉄国際センター駅から史跡「仙台城跡」まで歩きました。
登り道の途中で振り返ったところです。大手門跡です。右が大手門の脇櫓(再現)です。
大手門跡付近に支倉常長(はせくらつねなが)の像がありました。
「松川大将の碑」と書いてありましたので、下調べはしていませんでしたが、松川敏胤(旧陸軍の大将)の碑であることが直感で判りました。松川大将は日露戦争のときの満州軍作戦参謀(当時は陸軍大佐)でした。
中門跡付近です。サーキットのシケインのような道でした。
仙台城の本丸の石垣が見えてきました。1962年の日活映画「惜別の歌(小林旭主演)」のロケ地です。
この映画の主題歌は島崎藤村の詩に曲をつけたもので、主演の小林旭が歌っていました。
♪遠き別れに 耐えかねて この高殿(たかどの)に 登るかな
本丸の石垣前を行く「るーぷる仙台」バスです。この車両のシャーシはいすゞ製でボディは岩戸工業(岐阜県各務原市鵜沼)が製造したものです。
ようやく本丸の上にたどり着きました。駅からここまで、直線距離でしか考えていませんでしたが、予想外の連続勾配でした。
こちらは土井晩翠像と土井晩翠が作詞した「荒城の月」の歌碑です。
「荒城の月」の城のモデルと言われているのが、作詞者・土井晩翠は仙台城跡と会津若松城(鶴ヶ城)で、作曲者の滝廉太郎は大分県竹田市の岡城です。
仙台城跡から眺めた仙台の市街地です。
♪流るる水を 眺むれば 夢恥ずかしき 涙かな