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その後、相手(抜け駆け不動産と呼ぶ)からの連絡はなく数日が経過したある日
「抜け駆け不動産です。連絡遅くなってすみませんでした。ちょっと体調を崩してまして・・。今、近くにいるのですがこれから謝罪にお伺いしてよろしいでしょうか?」
ほう・・・・こちらからの電話にも折り返しせずに今日まで来たのに、今更だけど顔を出す気持ちはあるんだ。
で、来るなり早々に深々と頭を下げて謝罪をしてきた。
足元は白いカジュアルシューズなのか・・・。ちょっと気になった。
とりあえず、座りますか。
事情を唾を飲み込みながら一生懸命、説明する抜け駆け社長。額には汗💦

お客さんからその土地を購入したい相談があったので、社長はその抜け駆け社員に
「Tetsu不動産が地出しをしているから話をしてきて(仲介のお願い)」の指示を
どこをどう勘違いしたのか、
脳内で
「地主さんに直接交渉に行って来て」と解釈され、今回の事件が起きた、との事。
「こんなモラルに欠けるような事をするなんてもっての外です。社員には重々言って聞かせましたので・・。」
「なるほど。で、その社員さんは今日は?」
「すみません。ちょっと体調を崩しておりまして・・・。」
よく体調を崩す会社なんだねぇ。
でも、その使えない社員の代わりにこうして代表である社長が来てくれたんだ。
そこの勇気と礼節はとても良いと思いました。
問題なのは今後どうするか?です。
「こちらとしては、一度そのような行為をされたわけですし、もしも論になりますけどもし、そのまま抜け駆け社員が地主さんからOKもらっていたら、弊社抜きで売買の仲介を両手でやるつもりだったでしょう?
それをバレたから謝罪して、社員の勘違いでした、じゃあ一緒に仲介でやりましょう、にはとても感情的に難しいですよ。」
「いえ、ちゃんと御社を通してお話を進めるつもりでおりました。」
「そんなわけないでしょ!まぁ、いいです。とにかく弊社はこう考えています。」と提案したのは
①弊社がその取引から外れ、抜け駆け不動産が責任をもってその売買を成立させること。その代わり、売主である地主さんの仲介手数料は半額に値引きをすること
②売主さんがどうしても弊社を外さないとおっしゃるなら、しかたないが抜け駆け不動産と共同で仲介を行う。その代わり、担当は抜け駆けポンコツ君ではなく、社長が担当すること
です。
一応、売り主さんにも事情を説明しましたので、売主さんの希望通りにしたいと思います。
菓子折りは丁寧にお断りし、持って帰って頂きました。
あくまでも、僕ら不動産屋の仕事、目的は売買を成立させること、です。
だから、最善策は何なのか?を考えて上記の提案をしました。
さて、どうなるんでしょ?