いやあ~~ついに花粉の季節の本番がやってきましたね
風が強いもんで、今日の花粉は、ぱねえですよ
私はそんなに強度の花粉症じゃないんだけど、いつもシーズン最初がつらいんですよ
とりあえず、今日はめちゃくちゃ眠い・・・
眠くてぼおっとしているせいで、今日はまたうっかり毒舌ブログを書いてしまいました←いや、いつもやん😂
みなさまは「佐藤亮子さん」という方をご存じでしょうか?
息子3人と娘1人の子ども4人全員を、日本で最難関とされる東大医学部に現役合格させ、その経験から母親の子育て方法や受験に関する教育本を執筆したり、講演したりしている方です。
私、この方の著書はちゃんと読んだことがないんですけど、新聞に連載している受験コラムはなんとなく読んでいるんですよ。
もはやウチ、受験は関係ないんだけどね
で、ときどき自慢が鼻につくもののまあまっとうなことをおっしゃっているな、と思っておりました。
ところが!!
昨日、たまたま『Mr.サンデー』という番組を見ていたら、「中学受験は本当に必要なのか?」という討論コーナーをやっていたんですよ。
そこにこの佐藤亮子さんが出ていて、私はナマでしゃべる佐藤さんを初めて拝見しました。
そうしたら!!!
いやあ~こういう人、テレビで久しぶりに見たなあ。
他人の意見を一切聞かずに、持論をヒステリックにまくしたてる人
相手が意見を言うと、ガンガン的外れなヤジを飛ばす人
しかも、持論の根拠が薄すぎて、討論にならない人
もちろんね、この討論会のメンツの選び方もよくないんですよ。
佐藤さん以外の3人は、今の中学受験は不要、むしろ害悪、っていう立場の人ばかりだったんです。
しかも、佐藤さん以外は、教育を専門的に研究したり、校長先生をやっていたり、自分も中学受験したりした人たち。
子ども4人分のエビデンスしかない素人(いちおう地元の大分で教師経験2年あり)の佐藤さんとは、知識や経験に差がありすぎるんです。
この人たちから、今の日本の中学受験がいかによろしくないかを、さまざまな図表やエビデンスを提示しながら、立て板に水で話されたら、そりゃ佐藤さんだって浮き足立ちますって。
だって、3人の話にはわかりみしかないんですもの
もちろん、自分でガンガン勉強する子、周りに流されず「将来を見据えてぜひとも中学受験したい」と言う子もいるけど、そんな小学生はごく一握り。
大多数の小学生にとって、中学受験は結局、親の力が9割だから、塾に通える(もちろん私立の学費も払える)豊かな財力と、こまごまと受験に対応する時間のある親(佐藤さんのような専業主婦とか)を持つ子が勝つ。
小学校から何十万もかけてバリバリ塾に通って私立の中高一貫校に行けば、多少オツムがアレな子でも当然のように高学歴になり、高収入の職業につき、親になって、またわが子を私立に入れたがるから、教育格差・収入格差の拡大再生産になる。
こうなると政治家の世襲と一緒で、国の上の方には同じような経験をした、同じような家庭出身の人しかいなくなり、ダイナミズムや多様性がなくなり、今の時代にそれは国力にとってマイナスにしかならない。
・・・らしいです。
とくに、「これからの時代は、どうせ子どもに100万を使うなら、塾じゃなくて、自然に触れさせたり、芸術やスポーツに触れさせたりして、経験値を上げるほうに使え」という成田修造さん(経済学者の成田悠輔さんの弟ね)の話には、「なるほど~」だったね。
あとね、昔の学校は、成績が「普通」の子がいちばん多くて、成績のいい子とよくない子が少ないので、できない子→できる子を人数で並べてグラフにすると、真ん中が高い「山型」だった。
ところが今は、「できる子」と「できない子」に二極化する「フタコブラクダ型」になってしまい、「普通」の子がほとんどいない。
でも、教師はあいかわらず「普通の子」に向けて授業するから、観客のいない寄席で落語をやってるようなもんなんですって
これ、すっごいわかる!
できる子ほど授業聞かないんだよね!!
そんな内容とっくにわかってるから、彼ら彼女らは
それにしても・・・心配。
佐藤ママ、大丈夫なんだろうか
この放送を見たら、みんな佐藤ママの人格に「?」がつき、講演に招いたりするのを躊躇するのではなかろうか。
そのくらい、正視できない状態だった
フジテレビ、フツーに営業妨害と思う。
まあ、毎度同じ事言いますが。
私は、小学校から高校までず~~~っと公立で、塾にも中3のときしか行ったことがないのにストレートで東大に入った、息子の友達・Eくんのほうが、赤ちゃんのころからママの管理下にあり、塾漬けの佐藤ママの子どもたちより、だんぜんすごいと思っています
もっと言うと、そういう息子を持ちながら、自分第一で息子の教育にまったく興味がなく、東大の滑り止め(ってのが早稲田なんだけど)はどの学部を受けるのか、いつが受験日なのか知らなかったEくんママを、佐藤ママよりだんぜん尊敬しているのだった
また一緒に飲んだくれようね、Eくんママ