めでたい年初にごめんなさい!でも、飛行機事故にあった動物たちのこと、考えてしまう | てっちゃんの明日を探して

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小説やドラマの感想、それと時事問題について、思ったことを書き殴るブログです。

驚いたことに、2024年ももう一週間が過ぎましたね!ガーン

早いわあびっくり

ついさっき「あけおめ」とか言ってた気がするのに・・・。

この調子では、「ハッ!」と気づいたときには、もう夏なんでしょうね滝汗

 

さて。

4日からどうもモヤモヤしていることがありまして。

それは、例の羽田での飛行機炎上事故の続報。

正月早々、重くて暗い話になりますが、気持ちを吐き出したいので、書かせてくださいませ(_ _)

イヤな気分になるのはもうたくさん!って方は、どうぞ今回は(も?)読み飛ばしてね照れ

 

4日になって初めて、私は「もしかしたら・・・」と懸念していたことが現実に起きていたことを知りました。

それは・・・JALの事故機、貨物室に積まれていたペット2頭の死。

しかも、1頭はネコであった、という話もあります。

ああ・・・。

それだけは起きてほしくなかったけど、時期的なことを考えても、あり得るのではないかと危惧していたんです。

 

今回、貨物室に残されたペットが死亡したことを、多くの動物好きの方が嘆き、1日1便でもいい、お金を倍払ってもいい、ペットも客室内にいられるようにしてほしい、という声が多数上がりました。

私も前々からペットを荷物と一緒に貨物室に入れる、という航空会社の運用に納得できないものを感じていたので、各社がそういう運用をしてくださったら、それはとてもありがたいことだと思います🙏

でも、実際には難しいでしょうね。

動物が嫌いな人は少なくないし、動物アレルギーの人もいます。

赤ちゃんの泣き声にさえ文句を言う日本人が、犬の鳴き声やネコの鳴き声に我慢できるはずもありません。

いや、動物好きな人だって、興奮した犬にワンワン鳴かれ続けたら、舌打ちのひとつもしたくなるでしょう。

そして、万が一事故が起こったら、結局のところ「ペットは機内に置いていけ」と言われてしまいます。

動物は「命あるもの」ではなく、手荷物と見なされるからです。

 

そもそも、動物を旅行に連れて行くなよ、という声もあります。

そんなのは人間のエゴだろう、と。

確かに、私はネコを飼っていますが、彼女を旅に連れ出したことはありません。

犬なら連れて歩くこともするでしょうが、ネコは家につく、と言われるほど環境の変化を嫌う動物なので、ネコ飼いはよほどのことがなければ、ネコを連れて長距離を移動することはしないものです。

でも、もしも東京に親がいて、体を壊し、北海道に住むひとり暮らしの子どもが長期で面倒をみることになったら?

親が札幌から東京に転勤になって、家族で引っ越すことになったら?

ネコだろうが犬だろうが、私でもだれでも、ペットを飛行機に乗せて移動するでしょう。

そこで事故が起こったら。

私は愛猫を置いて、逃げることができるだろうか?

このコが生きたまま焼かれることを知りながら??

 

いやでも、逃げない、という選択肢はおそらくないでしょう。

なぜなら「航空機が事故にあった場合、機長は最後に逃げる」ことになっているからです。

どこの航空会社の機長でも、乗客がひとりでも残っていたら、このままでは死ぬとわかっていても飛行機を降りないでしょう(と、思いたい)。

いくらネコが愛しくても、そのために機長の命を犠牲にはできません。

だから、私はシューターを降りるしかない。

でも、そのときの私の気持ちは・・・自分だけ生き残った私の気持ちは・・・。

 

私の知り合いに、福岡に住んでいながら、東京で仕事があると、毎回犬3頭を連れて、13時間かけて、車でやってくる人がいます。

ペットを飼ったが最後、どんなに遠くであっても、それがいちばん確実な移動手段なのでしょうか。

もちろん、世の中の全員が免許や車や長距離運転する技術を持っているわけじゃないし、車で事故に合わないってこともないし、こういうことは阪神淡路でも東日本でも能登半島でも起きていたと思います。

だから、たとえ飛行機には一生乗らないと決意したとしても、ペットの命を完全に守ることは不可能なんですよね・・・。

 

わが家のネコはどんなお笑い芸人よりも私を笑顔にしてくれます照れ

いや、私だけじゃない、家族全員を、ですね。

このコのいない生活は考えられないラブ

でも・・・ペットを飼うということは、何かを、誰かを心から愛するということは、ときに恐ろしくつらく苦しいものだと感じた年の初めでした。