メンバーの一人が以前
とある広告のクリエイティブを見て
(当社制作ではないです)
「全然イケてないですね~」
「なんでこんなことになっちゃったんだろう?」
とぼろくそに言っていたのに、
先日ぽろっと
「TKさん。なんだか、このクリエイティブ
何回も見ていたら、すごく良く見えてきたんですよね。。
愛着がわくというか、なんというか・・」
ともらしていた。
この意識変容はちょっと注目すべきかも。
2つくらい理由がありそうで、
1つは、
情報発信者(広告主側)寄りの意識が強くなり
市場needsではなく、発信者側のseeds視点になっている。
2つは、
何度も接触することで、最初は突飛に感じていたことでも
「そういうもんなんだ」という意識に変化した。ということも考えられる。
キャラの濃い芸人が最初ドン引きでも、TVに出るたびに、
いつの間にかそのキャラが確立されていくようなプロセスと似ている・・・。
1の場合は、もっと冷静に市場動向を観察するマーケッターとしての
立ち居地に戻って分析しなければいけないのでしょうね。。
例えば自分のクライアントで
「この商品は、開発段階でずいぶん苦労してね、世界初の技術で特許をとってさぁ、
それを形にしたらこうなってね・・・うんぬんかんぬん」
という熱い想いを共有すればするほど、良くも悪くもその想いに近づいて行く。
そして、一緒に空回りしてしまう危険があるということでしょう。
needsを見て助言できなければ代理店の付加価値が問われてしまいますね。
2の場合は、接触回数が一定以上行けば、普通の生活者(ユーザー)にも
同様の現象が起きる可能性が考えられる。
コミュニケーションの設計次第では「あり」かもしれないですね。
いずれにせよ、広告代理店の仕事は
冷静と情熱の間をうまく行き来しなければならないんですね。
バランスが難しいですね。