ハロヲタ~駆け抜けた日々~ 番外編:ハロプロ以前の私の「推し」 | 元ダメ院生の旅と生涯教育ブログ

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前回記事はこちらです
「ハロヲタ~駆け抜けた日々~ 第2章:安倍なつみさん推し・ファンクラブ入会」


ここで一旦、ハロプロと出会う前の私の「推し」についてを綴っていきたい。

高校時代は比較的アイドルオタだったものの、中学時代は鉄道マニア一本だった!
と思っていたが、案外声優やアイドルも好きだったということを今、思い出す。

小学生の頃から懐メロを聞いていた。山口百恵さんや中森明菜さん、松田聖子さんなど、70年代・80年代のアイドル系の歌が好きだった。

特に山口百恵さんの歌は、ほとんど歌うことができる。

中森明菜さんの歌は父親がよく車で流していた。家族旅行をしていた子供の頃を思い出すものである。

 

さらには、サザンオールスターズなど良く聞いていた。
「勝手にシンドバット」「いとしのエリー」などの代表曲の他、「エロティカ・セブン」「夏をあきらめて」「私はピアノ」などを、小学生なのによく歌ったりしていた。

 

また、尾崎豊さんや長渕剛さんの歌を小学生の頃によく聞いていた。

歌詞のメッセージ性が高く、社会や大人達への疑問と反発をぶつける歌に、私は小学校高学年の頃から共感していた。

尾崎豊さんの「卒業」「15の夜」、長渕剛さんの「RUN」「ろくなもんじゃねぇ」「とんぼ」などよく歌っていた。

中でも長渕剛さんの「泣くな、泣くな、そんな事で」は、中学受験の受験勉強や塾通いがつらかった時、何度も励まされた思い出がある。

 

子どもの頃に聞いていた歌というのは、比較的親の影響が大きいのではないかと感じている。

私の家には、アイドルソングのレコードが多く置いてあり、サザンオールスターズの歌のCDはよく聞かされたりしていた。



中学生の頃は、実は、SPEEDが好きだったりしていた。
デビュー曲「Body & Soul」から、ヒット曲の「Go! Go! Heaven」「White Love」など、ほとんどの歌を歌えていた。

さらには、SPEEDが主演した映画「アンドロメディア」(1999年)は、都内まで行き映画館で視聴した。
ただSPEEDは主に、同級生の女子が好きだったグループだった。そのため、男子(それも今で言う「陰キャラ」な私が)では、あまり公言できないという事情もあった。

当時は、テレビのゴールデンタイムでも音楽カウントダウン番組が多く放送されていた。

中でも水曜日に日本テレビ系で放送されていた「速報!歌の大辞テン!!」は、今週のトップテンと同時期の過去のある年のトップテン(例えば今週と1984年の同じ週のトップテン)を交互に発表する形式の番組だった。

懐メロが好きな私は毎週欠かさず見ている番組の一つだったし、人気アーティストだったSPEEDは、頻繁にランクインしていた。

 

また、土曜夜には、「THE夜もヒッパレ」(日本テレビ系)という歌番組があり、SPEEDもよく出演していたのを覚えている。

 


中学2年になってラジオを聞き始めたのも、音楽番組を聞きたかったというものだった。

長野オリンピック(1998年)の時、カーリングのラジオ中継が実に面白かったということもあり、ラジオ放送そのものにはまったという経緯もある。
カーリングは長野オリンピックから正式種目だったが、当時はインパクトがとても強かった。
 

ところがその頃から、文化放送で主に休日に放送されている、A&G(アニメ・ゲーム)番組にハマってしまっていった。

また、「B.L.T.」というテレビ雑誌(東京ニュース通信社)があり、私は創刊当時から最近まで毎月買っていたが、

その雑誌でも、当時からアイドルや声優の情報が非常に豊富だった。


ラジオを聞き始め、アニメ番組にハマりかけていた頃は、
土曜夜の「SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン」(通称「ドリカン」)が楽しみだった。
ドリカンランキング1位を獲得したアニメソングと声優さんの歌は、今でもほとんど歌えるし、当時の思い出が蘇ってくる。

 

日曜日には、飯塚雅弓さんのラジオ番組が本当に好きだった。
日曜の夜、まーちゃんの優しい声とトークに癒され、学校は辛いけど月曜日からも何とか行けると思っていた。


そして、声優の榎本温子さん。
榎本さんはモーニング娘。推しになる前においては、私の一番の推しだった。
当時の公式ホームページでは日記ページを開設(まだブログ等は普及する前だった)しており、毎晩更新を楽しみにしていた。
 

大学受験期はモーニング娘。の歌はあまり聞かなくなっていたが、榎本温子さんの「Be my Angel」などの歌は本当によく聞いていた。


あれから20年、飯塚さんは今でもアメブロで、あの頃ラジオで聞いたトークそのままのような記事を読むことができる。
榎本さんは声優だけでなくナレーターとしても第一線で活躍されている。
当時知った声優さんの多くが、現在でも活躍されているのである。

人は10代にのめりこんだものは、形を変えて生涯の趣味になることが多いと、最近の研究結果があるようだ。
私もやはり、声優さんは今も好きである。

今も変わらぬ優しさを、ありがとう。
 

この場を借りて、御礼申し上げます。