8月16日 東松島矢本グリーンタウン仮設住宅にて、供養会及び納涼会に出席。
       鎮魂のための演奏ライヴ。
       その後、石巻へ。福島からの避難者へ提供のための冷蔵庫等の物資を受け取り。
8月17日 福島から山形へ避難されている方へ家電提供。
8月19日 仙台 演奏&メッセージ活動。
8月20日 石巻・東松島 イベントに参加。
       支援団体間の関係調整。
       復興支援センターにてマッサージボランティア
8月22日 名取ボラバスの現地調査。
       県内二次避難所へ現状調査。
       学生ボランティアリーダーに向けてのファーストエイド講習会。
8月24日 東松島仮設住宅に物資提供。
       野蒜小学校拠点設営。
8月25日 山元町にて作業及びニーズ調査。
       山元・石巻へ団体のコーディネート。
8月26日 名取へボラバスのコーディネート及びボラバス同乗、作業参加。



盂蘭盆会の次の日。やはり僕らは、砂だらけのお寺に。

なんかちょっと心配だったんだ。また誰もいなくなるんじゃないかと思って。
心配は無用だった。
素浪人のようなツワモノ達が、今夜の寝床もないのに、噂を聞きつけて駆け付けてくれていた。

午前中の草刈りに続き、午後は遺体捜索を目的としたガレキ撤去!
泥の中から出てくる杉の枝が、骨に見えるんだよ

気がつくと、みんな口数が少なくなっていた。
だから僕は思わず、また窃盗団の真似をしてしまったよ。






いつもはゴーストタウンのようなこの地域に、とてもたくさんの人が集まってくれた。
倒れてしまったお墓を直すことはできなかったけど、たくさんの花とお線香。
各地から集まってくれたボランティア達による炊き出しと賑わいが。

まだ電気も水道もない。近くに点在する家屋は、被災直後のままのものも多い。

通過点に過ぎないこの日だが、最後の挨拶の時、コワモテの住職の目に涙。

強い海風に砂が叩きつけられるよう。
お寺なのに西部劇に出てくる教会みたいな強い光と影のコントラスト。







お盆の法要のためのボランティア。
看板や絵を描くとってもソフトなお仕事
活動は5ヶ月めにはいったが、こんな学祭準備みたいのは初めて。
なんかいい感じだね。









亘理町の復興祭に。
地元のみなさんとチーム王冠の皆さんに感謝!
こんなに素敵でスリリングで充実していて予測がつかない日々は
はじめてだよ。
生涯忘れはしない決して。

歌手のJADEさんとは初対面だったが、共通の友達がいっぱいで
びっくり〓〓
大きなトラックの助手席に乗る姿が、また絵になるんだ。これが。




















東松島市立野蒜小学校を復興ボランティア基地として、プラスネオを筆頭に協力各団体と整備中です。
まだまだ必要な炊き出しや自宅避難者、仮設住宅への支援拠点となっていくことを祈りつつ。
東松島市の協力も全面的に得られているので、地域のみなさんとさらに交流が深まることを信じています。



7月分活動に関しては、20日までのまとめしかできていないので、申し訳ありませんが、後日のアップとさせていただきます。

まとめの中に記載し忘れている活動の分も、後日、修正いたします。

また、まとめに記載いたしておりませんが、被災地へ行っていない日も、山形内カウンセリングルームにおいて、無償にて心のケアの活動を行っております。


今後の活動方針や方向性も含め、また改めて、ブログにてご報告をさせていただきます。
ご支援くださいました皆さまへ 
心からの感謝を申し上げます。

2011年6月14日~8月2日

コイワケイイチ様
ホンダPOMタカノブ様
シモジマタカヒロ様
ノウミアケミ様
ナカオテツヤ様
ハタケヤマアイコ様
マキジュンコ様
イトウカズコ様
ヨシイケミチコ様
オオタニマサヤ様
アオキサトコ様
ヨシダチエ様
ヤマザキトシコ様
ヤマダテツヤ様
マエハナクミコ様
サトウイクコ様

みなさまの温かなお心に心からの感謝を申し上げます。


人手不足により
ブログ更新及び皆さまへの御礼が
滞っておりましたことに
心からのお詫びを申し上げます。



被災地は救援の時期を過ぎ、
災害ボランティアセンターは閉鎖される所が多くなり、
今後は、復興のための活動とともに、
復興ボランティアセンターへの移行が始まっています。


復興という言葉の影に隠れておりますが、
現地はまだガレキが散乱し、側溝も塞がれたまま、
悪臭が充満しているところが多くあります。

仕事を再開するにも、道具の手直しが必要であったり、
店内の汚れや周囲を片付ける必要があったり・・・
まだまだマンパワーが必要です。


東北以外の地域に現在の被災地の様子は伝わっているでしょうか?
すでに、震災は風化され始めた出来事になってはいないでしょうか?

みなさま一人ひとりの思いが、
現地の人達を救う力となります。
どうぞ、ほんの少しの時間や思いを、
現地へと向けていただけたらと願ってやみません。

どうぞ、みなさまの周りにいらっしゃる方々へも
お伝えいただけたら幸いです。


今後とも被災地支援への活動を
みなさまの思いとともに行ってまいりますので、
よろしくお願い申し上げます。


緑水の森支援活動 代表 大谷哲範 スタッフ一同





報告が滞っており、大変申し訳ありませんでした。
7月末は事務作業に追われ、てんやわんやの日々を送っていました。

事務作業・・・もちろん、それだけやっていられるならば、さほど問題はないのですが、
大谷代表は、山形と宮城の往復。隣の県とはいえ片道2時間半。往復で最低5時間はかかります。

ガレキ撤去等の作業をしつつ、諸々のことをこなしているようです。
彼の携帯は一日中電話が鳴りっぱなし。メールも電話もひっきりなしです
あちらこちらの関係各所との連携をとって行動しているうちに、
いつしかボランティア・コーディネーター業務が主体となり、
関係各位との調整を行いつつ、様々な作業を兼務しています。


緑水の森は零細団体ですので、基本的に誰もが仕事を兼務。
さまざまな方のご協力を得て、成り立っております。

なんでもやる!という代表のコンセプトのもと
いつしか「なんでも屋さん」になっているような。。。


ここで、先週のご報告を少し・・・
水曜日は、大量の保冷剤ほか様々な物資を、宇都宮からご自身の運転で届けてくださった
Yさんと息子さんとともに、東松島大塩の仮設住宅へ。

毎週水曜日に天台宗の炊き出し&カフェで一緒に活動してきたこの仮設住宅は、
住民の方々によって素晴らしいコミュニティーが作り上げられ、
集会所はとても楽しい雰囲気で、人が集まる場になりました。
集会所の中にある小さな一室には図書館が作られ、
仮設内ボランティアによる図書の貸し出しなども行うまでになっています。


行くたびに、元気溢れる場となっていくこの仮設の方々の笑顔とパワーに、
わたし達もまた元気をいただいてきます。
他の仮設住宅もこのように楽しいコミュニティーができるとよいのですが・・・。

Yさん、Yくん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
Yくんのまっすぐなキラキラの瞳が忘れられません。
お手伝い、とってもうれしかったです。ありがとう



土曜日(30日)は、石巻市北上町の橋浦小学校で復興祭へ。
校庭では、炊き出しや抽選会などを行われ、体育館では、演奏や贈呈式が行われました。

鼓風with中島新太さんの太鼓の演奏ほか
地元の演歌歌手のさかえ里美さん
有川小学校の5・6年生の太鼓の演奏
代表・大谷哲範も、この日は演奏者としてPLAYしてきました。
私は、その日の朝に、急に司会をふられ、進行もなにもわからないままに現地入り。
・・・まあ、どうにかなるものですな

(動画を撮ってきたのですが、うまくアップできないので、また今度)


あいにくの雨だったため、体育館の中は、はしゃぎ回るこども達でにぎやか。
演奏中もなんのその。けれど、そのこども達の元気な姿がとても嬉しく感じました。
おじいちゃんおばあちゃんは、演歌を聞いて一緒に歌って元気になっていました。

最後は、まつり太鼓で〆。
みんなで立って太鼓のリズムに合わせて体を動かしましょうと促すものの、はじめはなかなか・・・。
けれど、恥ずかしそうにしていた人達も、小気味良い太鼓のリズムに、次第に体がノリはじめ、
はにかみながらの笑顔とともに、踊りはじめていました。

人が元気になる瞬間。
日常からほんのちょっと離れて、リフレッシュする時間。

そんな活動がもっともっと出来るといいな~
カウンセリングをしなくても、元気になる方法はいっぱいあります。

専門職を持っていなくても、心のケアはできるもの。


帰りがけの車の中で大谷が、
「キミ、演歌歌いなさい。ボクはギターを高い位置で弾く役をやるから。どさまわりをしに行くんだ。」と。。。

そんな芸も、また楽しいかもね・・・


できることをしよう。
ムリをする必要はないから。

できることはなんでもやろう。
自分も一緒に楽しみながら

そうじゃなきゃ、続けていくことは難しいから・・・。


わたし達に気兼ねして、
ボランティアに参加に足踏みしていらっしゃる方もいらっしゃるようですが、
こちらはいつでもオープンです。

一緒にできることをやっていきましょう。
いつでも連絡くださいね。

                          緑水の森支援活動スタッフ  志村友理








気仙沼市立鹿折小学校から一通の手紙

かなり厚い封筒の中に入っていたものは、こども達直筆の手紙でした。

校長先生からのご丁寧な御礼の言葉ととともに、同封されていた数々のこども達の思いと、
前に向かって生きていくその姿に、思わず涙が溢れました。


たくさんの方の温かな思いが、被災をされた一人ひとりの心に灯を点したことを思いました。
支援者と被支援者という線引きなどない、人と人との心の交流を大事にしていきたい。
そんな思いの数々により、小さな笑顔の花を咲かせることができたのかもしれません。
みなさんと共に培ってきた優しさの種が、世の中に少しずつ芽生え、
いつか大きな実りをもたらすことができますように・・・


いつか、このご縁に繋がる皆さんが、一同に会する日がくるといいな~と思いながら、
このブログを書いています。



活動をはじめてもうすぐ5カ月。
震災関連のニュースは、少なくなってきているように感じますが、
現地では、まだまだ新しい生活を始めることもままならない方が大半です。

災害支援ボランティアから、徐々に、復興支援ボランティアが必要となってきている現地です。

みなさんお一人お一人のおチカラが、まだまだ必要とされています。
現代の速い流れに、風化されてしまいそうな大震災ですが、
どうぞこれからも、心を向けていただきますよう、お願い申し上げます。


                                               緑水の森支援活動 志村友理
                                                            スタッフ一同