報告が滞っており、大変申し訳ありませんでした。
7月末は事務作業に追われ、てんやわんやの日々を送っていました。

事務作業・・・もちろん、それだけやっていられるならば、さほど問題はないのですが、
大谷代表は、山形と宮城の往復。隣の県とはいえ片道2時間半。往復で最低5時間はかかります。

ガレキ撤去等の作業をしつつ、諸々のことをこなしているようです。
彼の携帯は一日中電話が鳴りっぱなし。メールも電話もひっきりなしです
あちらこちらの関係各所との連携をとって行動しているうちに、
いつしかボランティア・コーディネーター業務が主体となり、
関係各位との調整を行いつつ、様々な作業を兼務しています。


緑水の森は零細団体ですので、基本的に誰もが仕事を兼務。
さまざまな方のご協力を得て、成り立っております。

なんでもやる!という代表のコンセプトのもと
いつしか「なんでも屋さん」になっているような。。。


ここで、先週のご報告を少し・・・
水曜日は、大量の保冷剤ほか様々な物資を、宇都宮からご自身の運転で届けてくださった
Yさんと息子さんとともに、東松島大塩の仮設住宅へ。

毎週水曜日に天台宗の炊き出し&カフェで一緒に活動してきたこの仮設住宅は、
住民の方々によって素晴らしいコミュニティーが作り上げられ、
集会所はとても楽しい雰囲気で、人が集まる場になりました。
集会所の中にある小さな一室には図書館が作られ、
仮設内ボランティアによる図書の貸し出しなども行うまでになっています。


行くたびに、元気溢れる場となっていくこの仮設の方々の笑顔とパワーに、
わたし達もまた元気をいただいてきます。
他の仮設住宅もこのように楽しいコミュニティーができるとよいのですが・・・。

Yさん、Yくん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
Yくんのまっすぐなキラキラの瞳が忘れられません。
お手伝い、とってもうれしかったです。ありがとう



土曜日(30日)は、石巻市北上町の橋浦小学校で復興祭へ。
校庭では、炊き出しや抽選会などを行われ、体育館では、演奏や贈呈式が行われました。

鼓風with中島新太さんの太鼓の演奏ほか
地元の演歌歌手のさかえ里美さん
有川小学校の5・6年生の太鼓の演奏
代表・大谷哲範も、この日は演奏者としてPLAYしてきました。
私は、その日の朝に、急に司会をふられ、進行もなにもわからないままに現地入り。
・・・まあ、どうにかなるものですな

(動画を撮ってきたのですが、うまくアップできないので、また今度)


あいにくの雨だったため、体育館の中は、はしゃぎ回るこども達でにぎやか。
演奏中もなんのその。けれど、そのこども達の元気な姿がとても嬉しく感じました。
おじいちゃんおばあちゃんは、演歌を聞いて一緒に歌って元気になっていました。

最後は、まつり太鼓で〆。
みんなで立って太鼓のリズムに合わせて体を動かしましょうと促すものの、はじめはなかなか・・・。
けれど、恥ずかしそうにしていた人達も、小気味良い太鼓のリズムに、次第に体がノリはじめ、
はにかみながらの笑顔とともに、踊りはじめていました。

人が元気になる瞬間。
日常からほんのちょっと離れて、リフレッシュする時間。

そんな活動がもっともっと出来るといいな~
カウンセリングをしなくても、元気になる方法はいっぱいあります。

専門職を持っていなくても、心のケアはできるもの。


帰りがけの車の中で大谷が、
「キミ、演歌歌いなさい。ボクはギターを高い位置で弾く役をやるから。どさまわりをしに行くんだ。」と。。。

そんな芸も、また楽しいかもね・・・


できることをしよう。
ムリをする必要はないから。

できることはなんでもやろう。
自分も一緒に楽しみながら

そうじゃなきゃ、続けていくことは難しいから・・・。


わたし達に気兼ねして、
ボランティアに参加に足踏みしていらっしゃる方もいらっしゃるようですが、
こちらはいつでもオープンです。

一緒にできることをやっていきましょう。
いつでも連絡くださいね。

                          緑水の森支援活動スタッフ  志村友理