6人目は来ヶ谷唯湖さんです。ちょっぴりお茶目な姉御肌。
なんでも知っているクールなお姉さん。楽しそうなことだと思うと顔を出してきたり、少し百合気味だったりするけど、みんなから一目置かれている、そして、なぜか小毬ちゃんを苦手とする「ゆいちゃん」です。
こんなお姉さんと理樹と恋愛なんてと思うような組み合わせですね。
でも、物語そのものは結構まったり流れていき、好感の持てるルートでした。
ただラストになるとリトバスの秘密が大きくかかわってくる難解なルートでした。でも、物語を進めていくうちにその謎は解け印象深い話となりました。
そして、このルートはパトラッシュが出てくるような方向性ではなかったですが、巷の評価も納得するお話でした。このルートは鈴を除く5人の最後に攻略して良かったと思いました。
エンディングソングの「Song for Friend」がとても世界観を表わしていて良かったです。テーマ曲の心色綺想曲もいい曲ですね。この曲は弾いてもいいかなと思いました。
尚、野球は4-1で負けました。一度勝つと相手が強くなるらしく苦戦しました。
以下ネタバレ(かなりリトバスの核心に触れます。Refrain攻略後に来られることをお勧めします)
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世界の秘密を知っているがゆえに自分は一線を引いて前に進めないといけないとわかっている来ヶ谷。だけど理樹を愛してしまったばかりに永遠の日々を繰り返し続ける
途中、いじめの話が出てきましたが、まあ、来ヶ谷さんがうまく解決して行きました。ここらへんから感情を表に出すようになって、理樹がはまっていった感じです。
恭介たち周りも花火のイベントとかで盛り上げてくれて、リトバスらしい話の持っていきかたでした。
そして、告白。だけど、失敗。予想はつきました。ここで、うまくいったら話が盛り上がりませんからね。
でも、来ヶ谷さんも逆に気になって気になって自分の思いに気づいていく。そして、放送室で二人楽しい時間を過ごすこととなる。
だけど、その幸せも歯車が狂いだす。みんなが二人は付き合っていることを忘れ出す。あんなに手伝ってくれたのに。しかも、来ヶ谷さんまでも。そして、繰り返される6月20日。
途中までいい雰囲気で行ったのに、まるで呪われているかのように6月20日から進みません。その世界に入った理由も、来ヶ谷さんが願ったことによってなぜ歯車がくるって二人は忘れなければいけないのか?
最初はさっぱりわかりませんでした。
でも、本当に来ヶ谷さんの夢の世界なんですね。その夢が終わるとき、現実世界に戻される。だから、永遠に6/20のままで終わらせたい。だけど、同時に理樹の夢の世界でもあり、恭介の夢の世界でもある。理樹たちを現実世界に引き戻すのが一番。それがわかってるから理樹の告白を断ったけど、どうしても惹かれてしまう。そんな葛藤があったんですね。
そして、このルートには二つのTRUEENDがありました。夏服の来ヶ谷さんがピアノを弾くシーンと秋に来ヶ谷さんが告白するシーンです。夏服のシーンの方が物語的にはきれいなのですが、秋の告白シーンの方が納得感があります。というか、もしかして唯一の個別ルートのエンディングでは現実世界での出来事? と思えてきます。まあ、来ヶ谷さんならやりかねませんが。そして、そのあとどうなったんでしょうか? 鈴と小毬ちゃんはかなり怒りそうですが。想像すると楽しく思えてきます。
告白シーンの後のエンディングソングAlicemagicでちょっとうるって来てしまいました。
リトルバスターズ! エクスタシーラバーキーホルダー「来ヶ谷唯湖」
