ゾイド徒然草 -34ページ目

月刊ゾイドグラフィックス Vol.7 シーパンツァー

 凄絶! 素組み十番勝負、第七戦。

 ストパン? 漢ならシーパンだろう!
 ということで、最も復刻が待たれていた傑作キット、シーパンツァーを組んだ。実は私も完動品を手にするのはこれが初めてである。

シーパンツァー

 気品すら漂うシーパン様のお姿。
 生物感、メカ感ともに満点であり、現実の兵種にはない海底戦車という設定がまた味わい深い。19世紀のSFチックな。

手動ギミック

 外殻がスライドして現れるミサイルなど、手動のギミックもありプレイバリューは高い。



 なにより、動きが面白い。モルガ、マルダーと並んで三傑と言ってよかろう。いや、時期にヴァルガを混ぜて四天王になるのか。
 小学生のころ、夏になると閖上からおばあちゃんが校門の前までヤドカリの行商(?)に来た思い出が蘇る。時間すら逆行させる恐るべきシーパン魔力!

 さて、冊子で数ヶ月遅れのバトスト鑑賞。正直、この筆力ではキンゴジュ自爆に説得力を感じない(苦笑)。

つづく

[fg]の話

 最近、就寝前に[fg]をチェックしている。主に美少女フィギュアを見るため。

 フィギュアや模型をテーマにした新しいSNSだ。


フィギュアコミュニティサイト fg


 先頃、社長さんがアメブロでブログもスタートさせた。当ブログを取り上げていただいたこともあり、微力ながらこの機に宣伝させていただきたく思う。


 fgでは会員各々が自作、改造、素組み、出来合の別なくフィギュアや模型の写真をアップし、それを評価し合うことができるシステムになっている。獲得した得点によってランキングされ、上位陣は大きく取り上げられる。

 さすがに上位陣は技術・センスに優れたものがあり、唸らされる。うーん。

 もちろん、ゾイドが上位に来る日もある――っていうか、最近はゾイドばかりなのだが。別の意味でうーん、と唸ってしまう。


 現実世界でのゾイド人気を考えると、少々不自然な評価がここのところ続いていたのである(いや、作品はもちろん素晴らしいのだが)。政治的意図による組織票の存在が疑われる状況だ。昨晩ついに当事者の作者自ら問題提起の声を上げる事態となった。組織票はどうも第三者の手によるものらしい。


 各作品への投票は一日一回、というシステムのため、同じ人が何度も投票できることが問題の根幹にある。このため、少数のグループ(もしくは複アカ)がランキングに大きな影響を及ぼすことができてしまう。

 この問題に対処するため、一アカウントにつき一回だけの投票が提言されたのである。私も各作品に対して一アカウントにつき一回だけ投票できるいうシステムの方が評価の公平性という点で良いのではないかと思うのだが、本日発表された運営の談話では現行システムが当面維持されるという。ランキングは絶対的な評価ではなく、作品を見つけるための目安だという見解の相違によるものである。まぁ、その理屈も分かる。うーん。


 個人的な美意識の話になるが、こういう遊びの場に置いての組織票は汚い、と感じる。ゾイド乗りの戦い方ではない。

 コミュニティが楽しい場であるように、構成員全員が節度ある使い方をしていかなくてはならないと思う。

月刊ゾイドグラフィックス Vol.6 ガイサック

 凄絶! 素組み十番勝負、第六戦。


 ゾイグラのガイサックと少々前の商品にさかのぼるが、仕方がない。積んでたんだもの。


ゾイド徒然草


 さすがにガイサックならば目をつぶってても組み立てられる。ちょちょいのちょい。

 いやー、いいね、ガイサック。傑作。天衣無縫。


 傑作キットであると同時に、(何度か言っているが)子供時代に最寄りジャスコで買ってもらった思いでのゾイドでもある(そのとき弟はゴドスを買ってもらった)

 骨ゾイドしかなかった時代に突然変異のように現れた「重装甲スペシャル」はそれまでにないミリタリー風味が含まれており、「ゾイドが凄いことになってる!」と思ったものである。


 さて、付属の冊子ではリバセンのバトストが開始となるわけだが、実はこれも読んでいなかったのでウラシマ状態のカルチャーショック連続。ビビビ!


つづく

最珍TCG「マイアース」爆誕!

 本日書店で異様なオーラを放つ商品を見つけた。どうやら新しいトレーディングカードゲームのようだが……


ゾイド徒然草


 な、なんじゃこりゃあ!?


 俄然気になり、パッケージを手にとって裏返してみる。そこに書いてある説明によると……


マイアースとは

地球守護プレイヤーと環境破壊プレイヤーが地球の未来をかけて戦う、壮大なスケールのトレーディングカードゲームです。

多彩なカードを使いこなすうちに、地球環境の様々な「つながり」を学ぶことができます。


 うーむ、あれか? エデュテイメントってやつか? 環境教育のための。

 しかしその割にはブースターパックまで売っていて商売っ気も感じる……

 珍品好きの血が騒いできた!


こりゃ買うしかねーな!


 というわけで、渋る友人にも無理矢理スターターを買わせて対戦してきた。よって今日のゾイド作りは中止だ。


 システム的には場に出した【みなもと】カード(MTGで言う土地)の枚数に応じて各種手札がプレイできるようになるオーソドックスなもの。お互い【対決】カード(MTGでいうクリーチャー)を繰り出していき、相手の「地球ライフ」をゼロにすれば勝利だ。【サポート】カード(MTGでいう呪文)で戦局を変えることもできる。


 特徴的なのは、プレイヤーが地球守護の「青の地球」と環境破壊の「赤の地球」に分かれてプレイする点であり、それぞれ使用するカードも分かれていることだ。箱を開けてみれば青のデッキと赤のデッキが一組ずつ入っていた。ということはスターターが1セットあれば遊べるのである(無理に友人に散財させることもなかったな)。

 まぁ、そのへんの詳しいことは公式サイトを参照して欲しい(多分笑う)。


地球環境カードゲーム マイアース


 ひとしきり遊んでみた感想は「自然強ぇ!」と言うことだ。どうも赤の地球より青の地球のほうが強いバランスでデザインされているとしか思えない。 これでは判官贔屓で地球を滅ぼしたくなってしまうではないか。友人も「俺たちが少しくらい環境破壊したってまだ大丈夫なんじゃね?」とか言い出す始末。環境教育が目的で開発されたのに、逆効果ではないか(笑)。


 なお、オリジナルのカードを生成するカードジェネレータも用意されている。デザインしたカードはサイト上に発表することもでき、「良いものがあれば、カード化される」可能性もあるようだ。が、すでに子供の遊び場になっており、狙った教育効果が出ていると断じることはとてもできない(笑)。


My Earth カードジェネレータ


 おそらく置いている店は少ないであろうが、調べてみると幸いなことにAmazonでも取り扱っていた。レビューを見るとバランスの悪さに本気で怒っている者もいるわ、他にレビューの無いアカウント(=工作員)ばかりだわ、ツッコミどころ満載(笑)。


地球環境カードゲーム マイアース 基本パッケージ 陸
地球環境カードゲーム マイアース 基本パッケージ 川
地球環境カードゲーム マイアース 基本パッケージ 海
地球環境カードゲーム マイアース 入れ替え用パッケージ

 どこを切り取っても理念が空回り、失笑必至の「マイアース」。個人的には今年のベスト5に入るヒット商品である。

GRZ-04 ダークネシオス

 凄絶! 素組み十番勝負、第五戦。

 やたらバッシングされているダークネシオスを組んでみた。



 元キットのパーツを流用しつつのモチーフ変更、これは我ら一般のサマーボーイのようなアプローチである。寒い時代で開発費も限られているだろうし、コンセプトとして理解できる。コンセプトは。


 しかしゼンマイを巻いたときのガッカリ感といったらなかった、というのが偽らざる感想である。

 ただ、雑誌インタビューで言及された歩行補助のアタッチメントがオミットされた件だが、これを批判するのは的はずれだと言っておこう。あくまでもスタンドにディスプレイしたうえで動きを楽しむというのが主眼なのだから。

 だが、その肝心な動きが、しょっぱくはないか?


 まず、やけにセカセカした動き。そういえばブラキオスは意外と俊足だったものなぁ。あのキレを継承しているのだから速いはずだ。だが、私の脳内の首長竜はもっと悠然と泳ぐ。断じて水面下の白鳥のような必死さではない。

 また、左右を交互に掻くのもイメージとのズレがある。恥ずかしながら見聞が狭く、実際に首長竜が泳ぐところは見たことがないのだが、ウミガメのそれを想像して大過ないのではないかと思っている。

 これらを解消するためには、左右同期するようにクランクの向きを変え、ギヤ比を調整した新型ゼンマイユニットが必要だったのではないか。予算がそれを許さなかったのは容易に想像が付くが……


 がっかりさせない期待にこたえて素敵で楽しいいつものゾイドを捨てないで欲しい。切実!