東福寺保雄《モトクロスな毎日》 -7ページ目

「みんなで作りたいからクラウドファンディング立ち上げました!」

今日、クラウドファンディングを立ち上げました。

初めてのことで、準備に随分と時間がかかりましたが、何とかアップできるところまで漕ぎ着けました。

(マネージャーは推奨画素数で作ったらしいのですが、写真画質の悪さにがっくりしています笑)

 

先日から僕が提案していた《観客スタンドを作りたい!》というブログに共感して下さった方々から「こういうことは出来ないか?」とか「これもやりたいんだけどやって貰えないか」などいろいろな反響を頂きました。

 

どれも納得のご提案なのですが、全てに共通して言えることは、それなりにコストがかかることです。僕の提案する《観客スタンドを作りたい》も同じです。そして、皆さんがぶつかる壁と同じように、個人のお金や想いだけでは形にならないということです。

 

前にも書きましたが、この観客スタンドは改革の第一歩です。

 

早速、前売券をご購入して頂いた方もいらっしゃいます。ありがとうございます!

僕のチーム員も一緒に前売券の販売を手伝ってくれたり、九州でも「開幕戦の前売券を頑張って売ります!」とご連絡をくださったえびすガレージ様、そして、フェイスブックでも応援して頂いている藤さんをはじめ、コメントで応援して頂いている皆さん、本当に心強いです。

 

僕は皆さんと一緒に出来ることから変えて行きたいと思っています。これが出来たらもう一歩、更にもう一歩と変えていきたいです。

今は交通機関も発達して、時間的距離感と実際の地図上の距離感はイコールではありません。実際に、僕のチームには関東から熊本に、日曜日だけ日帰りでお手伝いに来る方もいます。(飛行機は早割で安く購入してます) それが出来る程、熊本は関東から時間的に近いわけです。(ちなみに関東~札幌間も安くて近いです)

 

【僕はこの活動を全国に伝えていきたいと思っています。】

 

つまり、僕たちは前売券をどの地域でも販売しますし、どの会場の分でも僕たちは販売します。1人でも多くの人に会場に来て欲しいので、いろんなことにチャレンジしていきます。もちろん、今までのご提案も決して忘れてはいません。みんなで想いを形にしたいですね。

 

東福寺保雄

「サスペンションに気付きを与えてくれた人」

僕がFacebookを始めてまもなく、あるアメリカの青年からメッセージが届きました。

[ Aki が病気で 東福寺さんに連絡をして欲しいと頼まれてメッセージを送っています ]

 

僕は英語が話せる訳ではないので、最初は何か変なメールが届いた!とビビってしまいましたが、マネージャーに見てもらったところ、アメリカにいる友人が病気で入院していること、もう治療を拒んでいること、僕に会いたいと言っていることなどが書かれていました。

 

そして、それから1ヶ月程で友人は亡くなってしまいました。

 

その人というのは「佐々木あきらさん」と言ってAMAライダーのマイク・アレッシーのサスペンションを作っていた人で、僕がヤマハ時代に出会ったメカニックでした。佐々木さんはライダーではないのに、ライダーの言葉をとてもよく理解してサスペンションを合わせてくれる人でした。

その後、僕はホンダに移籍し、佐々木さんも独立してサスペンション屋さんになりました。暫くは会うこともなかったのですが、お互いに何をしているのかという情報はありました。

僕は現役を引退して、現在のT.E.SPORTで全日本選手権を追いかけながら「もっと良いマシンを作ることはできないか…」と考えていたある日、佐々木さんと再び連絡を取ることになりました。

 

佐々木さんはアメリカで仕事をしていました。お互いに近況報告をしつつも話はマシン談義へ。そこで思いがけない話を聞くことになりました。サスペンションのチューニングについてだったのですが、本当に目から鱗というか、長年疑問に思っていたことが、雲の隙間にうっすらと光が差し込むように答えが見えかけた瞬間でした。居ても立っても居られない感情に駆られ、試作品を作りました。

そして、忘れもしない、しどきでのテストライドは本当に嬉しくて楽しくて、いろんなラインを、ギャップを試し、時が経つのを忘れて乗りました。現役をおりて暫く経つ僕にはとても考えられない時間を楽しく乗ることができたのです。

着替えの時には足が攣ってしまったけれど、僕は笑っていました。

 

次の日からまた、佐々木さんと電話会議でした。日本のコースだったらもっとこうした方が、このサスだったらエンジンもこうした方がとか。毎日国際電話で4~5時間、従業員に呆れられるくらい話し、午後はずっと試作品をつくり、完成したらテストをする日々が続きました。気付けば、こうして佐々木さんと研究したメモは(サスペンション以外も含めて)ファイルが2冊になっていました。

 

その後、エアサスをきっかけに、佐々木さんはKYBの方式での研究を進め、僕はホンダのマシンを追求する為にSHOWAの研究に専念していき、お互いに結果報告の電話をするようになりました。この頃から、アメリカと日本ではコースの大きさや土が違う為、佐々木さんが考えるサスペンションと僕の求めるサスペンションには微妙な差が出てきました。お互い性格も分かっているし、認め合っていたので、絶対この方がいい!などと口論になることは勿論ありませんでしたが、ただ、少し元気がなく、この頃から病魔が迫っていたことは間違いありませんでした。

 

佐々木さんは、日本ではもう自分の理解者が少ないと感じていた為、体調が悪くなっても、帰国することは考えていませんでした。

 

それでも、昨年はレースシーズンになると、レース後必ず電話をくれました。レースの内容を聞いてはアドバイスをくれました。本当に研究熱心で、モトクロスが大好きな人でした。

 

僕は、最後に佐々木さんに会いに行くことは出来なかったけれど、改めてこのファイルを見ると本当に《感謝を伝えたかった》と後悔しています。

あの時の感動は忘れられないし、今の僕のサスペンションチューニングの基礎的な考え方は佐々木さんから学んだ物です。

モトクロスはライディングも含め、様々な変化を味方につけられるかどうか…完璧なライダーもマシンもありません。しかし、ライダー(ライディング)を理解して、マシン構造を理解して、そのチューニングの考え方で合わせていくことによって、より個々のパフォーマンスを上げることが出来ると思っています。

 

モトクロスという競技を日々追求することは、佐々木さんやモトクロスに関わった先輩方に対する敬意と僕の生きがいでもあります。

きっと僕も人生の最後までモトクロスを追求していくのだろうと感じています。

 

佐々木さん、ありがとうございました。

 

東福寺保雄

「全日本会場までの公共交通手段…調べたことありますか?」

混雑が予想されるイベントのほとんどは《公共交通機関をご利用ください》としています。

 

埼玉県川越市で開催される全日本モトクロス選手権第2戦は、他の会場に比べて交通の便は良い方だと思いますが、僕自身車以外でコースに行ったことがないので、全く分かりません。

 

もしかしたら、選手のほとんどの方が同じではないでしょうか?

 

そこで調べました(正確には調べてもらいました)!

①所要時間約30分

JR川越駅/東武東上線川越駅(東口)~東武バス(7番:上尾駅行き)~入間大橋下車(徒歩5分) 

 

②所要時間約20分

JR高崎線上尾駅(西口)~東武バス(6番:川越駅行き)~入間大橋下車(徒歩5分)

 

え?けっこう近い気がしてきました!(笑)

もちろん川越駅や上尾駅までの時間は入ってませんが、池袋~川越は東武東上線で30分だし、東京~上尾駅は上野東京ライン(高崎行き)で40分と、普段の通勤で1~2時間かけてるサラリーマンに比べたら普通の時間じゃないですか?

 

『都心からめちゃくちゃ近いじゃないですか⁈』

 

これは、盲点でした。

自分たちが車でしか行ったことがなかった為に気づかなかったわけです。

今まで、選手の学校の友達は交通手段がない為、なかなか応援に来るのは難しい状況でしたが、ちゃんと説明できればもっと気軽に誘うことが出来ます。

 

また、例えば、仲良しグループの中にどうしても用事があって早く帰りたい人がいる場合にも、公共交通機関が使えることがわかっていたら「行けない」から「途中で帰る」という選択肢が増えるわけです。

 

そして、帰りの際の渋滞や交通整理問題、駐車場問題、全ては都内イベント同様公共交通機関をお勧めすることにより、解決することも多く、また、電車やバス会社に喜ばれるイベントにもなり得るわけです。

 

まだきちんと調べたことのない方は、ぜひ一度調べてみてください。それによっては「あの人も誘ってみよう!」という気持ちが起きるかも知れません。

 

東福寺保雄