複合セッション実例１－７：生ける屍だったTさんに１２０分で起きた変化

金倉真以（かなくらまい）です。

私のブログのアクセスをメキメキと上げてくれているこのシリーズ。

↓↓↓前回までのお話はこちらから↓↓↓

複合セッション実例１－１：もう会社を辞めたい･･･とご相談くださったTさんの鑑定例です。

複合セッション実例１－２：手相が生ける屍･･･そんなTさんの原因を探りました。

複合セッション実例１－３:Tさんの現状と課題が明確になりました。

複合セッション実例１－４：人間関係に悩んでいたTさん、原因は思いがけない所にありました。

複合セッション実例１－５:トラブルの原因がわかったTさん。解決に向けてどう動くべきか？

複合セッション実例１－６：頼みごとを断れずに疲弊していたTさん、本当の在るべき姿とは。

Tさんシリーズは今回で最後！

次はまた違う方の実例を準備しています^^

さて、

もうすっかりお悩みは解決したように見えるTさん。

ですが、長年もっていた思い込みはそんなにすぐにはなくなりません。

どんなに解決したように見えても、

潜在意識（無意識）から変化していただくために、心理セラピーをさせていただいています。

Tさんにさせていただいた心理セラピー、

イメージしていただけるようにできるだけ詳しく書かせていただきますね。

【必要な心理セラピー】

子供としての役割を終えるために、小さいころの自分になっていただきました。

椅子を並べて、１つ１つの椅子を家族１人１人だとイメージしていきます。

そして、お父さんとお母さんんに本当は嫌だったこと、

本当はどうしてほしかったのかを伝えていきました。

小さな頃の自分を思い出しながら、

目の前に座っている姿を想像していると･･･

涙が止まらなくなってしまう場面もあり、

少しづつ進めていきました。

小さな頃の自分の気持ちを思い出し、

その時の感情を振り返ります。

頑張らなきゃ！そうがんばっていた小さなNさんに、

「子どもなんだから、頑張らなくていいんだよ。」

そう声をかけ、

家族にたいして「申し訳ない・・・。」と思い続けていた気持ちに寄り添います。

次に、

お父さんの椅子に座って、その当時のお父さんの気持ちを感じていただきました。

お父さんになったつもりでイメージしていただきます。

「今、お父さんはＮさんにどんな気持ちか感じることはできますか？」

その質問に、

「そんなに辛い気持ちだったとは気がつかなかった。」

と応えました。

そうなんです。

お父さんはわざと嫌な気持ちにさせていたわけではなかったんです。

忙しさのなかで必死で生きてきたんです。

そのことを、ご自身の心で感じられました。

次にお母さん、お兄ちゃん、弟さん･･･

家族みんなが自分に対して

「自分だけ好き勝手して」

そう思っているだろうと勝手に思い込んでいましたが、

誰もそんな風に思ってはいませんでした。

そして、

本当に言いたかった言葉をお父さんお母さんに伝えました。

「私はお父さんとお母さんの問題は解決できません。お父さんとお母さんの問題は二人に返します。私は私の人生を歩んでいきます」

この言葉をしっかりと伝えることができました。

最後に。。。

今までずっと、見て見ぬふりをしていた小さい時の自分に
「今までずっとほっておいてごめんね。今日迎えにきたよ」と声をかけて、イメージの中で抱きしめていただきました。

小さな頃の自分を抱きしめ、

大丈夫、私がついてるからね。

辛かったね、よくがんばったね、

そう声をかける時間は、

もうＮさん１人の世界になっています。

え・・・恥ずかしいんですけど。

そうおっしゃっていたTさんも、

すっかり私の存在を忘れておられました。

「私、もう大丈夫です！」

そうやって帰っていかれたTさん、

彼女からいただいた感想と、

その後の近況もご紹介させていただきます。

【結果検証】

帰るときには６ちゃん全開の満面の笑みになっていたTさん。

『私が助けなくても大丈夫。私じゃない方がいい。』

お伝えした魔法の言葉を何度も呟きながら、

「じゃぁ・・・あれもこれもそれもどれもぜ～んぶお断りします。私じゃない方がきっといいと思いますし！そうだそうだ！！」

いらっしゃったときとは別人になったかのような姿に、

おかしくて私もクスクス笑ってしまいました。

「絶対！！ブログに書いてくださいね！！悩んでる暇あったら真以さんに会いにくるべきやわ！」

そうおっしゃって豪快に笑いながらお帰りになられました。

その後、メッセージをいただきました。

～前略～

思い切って、全てのお仕事依頼ではない仕事の相談はお断りしました。

大丈夫かな･･･と心配していたのですが、

断った会社さんも自営業者さんも皆、

いつもと変わらない様子でした。

変わらず元気に働いてますし、

ちゃんと元気に生きていました。

『私が勝手に私がどうにかしなきゃ！してあげなきゃ！！』

と、でしゃばって彼ら彼女らの本来持っている能力を潰してしまってたんだな･･･。

と反省しました。

自分が安受けあいすることで、

私に頼りきり、

自分では何も試行錯誤せず、

私が手一杯になって距離をおくと自爆する・・・

そんな最悪のルーティンをつくってしまっていたように今は感じます。

～中略～

変わるべきは自分だったんだ、それが一番の学びでした。

私は私が大事にしたい人、家族・スタッフ・クライアントを全力で守っていきたいと思います。

そして、今は守っていける自信があります。

本当にありがとうございました。
悩んでいるくらいなら、真以さんに会いにいき！！

と声を大にして言いたいです。