今日はバレンタインデーですねハートラブラブ

 

バレンタインデーにちなんで、昨日の「赤」の記事は、今日書けば良かったなぁ・・・と・・・汗

 

普段、あまりそうやって、こじつけて考えていないものであせる

 

娘がお友達に配ると言って、作ったチョコ ラブラブドキドキラブラブ

 手作り感満載ラブラブ

 

さてさて、今日の絵本です星

 

バレンタインデーとは関係ありませんが、以前ご紹介した Allen Say の作品です。

 

「異文化」描写が素晴らしいAllen Sayですが、adoption をテーマにした絵本があります。

 

日本ではあまり身近に感じることがない養子縁組ですが、養子養女として新しい家族のもとで暮らしている子どもたちを、アメリカでもノルウェーでも、ここシンガポールでも、見てきました。

 

この手の絵本は「私たちは、こうしてあなたをココに連れてきたのよキラキラ」という

ハッピートーンハートで描かれているものが多い印象を受けます。

 

某ハリウッド女優も絵本を出版してますね。自身が朗読もしてます。

 

とてもシリアスなテーマであり、作品としてもセンシティブにならざるを得ない題材であることは認めますが、あまりにも「光が当たっている部分晴れ」のみが強調されている作品が多いのが気になります。

 

その点、Allen Say は問題の核心に焦点をあてつつ、子どもと家族の成長 宝石緑を上手に描写しているところが、とても評価できます。

 

主人公 Allison の表情が少しずつ 変化していく過程 キラキラが何とも素敵です。

 

リアルチョコに、そしてポジティブ音譜に、という表現が、他の絵本にはない魅力音符だと思います。

 

Allison も含め、こういう運命をたどる子どもの人生は紙一重だなぁと実感します。

 

フォーカスするところが変われば、幸せにも不幸にもなり得る。

 

だからこそ周りの大人の意味付けって、とても重要キラキラだなぁと感じます。

 

娘がノルウェーの小学校で一緒だったクラスメイトの中に、ノルウェー人の両親のもとで暮らしている中国人の女の子がいます。

 

一番仲が良かったわけではありませんが、今でもクリスマスカードを送ってきてくれるのは、彼女一人です。

 

毎年クリスマスカードで成長を確認しながら、彼女にとって、アジアというのは、近いようで遠い、そんな存在なのかなぁと考えてます。

 

十数年前、結婚式でフラワーガールピンク薔薇の一人を務めてくれた子は、ニューヨークの大学教授の父と、メトロポリタン美術館の職員の母と共に暮らす中国生まれの女の子でした。しかも、とっても歳の離れたお姉ちゃんというボーナス付き流れ星

 

どんな人生も周りの大人が、その経験をどう意味付けするかで、大きく変わってきます。

 

現実はしっかり直視しつつ、でも、子どもの輝く未来のために、どんな経験であってもポジティブな面を強調していきたいですね。

 

表紙の工夫も何ともAllen Say らしいハート