昨日の練習でメイン2本を使い分けた。
① ビスカリア+両面09C
② 丹羽孝希ZC+両面V22
この2つの比較をちょっとだけ
誤解しないでほしいのはどちらもハイレベルな性能の中での比較であり、二者の比較で劣るからと言って、良くないということでは決してない。
回転
① > ②
回転量は①
回転のかけやすさは②
スピード
① = ②
この項の評価は難しい。
全体的なスピードとスピードの出しやすさは①
強打時のスピードとスピードの緩急をつけやすいのは②
弾み
① < ②
弾みはラケットとラバーともに②の方が優れている。
台上
① ≧ ②
ここは粘着テンションの独壇場
と思いきや、
②は弾みと反発力が高い割りに、台上は緩急をつけやすく長短のコントロールも良い。
打球感
① > ②
①は粘着の引っ掛かりと硬めの感触。自分で打っている感あり。
②はとにかく軽やかな打感と反発力。自分というより用具が打っている感あり。
コントロール性
① < ②
09Cに慣れないとこのくらいであるが、09Cに慣れれば ≠ で良いかもしれない。
扱いやすさ
① < ②
やっぱり、09Cはそれぞれの技術に対して、テンション以上に相応の打ち方が必要。そういうことから09Cを諦める人も多い。なので << くらいでも良いかもしれない。
②は軽やかな打感による自在性の高さがある。
金属音
① >> ②
強打時の金属音は圧倒的に①
②の方はあまり鳴らないかも。
グリップのフィット感と操作性
① ≠ ②
ビスカリアは唯一満点のグリップであったが、丹羽孝希ZCもビスカリアに匹敵するグリップである。驚いた。
という感じである。
上記比較の優れた点をまとめると以下のようになる。
① ビスカリア+両面09C
引っ掛かりによる回転量が豊富で、自分で打っている感があり、強打時のスピードと金属音が気持ち良く、台上のコントロールが抜群で、グリップの形状と操作性が良い。という感じである。
使っていて面白いのは①である。
いろんな技術を駆使できるし、技術に合わせた様々な打ち方を楽しめる。
② 丹羽孝希ZC+両面V22
軽打~強球でスピードと弾みが出て、その割に台上のコントロール性が良く、軽やかな打感と高い反発力があり、扱いやすく、グリップ形状と操作性が良い。という感じである。
楽が出来る割に威力があるのは②である。
自分の調子に関係なく、どんな時でも安定した性能と威力を得ることができる。
という感じのまとめである。
ラケット単体、ラバー単体であると、部分的に上記のような表現にはならないのだが、それぞれを組み合わせると単体とは違った性能になる。これが組み合わせの妙である。
検証にはいろいろあるけど、用具の検証ってやっぱり面白い。