ゴン太が逃げた。
今はどうしてっかなぁ。
見つかって家の中にいるかなぁ。
なんて、いきなりこの内容じゃ何のことか分からないよね(汗)
今日、仕事が終わって、既に真っ暗になっている道路を走っていた。細い二車線の少し田舎っぽい道路である。
自分の少し前に車がいたが、いきなりスピードを落とした。そして蛇行して走っていた。「なんだ?あの車」と思ったが、その車がスピードを落とした付近に近づくと、道路では普通に見かけないものが見えてきた。
エリザベスカラーを付けた白っぽいワンコである。
とにかくエリザベスカラーの姿が衝撃的であった。
大きさ的にはチャッピーくらいで、毛が長く伸びてモコモコしている。歩き方はヨタヨタして、これも普通の感じには見えない。カラーを付けているので、視野が狭まっていることもあるであろう。
※カラーは付けていないが、こんな感じのワンコであった。
※他から引っ張ってきた画像である。
そのワンコが、道路脇の家につながる道路に向かった。
このままでは危ないので、ワンコより先にその家に行って、飼い主かどうか確認しようと思った。この様子からして、行動範囲は広くないだろうから、確認の間にどこか遠くに行くということはないという判断からであった。
ピンぽ~ン♪
玄関のチャイムを鳴らすと、出てきたのは小学生くらいの女の子であった。
自分「お宅で犬を飼っています?」
女の子「ううん、家では猫を飼っているけど、犬は飼ってない」
自分「じゃあ、この近くで犬を飼っている家を知ってる?そんなに大きくなくて、今、カラーを付けている犬とか」
女の子「ん~…、おかあさ~ん」
と言って、その子は家の奥に行った。
すると、お母さんが出てきた。
母「うちでは犬を飼っていないんですけど、どうしました?」
と言うので、さっきの状況を話した。
母「まだいるのかしら」
と言って、今度はお兄ちゃん(高校生くらい)も呼んで外に出た。
母「カラーをしているということは、怪我か何かをしているかもですね」
自分「そうですね。手術のすぐあととか」
母「ですねぇ」
犬を見かけた付近に行くが、そこにはもういなくなっていた(><;)
さらにその付近を探すが、いない。
母「その犬はどんな犬でした?」
自分「毛が長くて白っぽい犬でしたね」
母「もしかして、ゴン太かもしれない!」
女の子「え~、ゴン太?(笑)」
自分「そのゴン太というワンコは白い犬なんですか?」
母「白というか茶色というか…白っぽい方ではあるかも」
ゴン太という犬を飼っている家は道路を挟んだ向かいの家である(少し距離はあるが)。取り敢えず、その家に向かった。
その家は玄関らしき所に段ボールを敷き詰めて、そこで犬を飼っているようであった。玄関は開きっぱなしで、段ボールの上に首輪の手綱あった。
母「あ、いない。〇〇さん(この家の人の名)に聞いてみよう」
確かに、この状況は、犬がいなくなったことを想像できる。
この家にあるもう一つの玄関らしきところに向かった。
母「○○さん、〇〇さん!」
玄関から大きな声で呼んでいる。
○○さんという、おばあちゃんらしき人が出てきた。
母「○○さん、ゴン太いる?」
おばあちゃん「は?ゴン太?」
母「うん、この方がゴン太に似た犬を道路で見かけたらしいの。ゴン太、逃げてない?」
おばあちゃんは奥にいるおじいちゃんに聞きに行った。
おばあちゃんは慌てて戻ってきた。
おばあちゃん「あいや~、ゴン太、いねど。探して捕めでけろ」
※訳すと、「あら~、ゴン太はいないって。探して捕まえてくれ(ください)」
母「わかった」
玄関を出ると、三人は顔を見合わせ
男の子「(笑)」
母「やっぱりゴン太だったねぇ」
女の子「これで二回目だね」
心の中で自分は、ゴン太は何やらエピソードの多そうな犬であると思った。
母「どこにいったんだろうね。いないねぇ」
最初の家に戻る途中も辺りを見回しながら戻った。
母「じゃあ、あとは探してみるので、ここで良いですよ」
自分「いいですか?。なんか、途中で帰るみたいで申し訳ありません」
母「いいのいいの、ありがとうね」
という感じで、自分は帰路についた。
それでも一応、近辺の道路をぐるぐると回ってみながら帰ったのだが、見つけることは出来なかった。
という感じで
「ゴン太が逃げた」
※「ごんた」をこのように書くのかは分からない(汗)
くだらない内容なのに長文でごめんなさい。
ゴン太、元気で見つかっていれば良いな。