昨日のクラブ練習で両面キョウヒョウ8を打ってきた。
これ
大あり!
ですわぁ(≧U≦)
ビスカリア+両面05ハードと半々で使おうと思っていたが、慣れるまでの時間が必要だったことと、その後の使い心地の良さによって練習の全部を両面キョウヒョウ8にあてた。
ドライブの速さはないが、豊富な回転量がある(※1)。
ドライブが速くなくても、スマッシュの速さはある(※2)。
このコンビネーションだけで試合を組み立てられる。
弾みは必要十分である。
ナックルやカット(※3)も、粘着特有の沈むバウンドや癖球(※4)も、これぞ粘着という感じである。
●キョウヒョウ8に戻って良かった点
やっぱ、キョウヒョウ8は良いね。
なんか最近、最新の粘着テンションを試していて、楽しいのは楽しいが、これが自分の求めている粘着なのかなぁと思うことがしばしばだった。最後は、自分が粘着に何を求めているのかさえ分からなくなってきていた。それが、キョウヒョウ8の再使用によって思い出せせてくれ、確信を持たせてくれた。
同じキョウヒョウでも、NEO3は弾みがもう少し欲しいし、ブルスポは弾みがあってもクッションが自分に合わない気がする。その点、キョウヒョウ8はプラに対応するために若干の軟らかさはあるが、伝統のオレンジスポンジの打感であるし、弾みはNEO3よりもある。
●粘着を使う理由
回転量の豊富さと癖球が粘着を選ぶ理由である。
しかし、テンションのような自在性やスピード感はない。その分、卓球に余裕が生まれる。相手が嫌がる卓球を時間的余裕をもってやれる。そんな中で、※1~※4の組み合わせを駆使する。それが面白い。もちろん、粘着特有のうねるドライブで真っ向引き合い勝負も面白い。
●バック粘着の良いところ
攻撃的レシーブも意外と楽である。
相手はサーブをバックやミドルに出してくることが多い。バック面が粘着であると、どんな回転であれ、ほんの一瞬だけ粘着に引っ付けて回転を抑制することができる。それと同時にボールを引っ掛けて、低くて重い台上ドライブが可能である。それは実際に体感できる感覚であり、バック面粘着のたくさんあるメリットの一つである。
●一つだけ悩んだこと
硬度のことで少し悩んだ。
バックをフォアより1度落とした39度にしたが、40度の方でバックを試してみると、回転の出具合とキレが良い。あと、39度がバックであると、強打をしたときに時々ブレードで打っている感触がある。40度より食い込みが良い分であろうね。ただ、軽打でもある程度の弾みを得られる(テンションのような弾み感ではないが)のは39度の方であり、40度の方はスイングスピードを高めないと、イメージする弾みを得られない。
う~ん…硬度については、もう少し打ち込んでから結論を出すか。
あ、そうそう。
練習をしながら重量と重心の調整をした。
0.5gずつ増減した結果、1gがベストバランスであった。
やっぱ、粘着を使うときは先端重心が一番良いね。
という感じであった。
初打ちの感想でこれだけの長文になるとは思わなかった。
それだけ感触が良かったということである。
●最後に
テンションは両面05ハードに戻った。
粘着もキョウヒョウ8に戻った。
長い旅だったけど、これが自分の結論のような気がするね。