佐々木朗希選手と緒方監督の話題に関する一考察 |  teruの日々雑感 ~そして~

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今回の記事で述べたい話題

・佐々木朗希選手の県大会決勝不出場に関すること

・広島・緒方監督の野間選手に対する暴力に関すること

 

まずは佐々木朗希選手の件

 

これ、どうなんだろうね。

「連投による選手の故障を予防するための措置」と監督が判断した。

こう言われちゃうと、それに対して反論すれば、「選手の体はどうでも良いのか」みたいな話になっちゃう。だから正面きって言えない。そこがジレンマだよね(笑)

 

 

確かに今の時代、プロ野球でも二試合続けて9回を投げるなんて無茶はあり得ない(先発投手は中5日が当たり前である)。プロでそうなのだから、プロほどの体の強度を持っていない高校生ならなおさらである。

 

連投で甲子園出場を勝ち取った投手がいたとする。連日体を酷使しての集大成としての優勝。人々はそれを美談として扱い、褒めたたえる。良く考えたらこれも変な話であるよね。長時間労働を問題視し、そのようなことが体制化(常態化)している企業をブラック企業と呼ぶ。しかし、連投を許す、あるいは命じる監督のいる学校をブラック高校とか呼びはしない。まあ、これは本質が若干違っているので無理な比喩かも知れないが、ある意味似たようなものではある。

 

それは分かっている。

 

分かってはいるのだが、岩手県人としてはやっぱり甲子園のマウンドに立つ朗希選手を見たかったよなぁ。万全に近い花巻東と、朗希選手の抜けた大船渡高校では、自力や選手層の差によって闘いの結果はある程度分かっていた。それだけに、今回の岩手大会って何だったのだろうと思っちゃう。マジで。

 

まあ、勝敗ファーストではなく、選手ファーストという考えは間違っていないと思う。ただ、大船渡のような監督と、勝利絶対主義の監督のチームが相対した場合、今回のような連戦が続く大会は結果として前者の監督がいるチームは不利だよね。だから、試合後の監督コメントや朗希選手のコメントにはそれぞれに矛盾点がいくつも出てくるのだと思う。

 

今回の件は、大会運営を見直す良いきっかけになったのではないだろうか。今の運営方法では大会終盤は連戦続きになる(岩手大会はベスト16から決勝までの5日間で4試合)。

解決する方法としては、(期間は伸びるであろうが)次戦までの間を二日間空けることを規定化するしかないと思う。そうでもしないかぎり、選手の健康被害をなくす(軽減する)ことなど無理であろう。

※健康被害を言うなら、真夏の連戦というのも問題であろうが。

 

というような、分かったようなことを書いているが、ホントはまだ監督の起用法に不全感ありありなのだ(汗)

 

という、朗希選手の決勝不出場に関する雑感であった。

 

 

次に広島・緒方監督の…

と思ったけど、これ以上続けると記事が長~くなりそうなので、この件はまたの記事にしたい(汗)

 

 

最後に

 

 

大差がつき、試合の結果がほぼ決まったにもかかわらず、最後まで手を抜かず、接戦さながらの攻防を見せてくれた花巻東はさすがであった。

 

甲子園でも頑張ってほしいね。