釣行記:秋田での電気釣り |  teruの日々雑感 ~そして~

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日時:2018年9月23日(日) 17:45~0:30
場所:本荘沖
船名:吉栄丸
魚種:マダイ・アジ・サバ・サゴシ
釣法:天秤餌釣り&サビキ釣り

餌:青イソメ&疑似餌針
 



今回の釣行は初めて一緒に釣りをする鼻さんとであった。

 

漁港に着いたのは17時。

それから船を走らせて釣りポイントに向かった。

その間にタックルのセッティングである。

 

 

40分ほどでポイントに着いた。

無風で、波はなぎ。

船長はアンカーを下ろしながら、「潮の動きがないなぁ」渋い顔であった。

その言葉を聞いて、ちと不安になった。

潮の流れがないと魚の活性が落ちるんだよね。イコール、釣果が芳しくないかもということ(汗)

 

まあ、それでも電気釣りは集魚橙で魚を集めるから昼よりましであろう。

さっそく仕掛けを海に落として魚がかかるのを待った。

 

 

今回はマダイとアジ・サバを狙ってのロッド二本出しである。

マダイは天秤仕掛けで餌釣り。餌は青イソメである。ホントはユムシが良かったが、今はどこも入荷できないほど品薄であるらしい。

 

以前、購入した時のユムシの画像

 

 

今見ても気持ちの悪い生物である

・・・まあ、人によっちゃ青イソメも気持ち悪いだろうが(汗)

 

そうしているうちに、鼻さんにマダイがヒットした。

上がってきたのは小マダイであった。

鼻さんにとっては初めてのマダイである。記念にマダイと一緒に写真を撮ろうかと言うと、「いや、もう少し大きいのを釣りますから、その時にお願いします」と。お~、言うねぇ(笑)

 

それから30分後、自分のサビキ仕掛けにヒットした。

巻き取り中、けっこう手ごたえがあるので、大きめのアジかなと思いながら取り込んだ。

ところが…

上がってきたのはマダイであった(ノ゚ο゚)ノ

アジのサビキ仕掛けにマダイが食いつくとは思っていなかった。

 

今回の初マダイ

 

 

その後、お互いにアジやサゴシをぼちぼちと釣りあげた。

アジは小アジが多く、20㎝未満はリリースしていた(釣りあげたアジの2/3は小アジであった)。

サゴシというのはサワラの若魚で50㎝未満のことをいう。

ちなみに、50㎝~60㎝をナギ、60㎝以上をサワラというらしい。

 

サゴシ

 

 

そして、21時過ぎ。

鼻さんがロッドを大きくしならせながらリールを巻き取っている姿が見えた。

おっ、これは大物っぽいねぇ。

 

上がってきたのは51㎝のマダイであった。

 

 

初めてのマダイ釣りで50㎝アップ。

いっやあ、羨ましいすねぇ( ´艸`)

 

よし!次は自分も50㎝アップを目指して頑張ろうっと。

 

そうは思っても、ヒットするのはアジとサゴシばかり。サバなどは一匹だけである。

同乗した地元の釣り師さんは「今日はいつもと違ってサゴシが多い」と言っていた。だからアジやサバが少ないのだろうか。その辺の因果関係は分からないが、アジやサバがもっとかかると思っていたので、ちょっと面食らったのも事実である。

 

で、サゴシの厄介なところ

とにかく海中を爆走する魚なので、かかったらすぐに上げないと、他の人の仕掛けの糸に絡んでしまう。自分もその被害者となり、また加害者にもなった。そうなると、仕掛けがサビキ仕掛けなのでグチャグチャな糸絡みとなり、最終的には道糸からカットするしかない。

あと、肉食系の魚なので歯がとても鋭い。

 

 

かかったらすぐに取り込まないと、この鋭い歯でエダスの糸を切られてしまう。

 

そんなこんなで、釣行時間が残り30分の頃、準備したサビキ仕掛けを全てダメにした。

仕方ないので、ロッド二本ともマダイ仕掛けに切り替えた。

まあ、アジやサゴシは必要分以上に釣れたし、マダイはまだ一匹しか釣っていないので、それでも良いかなと。サビキ釣り用のロッドは硬調子なので、マダイのアタリや微妙な引き込みを感じ取れないのではと少し心配でもあった。

 

軟調子のロッドの方に微妙なアタリがあった。

明らかな引き込みはなく、それ以上の変化はなかったので巻き上げてみた。

上がってきたのはマダイであった。またもやの小マダイである。

まあ、それでも二匹を釣りあげたのだから良いか。

 

それから10分後、また同じロッドに同じようなアタリがあった。

また小マダイかなと思い、巻き取ってみると、まずまずのサイズのアジであった。

あれま、マダイ狙いの仕掛けでアジも釣れた。その前はアジ狙いのサビキにマダイがかかっている。ということは、それぞれ外道ということやん。でも、マダイが外道というのも贅沢な話である(笑)

 

そうこうしているうちに、船長から

「じゃあ、終わりにしようか」という声がかかった。

片付けようとして、硬めロッドを巻き上げていると、抵抗があったりなかったり…。ん?もしかして何かかかっている?と思いながら仕掛けを巻き取っていると、海面に現れたのはマダイであった。

 

 

これも小マダイである。

 

う~ん、数はいいんだけど、全部サイズがねぇ。

微妙な気持ちではあったが、十分に楽しめたから良しとしないとね。

 

ということで、釣行は0時30分で終了。

漁港に着いたのは1時過ぎで、家に着いたのは4時。

 

久しぶりの秋田の電気釣りであった。

三陸とは違うターゲットと釣法。これはとても魅力的で釣り師の心をくすぐる。

う~ん、釣り師として生まれて良かった( ´艸`)

いや、卓球用具の検証家兼釣り師か。
 



今回の釣果

 

マダイ 3匹(最長45㎝)

※マダイは船中七匹ということであった。

  自分と鼻さんで五枚なのだから、岩手県人って優秀じゃね?(笑)

アジ 13匹(25㎝以上)

サバ 1匹(30㎝)

サゴシ9匹(30㎝以上)

上記サイズ以下はリリース

 

以上(。・ω・)ノ゙