映画「ハクソー・リッジ」★★★★☆ |  teruの日々雑感 ~そして~

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昨日、映画を観て来た。

 

観た映画は「ハクソー・リッジ」

ハリウッドとオーストラリア政府の合作の実録戦争映画。

 

 

自分がアメリカやオーストラリア人ならば★5つの作品なのだろうね。

 

作品の方はと言うと

一番戦争映画らしくて、一番戦争映画らしくない作品。

どっちやねんと思うかもしれないが、そんな感じだった。

実録ものだから、まさに生々しい戦争映画そのものなんだけどね。

 

 

人を殺害するじゃなくて、人を救助する。

訓練でも戦場でも、絶対に銃は持たない。

それはこの映画の主人公だけの信念。

信仰的な主人公ではあるが、信仰とはまた別の信念があった。

そして、それが感動ものの逸話を残し、戦場のヒーローとなり、レジェンドとなる。

 

 

戦場において、誰もが忘れかけている博愛。

それを一貫して貫き通せるなんて、誰でもできることではない。

それがこの映画の全てである。

 

でも、自分に残ったのは、必死になって沖縄を守ろうとしてアメリカ兵を殺す日本兵の姿。

そして、最後は攻められに攻められ、無残な死を遂げる日本兵の姿。

でも、そのような戦争を仕掛けたのは日本人なのだよね。

なんか…やるせないなぁ。

 

映画なのだから、そういう日本人感情を通り越して、良いものは良いとして。素直に映画を称賛するべきなのだろうね。ある程度、日本兵を尊重した部分もあったしね。

 

まあ、そういう映画であった。

 

あ、そうそう。

この映画、殺戮シーンが物凄い。

観る人は心してご覧あれ。