この前の二位曜日、映画を観て来た。
観た映画は「22年目の告白 私が殺人犯です」
時効を迎えてから、犯人ですと名乗ってきた男がいた。
そしてて、その男の目的は…
というところが今回の見どころであり、これ、最初から別の目的はあると分かる。
だってぇ、
大きな会場で大々的に出版本のサイン会を行うわ
刑事との乱闘でひそひそ話をしちゃうわ
テレビのニュース番組に出ちゃうわ。
その他にもいろいろ…
やば…、これってネタバレ?
では、まぁこのくらいにして、漠然とした感想を。
とてもテンポは良いね。
で、次は何が起こるんだという期待感が湧く映画である。
藤原竜也って、見た目は好きな方の俳優でないんだけど、この演技力は好き。
一気に核心に入るときの、ガーッとした迫力が大好き。観ている方が押される感がある。
あと、不思議だったのが、熱い男を演じさせたらピカイチの伊藤英明が、時々無感情に感じたのが残念であった。役設定ということもあるだろうが、ここだけがね。まあ、これは映画の内容に関係ない、自分のエゴだけなのだが(汗)
あと、仲村トオル。
ニュースキャスターという設定だったが、どこかの番組のキャスターっぽくてリアル感があった。
このニュース番組というものが、この映画のポイントね。
ニュースっていつも見ているから、余計にリアル感があり、身近なところで起きている感じの映画を感じさせた。こういう形でリアル感を伝える技法って、その人の、映画とは関係ない記憶にまで入り込んでくるから不思議。
という感じで、まずまず楽しめた映画であった。
もっと衝撃的なシーンや結末を期待していた分、星一つ減っちゃいましたわ。
あれだよね。これって、観る人の期待値がどこまで高いかによって評価が違ってくるよね。
で、今回は藤原竜也の映画ということで、より高い衝撃を期待した結果の評価点。
それだけ、藤原竜也を評価しているってことかな。
それでも、十二分に衝撃的であったし、普通に、構えないで観た方が良いかもだね。