打感
比較的柔らかい打感である。
特にヒノキ側にそれを強く感じる。
打球音
・黒壇側
あまり良い音はしない。少し濁った感じの打球音。
・ヒノキ側
パキンパキンという綺麗な打球音。
スピード
・黒壇側
基本的には速い。終速の方が速いという印象。
・ヒノキ側
速い。初速から速く、伸びもある。
回転量
両面とも十分な回転量はあるが、絶対的な回転量は黒壇側か。
・黒壇側
擦ってこそ得られるという感じ。
・ヒノキ
擦っても食い込ませ(当て擦る)ても得られる。
ブロック
・黒壇側
硬めで、当てただけの反発力は低い。
弾道は低めで、ブロックが安定する。
しかし、カウンターブロックはかなり速い。
・ヒノキ側
反発力が高く、弧線は高目。
ということから、ブロックが伸びやすいので、低く短く抑えるコントロールが必要。そのことに慣れれば、心地よい打感も相まって、心・技ともに安定する。
コントロール性
・黒壇側
ヒノキと比べると弾道の調整に気を遣う。でも、直ぐに慣れるレベル。
台上は弾み過ぎないので都合が良い。
・ヒノキ側
基本的にコントロール性は良い。
扱いやすい。
その他
・黒壇側
球離れが早く、回転影響を受けにくい。
・ヒノキ側
球を少し持つ感じがあるものの、気持ちの良い弾き感がある。
全体的に
板厚があるので剛性感が高く、ブロックがとても安定する。
自分的にであるが、板厚は薄い方が回転をかけやすいので、若干回転をかけるのに工夫が必要。ただ、両面とも回転をかけやすい上板なので、その点を補ってはくれる。
という感じであった。
初めての上板異質のラケットであった。
とても面白いラケットである。
ただし、両面テンションでは面白みに欠けるかも。
ヒノキ側にテンションで、黒壇側に粘着か粒高or半粒が良いかも。
まあ。これはまだ試していないが(汗)
いずれ試してみて記事にしたいと思っている。
いやあ、このラケットは面白かった。
やっぱり用具検証は楽しいっすわぁ(´∀`)