LOUIS 650:初期レビュー |  teruの日々雑感 ~そして~

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フォアとバックの上板材質が違うラケット
 
「LOUIS 650」(スターウッド)
 
 
 
上板材質:黒壇&ヒノキ

 

打感

 

比較的柔らかい打感である。

特にヒノキ側にそれを強く感じる。


打球音

 

・黒壇側

あまり良い音はしない。少し濁った感じの打球音。

・ヒノキ側

パキンパキンという綺麗な打球音。

 

スピード


・黒壇側

基本的には速い。終速の方が速いという印象。

・ヒノキ側

速い。初速から速く、伸びもある。

回転量


両面とも十分な回転量はあるが、絶対的な回転量は黒壇側か。

・黒壇側

擦ってこそ得られるという感じ。

・ヒノキ

擦っても食い込ませ(当て擦る)ても得られる。


ブロック


・黒壇側

硬めで、当てただけの反発力は低い。

弾道は低めで、ブロックが安定する。

しかし、カウンターブロックはかなり速い。

・ヒノキ側

反発力が高く、弧線は高目。

ということから、ブロックが伸びやすいので、低く短く抑えるコントロールが必要。そのことに慣れれば、心地よい打感も相まって、心・技ともに安定する。

コントロール性


・黒壇側

ヒノキと比べると弾道の調整に気を遣う。でも、直ぐに慣れるレベル。

台上は弾み過ぎないので都合が良い。

・ヒノキ側

基本的にコントロール性は良い。

扱いやすい。

 

その他

 

・黒壇側

球離れが早く、回転影響を受けにくい。

・ヒノキ側

球を少し持つ感じがあるものの、気持ちの良い弾き感がある。


全体的に

板厚があるので剛性感が高く、ブロックがとても安定する。

自分的にであるが、板厚は薄い方が回転をかけやすいので、若干回転をかけるのに工夫が必要。ただ、両面とも回転をかけやすい上板なので、その点を補ってはくれる。

 

という感じであった。

初めての上板異質のラケットであった。

とても面白いラケットである。

ただし、両面テンションでは面白みに欠けるかも。

ヒノキ側にテンションで、黒壇側に粘着か粒高or半粒が良いかも。

まあ。これはまだ試していないが(汗)

いずれ試してみて記事にしたいと思っている。

 

いやあ、このラケットは面白かった。

やっぱり用具検証は楽しいっすわぁ(´∀`)