BATTLE2(已打底):初期レビュー |  teruの日々雑感 ~そして~

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「2014年、久々のフレンドシップ本格粘着ラバー!これぞ粘着、強力ドライブ!」

これがBATTLE2のキャッチコピーである。



硬度49度、スポンジ厚2.1mmの黒。
粘着は強くも弱くもない、ほどほどの粘着。
已打底の膜には塗りむらがあった。フレンドシップ社の製品は品質が良いと聞いていたが、それを発見したときはちょっとがっかりだった。

まあ、そんなことよりも硬度49度の本格派粘着ラバーということに気持ちが昂ぶっていた。

実際に使ってみて
意外にも使いやすいラバーであり、全く違和感なく扱えた。
最初はフォアで使用したのだが、軽打でも粘着特有の回転が得られ、スイングスピードを上げればパワーに比例して回転とうねりが増加する。
ラバー表面の粘着は打っていてほとんど感じない。
球離れが適度で、ドライブの弧線は高めで、スピードはそこそこといった感じである。
何よりもコントロール性能が高いラバーである。回転の影響をそれほど受けないので、それがコントロール性能に良い影響を及ぼしているように感じる。
思ったほど硬さは感じなかった。以前に使った天極NEO3と同等くらいの硬さである。もしかしたら、天極よりもソフトな打感かもしれない(これは使用したラケットの違いの影響があるかもしれない)。
ツッツキは長短の出し分けが容易で切れも良い。

実を言うと、練習の2/3はバックで使用する展開となった。
その理由は、次のブログで紹介する無機龍2の性能が関係する(汗)
※そのためにサーブでは使えなかったが、ツッツキの感じでは相当切れると予測できる。

バックで使ってもとても使いやすい。
ブロックは押し負けすることなく安定する。コース取りもしやすく、被せ気味のブロックを少し振ってやるだけで鋭いカウンターになる。しかし、粘着的なピタッと止まるようなブロックは微調整が必要であった。バックで使っていると、粘着というよりもテンション系ラバーを扱っている感覚になった。已打底の影響であろうか。
粘着ラバーをバックブロックで使用した時によくある、「落ちる」感覚は全くない。これには驚いた。

下回転に対するバックループはちょっと擦ってやるだけで楽に持ち上がる。
しかし、当たり前の話だが、ちょい擦りでは回転量が不足して簡単に打ち返される(笑)
覚悟を決めて思い切り擦り上げれば、相手はブロックかカウンターしか出来ないので、そこをスマッシュか狙いを定めたドライブで決める。というパターンがやりやすかった。

最終的にはバック面での使用レビューになってしまうのだが、このラバーを簡単に言えば(あくまでも自分的視点で)
「テンション感覚で打てる粘着ラバー」
「四球目に強い粘着ラバー」
「回転の影響を受けにくい粘着ラバー」
「攻撃と守備のバランスの良い粘着ラバー」
とでも言えようか。
本格粘着ラバーというコピーだったので、パワーの必要な扱いにくいラバーを予想していたが、自分でも普通に使えたことにビックリしている。”現代版”本格粘着ラバーという意味だったのかも(笑)

まだフォア面でじっくりと使い込んでいないために、初期レビューとしては中途半端なレビューとなった。
今の組み合わせを少し続けて、ラバーに慣れたなら、次は反対側にブレイクプロ省チーム用を貼ってフォアの打ち比べをしてみたい。その時はティモボルALCに貼り替えるかも知れない。

ps
今の組み合わせのラバーに慣れたらと書いたが…自分にとって無機龍2はジャジャ馬的なところがあるので、いつになるやら(笑)