無機龍2:初期レビュー |  teruの日々雑感 ~そして~

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自分にとってはジャジャ馬的なラバーσ(^_^;)

HUARUITE社(HRT)が出している粘着テンションラバー「無機龍2」



HUARUITEという名前は初めて聞いた。
ラバーの質感や粒の感じが何となくアポロ2と似ている。だから質感はとても良い。
硬度は不明(笑)、スポンジは特厚(しかない)の赤。粘着は微粘着。
商品紹介やレビューなどを見ると、バック側に最適な印象を受けたので赤を購入した。

ところが!

ヽ(`Д´)ノ

いざ使ってみると、若干でも食い込ませるとほぼ真っ直ぐ飛んで行くわ、思った以上の弾みで一直線にオーバーするわ、コントロールに気を使うわで困惑した。
一転、擦りうちでは気持ち良い回転が得られ、低い弧線を描いて相手コートに落下してくれる。こういうところではいい子ちゃんの顔を出す。さすがの粘着ラバー(・∀・)

特筆すべきは、素晴らしい金属音!。この甲高い金属音は久しぶりである。
なんというか、いろんなモヤモヤが一発で晴れるような爽快感がある ヘ(゚∀゚*)ノ

ツッツキも直線的な速いスピードで深く入っていく。これは攻撃的なツッツキができるので悪くはないのだが、逆を言えば、短くするのに工夫を要する。突っつきの切れは、さすが粘着ということで、とても良い。

そんなこんなで、このラバーは自分的にバックでは無理かなと思った。
BATTLE2には申し訳なかったが、フォアとバックを入れ替えることにした。
BATTLE2は基本、粘着的使用で問題なかったし、自在性も高い安定ラバーだったので、ここは問題児の無機龍2の克服を優先することにした。(ホントごめんなBATTLE2 m(_ _ )m )

無機龍2をフォアで使ってみたが、食い込ませ打ちでの直線的な弾道は変わりないし、擦り打ちでのいい子ちゃん振りも変わりない。
打っているうちにふと思った。喰い込ませてほぼ直線弾道なら、喰い込ませたい時はフラット打ちの方が威力が出るのではないかと。
早速試してみると、これが「有り」であった。少しだけ角度をつけてフラット気味に打つと、安定して入るようになった。
スピードも申し分ない。軽いスイングでも十分なスピードが乗る。ここは粘着テンションたる所以であろう。
少し打ち合いをしていると、相手から「そのラバーは表ですか?」と聞かれた。ほぼフラット打ちで打っていることと、バウンド後の変化(失速しているならナックル?)が時々あるためらしい。どうりで、相手が普段はすることのない打ち損じを時々してたわけだ。
なるほどぉ、このラバーはそういうラバーなのね。という変な納得をした。
しかし、実際のところ、その変化は自分ではわからない。意図して出せるならいいんだけどねぇ(-"-;A

サーブの切れは申し分ない。サーブだけはなぜか短く出せるし、横下ロングは滑るように速いボールで効果的である。このラバーはやっぱりフォア向きなのかも。

今回、無機龍2の性能を十分に引き出せないまま練習を終えた。
特性面は大体わかった気はするが、その特性を操縦しきれなかった。
初期段階でこのような悔しさを味わったのは初めてのような気がする。

悔しいなぁ。