平成24年10月20日、鬼沢漁港と小石浜駅に行って来た。
鬼沢漁港はブロックで漁港の幅を延長していた。
さらに、コンクリートでかさ上げをする予定らしい。
作業棟の高さまで全体的にかさ上げするのだろうか。
三陸大地震から1年7カ月が経ってもまだまだ復旧作業は続いている。
自然の猛威、自然の恐ろしさを感じるだけである。
そして、人間の逞しさを感じる風景でもある。
蟻が壊された巣を地道に修復している様(さま)にも感じる。
自然界においては、人間も蟻のような存在なのだろうな。
次に、小石浜漁港の側にある小石浜駅に行ってきた。
なぜ「恋し浜駅」に行ったのか。
それは、テレビで『小石浜駅の待合室に、ホタテの殻を絵馬に見立て、震災の復興を願うメッセージを書いて掛けている』というニュースを観たのがきっかけである。
小石浜駅にKの車を止めて撮った写真である。かなりの高さがある。
駐車場にはこのような立て看板があった。
全国からの支援に対してのお礼の看板のようである。
階段の途中から撮った駅ホームの看板である。
以前は「小石浜駅」であったのが、2009年に「恋し浜駅」に改名したらしい。
駅の待合室である。
待合室の中に入ると、正面の壁一面がホタテの絵馬で埋め尽くされていた。
写真は、待合室に入って右横の比較的絵馬の少ない場所である。
左横にはテーブルとイスがあり、何も書かれていないホタテの殻がある。ホタテの殻にメッセージを書く場所である。
ホーム側から見た駅の看板である。
今は震災の影響で不通の三陸鉄道であるが、駅を利用する人人々が普通に階段を上り下りする日が早く来ることをを願い、それまで『がんばっぺしな』。