久慈渓流と喜多八食道 |  teruの日々雑感 ~そして~

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平成24年10月27日(日)、Kと一緒に久慈市に行って来た。
久慈渓流の紅葉鑑賞と、ある用件で「喜多八食堂」という店に行くためである。

11時頃に北上インターから高速道路に乗った。
天気は上々で、岩手山の頂上もはっきりと見える。

久慈渓流:岩手山

テレビの紅葉情報では、2,3日前から久慈渓流は「見ごろ」とのこと。
期待値「MAX」である(^^)



途中で休憩をはさみながら、久慈渓流には14時頃着いた。

「う~ん・・・」

見頃にしてはあまり色が付いていない(--;)

久慈渓流:渓流①

久慈渓流:渓流②

久慈渓流:渓流③

でもまぁ、Kと一緒に雰囲気だけは味わえたので良しとしよう(^^)v




久慈渓流から約30分で次の目的地である「喜多八食堂」に着いた。
喜多八食堂の地図はこちら→「地図:喜多八食堂」

喜多八食堂は、職場の友人の妻の実家が経営している。4年前に友人と一緒に訪れて以来である。

喜多八:店玄関

実は、4年前に来たのは、店のホームページ作りを頼まれていたので、ホームページ用の写真撮影のためであった。
色々と忙しく、完成までには至っていなかったのだが、今となっては4年前の情報は古くなっていることもあり、今回あらためて訪問したわけである。

喜多八:店内②

喜多八:店内①

喜多八:店内③

この店は、海鮮物を中心にたくさんのメニューが揃っている。
麺は手打ちで、とても美味しく、五玉入りで販売もしている。

三陸大津波の時は、カウンターの下まで浸水したらしいが、修復して再営業したと言う。
漁港や漁協に近い場所であり、当時は大変な思いをしたことと思う。
今回、店主や娘さんの笑顔を観ることが出来、とても嬉しくなった。



ホームページ用の写真を撮り終え、遅い時間の昼食をとることにした。
注文したメニューは「ウニラーメン」
値段は1,100円とちょっとお高いが、内容と美味しさを考えれば妥当な設定であると感じる。
入っている具は、ウニ、カニ、エビ、イカ、ホタテ、ワカメ等の海藻類と豪華である。
※ちなみに、ある事情があって自分のウニラーメンには海藻類を入れてもらわなかった。

今回は、自分たちが来店することを友人が店に伝えてくれていて、友人が代金を支払うことになっていたことを初めて知った。
さらに、ウニラーメンにはアワビの追加、イクラ丼と刺身(ヒラメ・サンマ)付きというスペシャルメニューとなっていた((・w・))

ブログ喜多八:ウニラーメンとサービス品

友人には申し訳ないなと思いながら、美味しくいただいた(^^:)
アワビは肉厚でとても柔らかくて旨かった。大満足である。

ブログ喜多八:アワビ

この店の食材のほとんどは、店主の旦那さんが船で採ってきた食材である。
新鮮な海鮮食材だからこその美味しさとメニューの豊富さなのだなとあらためて感じた。
ホームページ用の情報を仕入れ、食事も美味しく頂いたところで店をあとにすることとした。
相変わらずのくったくのない笑顔で元気に話す店主と娘さんに再び会えたことで、なぜか安心感を持てたひと時であった。
これからも元気で頑張って、店を盛り上げていってほしい。



店主の旦那さんは沖に出ているということであったが、時間は5時になろうとしているので、タイミングが合えば帰港しているかもと思い、漁協の港に向かった。

4年前に来た時には、一緒に乗船して、刺し網の設置や取り込みなどを見せてもらい、大変感動した記憶もある。
さらに、刺し網漁の空き時間を利用して、船釣りを楽しませてもらった(ちなみに、友人は船酔いするので自分一人での釣りであった)。本当に貴重な有意義な時間を過ごさせてもらった。
今回は店の写真撮影だけで来たので、船に乗る予定は入れていなかった。


漁港に着いた。
車を停めたすぐ傍にはサビキ釣りをしている人がいた。
というか、釣りをしている人を見かけたので、すぐ傍に車を停めたというのが正解(汗)

喜多八:久慈漁協

小さなアジ・サバ・イワシが釣れていた。
他にも数カ所で釣りをしている人たちがいた。
う~ん・・・釣竿を車に積んでくるべきであった(笑)

港にはたくさんの船が係留してある。
その中に「更栄丸(こうえいまる)」という船がないか探して歩いた。
この船でもない、あの船でもないと何隻か確認していると…

「あったぁ!!」更栄丸である。

喜多八:更栄丸(こうえいまる)

漁から帰ったばかりのようで、船の中を掃除や整理をしている。
堤防にいる他の漁師さんたちと話をしているので声はかけれなかったが、かなりの高い年齢ながら今も頑張っているようだ。
店主の娘さんは「前に事故で怪我をしているから心配なんだけど、言っても聞かないし、本当に好きなようだから・・・」と話していた。この生き生きとした姿を見ると、その通りのようだなと納得もいく。

※ちなみに、三陸大津波の時、旦那さんは真っ先に船を沖に出して間一髪のところで津波を避けることが出来たそうだ。



周りを観ると、すでに陽は落ちて、もう薄暗くなっている。

漁港を出たのは5時45分であった。

今回は、北上インター・九戸インターを通って久慈にきた。
それでも普通の速度で3時間はかかる。

帰りは途中からKに運転を代わってもらった。
ボルボの運転は今日が初めてなのだが、なかなか安心して助手席に乗っていられた。
Kは運転が上手のようである。
夜で周りの景色が見えなかったからそう感じたのであろうか(笑)・・・いやいやマジで上手である。

店のホームページは11月中には何とかしたい。
これから年末にかけてやることが山積みであるが、頑張って完成させよう(><)