心療内科へ(1) | テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

娘です。
母の名前はテルコ。
ワタクシ、母のことをどうしても好きになれません。
日々の苦悩を正直に、そしてあっけらかーんとつづります。

ちょっと過去の話になります。

 

 

 

「ババに頼まれて病院に睡眠薬をもらいに行ったんだけどさ、本人じゃないとダメだって。

で、先生から『一度ご家族と話をしたい』って言われたよ。」

 

と次男に言われる。

 

 

 

そうか・・・汗

 

 

徒歩2〜3分ほどのクリニックとはいえ、テルコさんにとっては『面倒くさい』病院通い。

 

 

この病院、ものすごく真っ当なドクターなので、ホイホイと睡眠薬を処方することはない。

1回につき1週間(だっけ?2週間だっけ?)分しか出さない。

 

つまり、テルコさんはその頻度で病院に行かなくてはならない。

 

 

楽しい麻雀なら毎日行くけど、楽しいわけでもない病院となると、どんなに近くても『面倒くさい』。

 

 

で、、、次男に頼むわけだ。

(ちなみに、なぜ次男かというと、私をはじめ他の人からは断られるとわかっているからだろう。ほとんどNOを言わない次男がターゲットにされたんだな。)

 

 

最初の1回は例外対応として薬を出してくれた。

これに味をしめたテルコさん、次も次男に頼む。

しかし、真っ当な医者だからね、1回限りだよ。

 

 

楽しくない病院通いは他人任せにして、自分は楽しい麻雀に行く。

そんな都合よくはいかないもんだ。

 

 

 

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

 

 

 

そして、、、

私は病院に行きました。

 

以前にもテルコさんの睡眠薬について相談しているので(→この記事)、話はスムーズです。

 

 

「正直ね、ウチとしても困ってるんですよ。」

とドクターは話しはじめました。

 

 

もうウチでは睡眠薬を出せません。

 

前にも言いましたけどね、お母様には睡眠薬は必要ないんです。

ウチとしては睡眠薬を処方する理由がないんです。

正当な理由がないのに処方はできないんですよね。

 

お母様の場合は精神科の領域なんです。

だから、以前に精神科への紹介状を出しました。

でも、、、お母様、精神科へ行ってないですよね?

 

私からも何回もお母様にお話しているのですが、またウチに来ちゃうんです。

仕方なく「花粉症」とか理由をつけて抗ヒスタミン剤を出したりしましたけど、もうこれでギリギリです。

いや、ギリギリというか正確にはアウトです。

 

もし睡眠薬が必要なら、精神科なり心療内科なりを受診して、そちらで出してもらうべきです。

でも、紹介状を出しても行ってくれない。

 

本当に困っているんです!!

 

 

 

だからといって、私たちがテルコさんを精神科の病院に連れていくのも難しい。

大暴れして拒否するのは目に見えている。

 

仮に連れていけたとしても、同行者がいると無責任の他人事状態になって、医者の言うことを自分で理解しようとしない。

 

そして、

「そんなこと先生は言っていない!」

「先生は●●って言っていた!!」

と事実とは全く異なる『都合のいい事実』を作り上げて主張し、結果、医者の言うこととは真逆のことをしでかす。

 

さらに、真逆のことをしでかすから何も改善しないのは当たり前で、それを

「あんなヤブ医者!!」

「あなたがいいと言うから行ったのに!!」

と文句を言われる。

 

いやだ、いやだ。

 

病院は一人で行ってくれ。

 

 

これは・・・私から言うより、第三者・・・つまりケアマネさんの助けを借りるのが良さそうだな。

 

 

ということで、先生にこのように提案させていただきました。

 

 

これは、、、ケアマネさんに協力してもらうのがよさそうです。

ケアマネさんを巻き込んで、「専門の病院に行った方が楽になるよ」という流れを作ります。

なので、次に母が来たときに、紹介状を出してください。

 

一人で通院できる範囲ということで、駅前に最近できた心療内科クリニックがいいと思います。

そちら宛の紹介状をお願いします!

 

 

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

 

 

そして、ケアマネさんの日。

 

予めの打ち合わせどおりに話を進め、

  • 今までのクリニックに行って紹介状をもらう
  • その紹介状を持って駅前の心療内科クリニックへ行く

にテルコさんの同意が得られました。

 

ケアマネさん、ナイスサポート!

ありがたい。

 

 

驚いたのが、テルコさんの行動力。

 

早速紹介状をもらいに行き、自力で心療内科クリニックも受診!

 

駅前だから迷う心配はないとはいえ、行ったことのない病院となると、「誰か一緒に来て」と言うのがテルコさん。

 

しかし、今回は誰にも頼らなかった。

 

それほど「睡眠薬が欲しい」「一刻も早く欲しい」というモチベーションは絶大だということなのだろう。

 

 

こうして、テルコさんは心療内科に通うことになったのでした。

 

 

これ、4月の話。

 

そしてどうなったのか。

続きます。