心療内科へ(2) | テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

娘です。
母の名前はテルコ。
ワタクシ、母のことをどうしても好きになれません。
日々の苦悩を正直に、そしてあっけらかーんとつづります。

※バックデートで投稿しています。

 

 

こちらの続き。

4月の出来事です。

 

 

テルコさんは、紹介状を持って心療内科を受診してきた。

 

おくすり手帳を確認すると、、、

 

 

抗うつ薬が追加されている。

 

 

 

やはりというか、薬を処方するだけのクリニックなんだな。

そういう類の病院なのだろうと、なんとなく想像はついていたけどね。

 

まぁ、後期高齢者となれば、下手に減薬・断薬で苦労するより、目の前の「ラクして眠れる」でいいんじゃないか、という考えの医師は多い。

それも、考え方を変えれば理にかなっているとも言える。

 

とはいえ、そういうことを考えてしまうと、私だけがイライラしてしまう。

なにしろ、テルコさん本人は、薬漬けでも全く困っていない。

むしろ、薬がうれしいわけだ。

 

もうこれは本人の選択だ、と割り切って、私は関わらないと決めないと。

 

 

 

翌日か、翌々日だったか、、、

 

「このお薬、すーーーーんごくいいのよ!!」

 

とテルコさん。

 

 

「なんだかね、とーーーっても気分がいいの。

気持ちが明るくなって、調子がいいのよ。」

 

 

なるほど。

抗うつ剤の効果はすごいな。

 

こんなにも体感するものなんだぁ。

 

 

「この薬、もっと飲みたいわ!!」

 

 

おいおい・・・

 

 

 

こうして、「無事に」かどうかはわからないが、睡眠薬をもらう病院の変更ができた。

 

いやぁ・・・これほどまでに高齢者を骨抜きにするとは、抗うつ剤はすごいというか、おそろしい。