※バックデートで投稿しています。
こちらの続き。
4月の出来事です。
テルコさんは、紹介状を持って心療内科を受診してきた。
おくすり手帳を確認すると、、、
抗うつ薬が追加されている。
やはりというか、薬を処方するだけのクリニックなんだな。
そういう類の病院なのだろうと、なんとなく想像はついていたけどね。
まぁ、後期高齢者となれば、下手に減薬・断薬で苦労するより、目の前の「ラクして眠れる」でいいんじゃないか、という考えの医師は多い。
それも、考え方を変えれば理にかなっているとも言える。
とはいえ、そういうことを考えてしまうと、私だけがイライラしてしまう。
なにしろ、テルコさん本人は、薬漬けでも全く困っていない。
むしろ、薬がうれしいわけだ。
もうこれは本人の選択だ、と割り切って、私は関わらないと決めないと。
翌日か、翌々日だったか、、、
「このお薬、すーーーーんごくいいのよ!!」
とテルコさん。
「なんだかね、とーーーっても気分がいいの。
気持ちが明るくなって、調子がいいのよ。」
なるほど。
抗うつ剤の効果はすごいな。
こんなにも体感するものなんだぁ。
「この薬、もっと飲みたいわ!!」
おいおい・・・
こうして、「無事に」かどうかはわからないが、睡眠薬をもらう病院の変更ができた。
いやぁ・・・これほどまでに高齢者を骨抜きにするとは、抗うつ剤はすごいというか、おそろしい。