この1年の変化が・・・ | テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

テルコさん 〜天然86歳との付き合い方〜

娘です。
母の名前はテルコ。
ワタクシ、母のことをどうしても好きになれません。
日々の苦悩を正直に、そしてあっけらかーんとつづります。

約1年ぶりの投稿。

 

単純に忙しすぎて更新できなかっただけなんだけど、、、

 

 

そして、

テルコさんは生きています。

 


宝石赤

 

 

現在、要介護2。

週2回のデイサービス。

 

認知機能が著しく低下。

まだ認知症という診断にまでは至っていないけど、境界線くらいのレベルと推測してる。

 

体力も著しく低下。

体重は23キロまで落ちている。

もう1人では外出はできない。

つまり、麻雀からも遠ざかっている。

 

 

宝石赤

 

1回目の腰椎圧迫骨折(2021年12月)で要介護1の認定。

退院後は徐々に回復して、ほぼ以前の生活に戻った。

 

 

ところが、、、

 

 

2023年5月、2回目の腰椎圧迫骨折。

 

ケアマネさんからは

「今の介護認定が6月末までなので、次は要支援になると思います。」

と言われていた矢先のことだった。

 

 

「腰が痛い、動けない」の訴えから救急車要請し、近くの総合病院に搬送されるも、「異常なし」と言われて帰宅。

 

しかし、状況変わらず2日後に再び救急車搬送。

 

このときは、事前に前回手術した病院(遠くの総合病院)に電話をして、「当院で受け入れしますので、救急車でお越しください」と許可を得た上で、119番。

 

その結果、腰椎骨折が認められ、即入院。

 

 

これ、1回目の骨折と同じ。

近くの総合病院では異常なし。

遠くの総合病院で腰椎骨折が発見。

 

 

近くの総合病院はヤブなのか?

 

そんな疑問があった。

 

だから、診断結果の説明のときに、思い切って医師に聞いてみた。

 

すると、、、

 

 

圧迫骨折はMRIじゃないとわからない。

 

「腰が痛い」の訴えだと、通常はレントゲン検査しかしないし、そこで問題なければ「異常なし」と判断されてしまう。


今回なぜMRIをしたかというと、「すでに近くの総合病院でレントゲン検査は実施済みのはずなのに、症状が続いているということは圧迫骨折ではないか」という推測したからだという。

 

 

つまり、近くの病院がヤブだったわけではなく、それが通常の対応。

もし最初に遠くの病院に運ばれていたら、やはりレントゲンだけで「異常なし」とされていた、というわけだ。

 

 

なるほど。

 

 

 

さて、

この2回目の骨折入院で、テルコさんは激しく衰えてしまいました。

 

入院中に要介護認定更新の調査が行われ、

結果、要介護2。

 

特に認知機能の低下は著しく、正直「もう2度と麻雀には行けないだろうなぁ」という印象。


会話が成り立たない。

日付も曜日もわからない。

1分前と同じ質問を繰り返す。

 

歩行も、家の中で壁伝いにヨチヨチ。

 

 

 

 

ケアマネさんには

 

「デイサービスに通うようにしてください。

『デイサービス』という言葉を使うと拒否反応が出るので、『リハビリ』と言ってください。

『行きませんか?』ではなく、『手術した病院からの指示』と言って、すでに決まったものとして進めてください。」

 

とお願いした結果、週2デイ通所がスムーズに決定。

 

デイの日は、送り出しと迎え入れをヘルパーさん。

 

加えて、病院への通院もヘルパーさん。

 

もうね、ここまでとなると家族では対応できません。

ヘルパーさんを頼らせていただきます。

 

 

 

 

デイ初日、

 

「なんだか血圧がすごく高くて、、、

リハビリなんてできそうにないから、、、

リハビリは行かれないわぁ、、、」

 

と言っていたテルコさんですが、

 

 

「血圧が高いんですか?

それは心配ですよね。

リハビリには看護師もいますから、診てもらった方が安心ですね〜」

 

とヘルパーさん。

 

 

「え、、、

あ、、、

あ、そうですか、、、、」

 

思惑はずれたテルコさん。

 

 

着替えやらなんやらヘルパーさんに手伝っていただき、無事にデイの車に乗って行きました。

 

 

すごいわ、ヘルパーさん!

 

 

 

案の定というか、

デイから帰ってきたテルコさんは上機嫌。

 

「楽しかったわ〜!!」と。

 

 

そうだろう。

みんなプロなんだから、高齢者のツボは心得てるさ。

 

 

しかも、

ほとんど歩けなくなっていた状態から、壁に手をつかずに歩けるようになっている。

 

さらに顔の表情も全然違う!

 

 

すごいわ、デイサービス!

 

 

宝石赤

 

 

という感じで、

テルコさんの要介護2生活が始まっている。

 

 

ホント、デイサービス効果は大きい。

一時的にだけれども状態は良くなる。

 

 

デイの後はちょっと体力回復。

でも2日後には歩けなくなるけど。

 

 

認知機能は「認知症」になるのは時間の問題かな。

 

調子のいい時と悪い時があって、調子悪いときは「ご長寿早押しクイズ」そのものだね。

 

真剣に意思の疎通をしようと思ったら、まったく噛み合わなくてイラッとするのだろうけど、もうそれを期待することもないので、ただただ「ぶっ飛んだ話」を聞くだけだ。

 

もはや笑い話。

 

 

下手に話が通じるよりストレスフリー。