堺正章さんが、さんまさんの番組で話しておられたのですが、
「70歳になると、一つずつが抜けていく」
何がってことは無いのでしょうが、
今まで持っていた気概みたいなもの、
力こぶみたいなものが、そぎ落とされていく。
そんなことなのかなと思いながら聞いていました。
お知り合いの方の言葉ですが、
「68歳になると急に諦めみたいなものに気づく」
「67歳とは大きく違うねん」
この言葉もそういうものなのかなと。
私は、まだそこまでの歳には達してないですし、
現役の気概は抜け落ちていません、
可能性みたいなものを持ちながら生きてもいます、
あきらめの境地など、考えたことはありません。
でも、林芙美子さんの、この言葉は実感しながら生きています。
「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」
「少年老い易く学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」
という言葉も、いまだに、しっかりと実感できていない自分もいます。
ただただ、深く考えながら無駄にしない人生の成就をということは、
「大切にせんとあかん」。
こんな感慨を持ちながら、事務所の大掃除を終えました。
皆様、今年一年ありがとうございました。
どうぞ、良いお年をお迎えください。