三宮の不動産屋女社長奮闘記

あけましておめでとうございます。

 

2020年が始まりました。

個人的には今年還暦を迎えます。

先日、故郷の同窓会を兼ねた厄払いに帰省してきました。

 

神主様のお話で、今年は庚子年。

60年に一度巡ってくるそうです。

次の庚子年は60年後です。

 

だから還暦は「もう一度生まれ変わる」という

意味で「赤ちゃんにもどる」ことから

赤いちゃんちゃんこを着る習慣があったのでしょう。

 

照喜屋は今年で12年。

60年に比べるとまだ12年ですが、

初心に戻り、地に足をつけてコツコツと

頑張っていこうと思っています。

 

皆様にとりましても、たくさんの幸せが届き、

笑顔あふれる一年でありますように

お祈りしています。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

照喜屋不動産株式会社

高橋加代

 

 

 

10年間、夢中で走ってきて、

最近、時々、立ち止まって考えるようになりました。

 

余裕、そんなものでは無いのですが、

息切れ、そうでもありません。

 

確かに、ちょっと「しんどい」かな?

 

夢中になって物件を追いかけ、

請われたものを見定め、紹介し、

お申込みいただいて、成約いただく。

 

このサイクルの中にいる時には感じない疲労を、

時折、感じるようになった私。

 

肉体的な疲労感では無くて、

虚無感、そんなものであったり、

焦燥感であったり、

過去を振り返った時の脱力感のような、

満たされない心に対する疲労感。

 

うまく表現しきれないけれど、

そのような心の疲労感のように思います。

 

NHKの番組で、南米に移住された人たちの、

10年後、20年後、30年後、そして完結編の50年後を

ドキュメントした、とても考えさせられる、それぞれの人生を、

長きに渡って見させていただきました。

 

あるご家族は、32万円のわずかな元手から、

数千ヘクタールの畑をお持ちの大農家として、

ご苦労の末に成功され、

同じように胡椒の苗を植え付けながら、成功の目前に、

苗の病気や災害による失敗で、自殺された方がおられたり、

空手の道場をブラジル各地に開き、

ブラジルでご結婚された奥様との間の息子さん達が、

その後を立派に継がれて空手道場の運営をされておられたり、

映像に残されている50年を見させていただいた感慨、

筆舌に尽くせないご苦労が垣間見れる大きな感動でした。

 

50年は、30歳を80歳にし、厳しいご苦労を美しい思い出に変えて、

若人を老人にする歳月なのだということを実感させていただきながら、

私の人生を振り返らせていただくきっかけにもさせていただきました。

 

詳しく私の人生を語らせていただくつもりはありませんが、

この二十年を振り返ってみると、

「いろんなことがあり過ぎて、疲れたなあ」と。

 

振り返る歳では、まだ無いと考えながら、

無理矢理に思考を前進させて、引き続きの人生を邁進し、

良きも悪しきも心の中に吸収しつつ、

もっと先には、すべてが美しい思い出と昇華できるように、

仕事にも私生活にも、効果的な休息を挟みながら、

コツコツと歩いて行きたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつけば・・・

10年、免許番号3番、歳は、?歳

 

光陰矢の如しです。

一生懸命、走ってきたように思います。

振り返れば、ですが・・・

 

ちょっとだけ、相変わらずバタバタはしていますが、

振り返れる、少しの余裕も出来てきたのかなと。

 

吉川英治の宮本武蔵の中での、

武蔵が、勝負を挑みに柳生石舟斎の庵を訪ねた時の逸話。

部屋で待たされていた武蔵のもとに、

断りの言葉とともに、届けられた椿の小枝が一輪。

 

武蔵は、その小枝の切り口を見て、

石舟斎の剣の技の秀逸さを見抜く。

そして、庵を静かに去って行くという場面があります。

 

私は女性ですが、

剣豪の、この無言のやり取りが好きです。

 

小枝の切り口で、すべてを語り、

小枝の切り口で、すべてを悟る。

 

商売の中で、口数多く語らなければ伝えられない。

語っても、伝わらない、伝えられない。

そんなジレンマを感じる時、

この武蔵の逸話を、よく思い出します。

 

大人の歳にはなっていますが、

達人の域には、いつ届くのでしょう?

死ぬまでの修行、続いていくものですね。

 

口数を減らして比喩で真意を伝えられるような人。

商売も、人としても、

そんな達人に近づけるよう努力しようと思います。