生涯の幸不幸の均一面積の法則 | 三宮の不動産屋女社長奮闘記

「なるほど」

「そうかも」

と、納得したことがあります。

 

いつ頃、誰に聞いたのかは覚えていないのですが・・・

たぶん、学生の頃、アルバイト先で出逢ったお婆さんだったような

 

人は生れてきて死ぬまでの間を、長方形の面積で過ごし、

その長方形の面積を、上下に正確に二つに分ける曲線があると。

 

引かれた曲線から上の部分が幸せで、

引かれた曲線から下の面積部分が不幸せなんだと。

 

幼い頃に不幸せだと長方形を上下の分ける線のスタートは下から、

簡単に言えば、前半生が幸せなら線のスタートは上からになるわけです。

そうして曲線で分けられた面積は最終的に同一面積になるのだと。

 

「幸不幸の均一面積の法則」とでも名付ければいいものかもしれません。

 

物質部分だけの、財のみを幸せと単純に計るのであれば、

この法則は、当てはめられないものかもしれませんが、

誰もが当たり前に理解できるように、

幸せは物質部分だけでは決められないものです。

 

「お金持ちのお家に生れ、死ぬまでお金持ちの人もいるやん?」

と、この話を聞いた時に愚かにも私もそんな疑問を持ったものです。

 

歳を重ねるにつれ、「幸せって、それだけではないなぁ」と、

解るようになりました。

なんと様々な「幸不幸」が人生にはあるものだなと。

 

自分が「不幸」だと感じ、それとの対比によって「幸せ」だと感じられることもあるし、

「不幸」を感じないと、「幸せ」の意味が解らない場合もある。

 

満足の度合いが異なるってこともある。

理解度っていうのも関係ありか・・・

経験ということも不可欠・・・

 

いろんな思考と、経験を重ねて、

一言で言うと「歳を重ねて」

やっと、この法則に、

「幸不幸の均一面積の法則」に納得できるものなのかなあ。

 

今は上にラインがあるのか、下なのか?

今の私はどっちなんでしょう?

なんて考えてる時は、まあ、上にラインはあるのかなぁ。

 

私の信じている「幸不幸の均一面積の法則」の話しでした。