ボクの随筆 | 呑気じじいのひとり言

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不思議な時代になっちゃった!

なんか随筆なんて言うと、生意気に聞こえますが、

その時代に書いた見聞とか、体験、感想なんかですな。  

エッセイとも言えますかね。

 

 

日記は60年くらいありましたが、

全部燃えるゴミに。

そうです、90も過ぎて身の回りの整理です。

 

 

そんな日常の記録の中から…。

(順不同・支離滅裂はご容赦を)

 

 

”食堂“

 

あの時代は、まだレストランなんてありません。

そして、こんなもの食べていました。

貧乏でしたから…。

 

《1951年頃》

△秋刀魚で一食 40円。

△メンチカツ一枚 15円。

△パン半斤ジャムつき 23円。

△肉なんばん 35円

 

《1976年になり同じ物の値段》

▲秋刀魚定食 400円

▲メンチカツ一枚 50円

▲パンジャムつき 80円

▲肉なんばん 400円

 

 

 

”ふと我思う”

 

体の弱い苦しさ。

教養のないみじめさ。  

他人をうらやむ、みにくさ。

する事のない寂しさ。

嘘をつかねばならぬ悲しさ。

良心に背いた恥ずかしさ。

 

 

造花はどんなに美しくとも好きになれない。

花でもないのに、花のふりをしている。

生命がないので枯れもしない。

明日枯れてしまう為に今日美しい本当の花のきびしさもない。

 

 

 

“片想い”

 

ああ、いつの日かあの女(ひと)の胸にボクの名を刻みたい。

雨垂れ落ちてくぼみし石の如く。

 

 

 

”1965年の詩”

 

『兄と妹』

 

子供の時の妹は、鼻緒が切れたと泣いたっけ。 

私の肩につかまって。

 

学生の時の妹は、理解がないのと泣いたっけ。

私の胸をつきながら。

 

恋をした日の妹は、素敵な人よと泣いたっけ。

私の背中に抱きついて。

 

別れた人を妹は、見損なったと泣いたっけ。

私の胸のその中で。

 

そこで私は言ったっけ、素敵な奴はお前だけ。

    

 

来到明天

ライタオミンテン

 

そうです!明日になれば良い事が起こるかも。

 

 

 


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