先日バスに乗り、駅前のスーパーまで買い物に。
バスは新車だった。
何でも新しいのは良いものですね。
始発から終点までだから、いつも最後尾の席に座る。
内装は素敵で、シートの柄も品良く、
冷暖房の吹き出し口の蓋のデザインが丸くてなかなか良い感じ。
二人掛けの椅子も平らではなく、一人ずつのくぼみ。
走りだしたら静かで、
ただクッションが硬い。
タイヤの空気圧が高いのか、スプリングか硬いのか。
この車のメーカーはどこかなと?
トヨタ、日産、日野、いすず…など、、と
最後の一人になって降りる時、運転手さんに尋ねてみた。
何と!中国製の電気自動車だと。
ええーっ!!😞
内心、直ぐ故障するんじゃ?と
中国製を信用しない頑固な老人のボクは思った。
しかし、中国製が日本の市内バスまで、と感心する。
「降ります」のボタンも押しやすい肘掛けの位置に。
設計は日本だろうが。
今や、日本人で中国製品をまったく使っていない者なんて、
一人もいないんじゃないかと思う。
家の中のコンセントとか、建築材料、目立たない所にも、
パソコンの充電器、衣類、電気製品、靴、食品、例の風力発電パネルetc。
通販で扱われているもののほとんどが”中国製。
しかも、あえてそれを隠すようなセールストーク。
届いた商品を確認して、初めて”あちゃ~、やっぱり中國製やぁ”
たいしたものだ中国。
何でも作ってしまう。
偽物にしてもその技術力に脱帽。
ああ、ボクらの子供の頃は(80数年前)、
中国のことを
”支那ぽこぺん” とか、”チャンコロ” と見下していたのに。
核兵器を持ち、
月まで行こうかとしている現在、その進歩には驚嘆してしまう。
独裁政治で内外に対する国策は、褒めたものではないが、
あの新車バスが、見かけ倒しでない様にと願う。