熱下がりました！
36度台です。ほぼ平熱。ロキソニンも飲んでません。
えーと、汚い話で申しわけないんですが、鼻をかんだら黄色いドロッとしたのが出て――
勝った！
と思いました。
わたくしの免疫細胞たちが、がんばってコロナをやっつけた残骸ですよ。
ありがとうT細胞！
ありがとう白血球！
ありがとう働く細胞！
抗ウイルス剤もいい仕事したのかもしれません。薬でコロナウイルスの増殖を抑えている間に、わが免疫細胞がやつらを殲滅！
ってことなのかな？
では免疫細胞に負けず、わたくしもがんばって新ネタいってみます（笑）。
α9Ⅲという恐ろしいカメラが、もーじき発売されます。
それに先立ちまして、レンズのファームウェアがアップデートされたのは以前このブログに書きましたが、こんどはフラッシュです。
きましたよ。
グルーバルシャッターの、全速同調に対応です。
同調速度を気にせずフラッシュ焚けるって、大げさじゃなく世界中のフォトグラファーの夢ですよ。
ちなみにα7R Ⅴの同調限界は1/250Secです。
日中シンクロで1/250Secなんてあっという間に超えますかね。絞って撮るならともかく、人物撮影なら絞り開けたいじゃないですか。
そこでいままではハイスピードシンクロしか手はありませんでした。でもあれ、フラッシュにものすごく負担を掛けます。
じっさい、ぼくキヤノン時代に、ハイスピードシンクロを多用しすぎて、フラッシュチューブを焼き切った経験があります。それも２回も！
しかも２回目に焼き切ったときは、補修部品の保有期間が過ぎていて修理できなかったというオマケ付き。
グローバルシャッターなら、そんな恐怖とは無縁。撮りたい絞り、撮りたいISOで決まるシャッタースピードが、1/2000Secだろうが1/4000Secだろうが、フラッシュはそのまま焚けばいい。
夢のような話じゃないですか。
ああ、垂涎……
オホン。
α9Ⅲは簡単に買えないので、垂涎のままですが、こんどのアップデートではもう一つうれしい改善が。
それが「充電優先設定」です。
単3のアルカリやニッケル水素を使うタイプのフラッシュって、連続して発光させたときの光量が安定しないことがあります。
そこでソニーは「充電優先設定」というモードを用意してくれました。多少チャージ時間は延びるけど光量が安定するそうです。
わたくしHVL-F60RM2を2台運用しているので、さっそくアップデートです。
あっ！
ここで重大なことに気づく。
HVL-F60RM2の端子って、まだマイクロUSBだった！
マジかよ。USB Type-Cじゃないのか……
あわててケーブルを保管している引き出しを探して……
あった。よかった。
そういえば、謎ケーブルを処分したとき、マイクロUSBケーブルもごっそり捨てたんですが、一本だけ残しておいたんでした。こんなこともあろうかと。
偉いぞ、過去のオレ！
で、無事にアップデート終了。
さっそく「充電優先設定」にしてテストしてみました。
ものすごく簡易的なテストですが。
カメラはα7R Ⅴ、レンズは20-70mmの広角端20mmで撮影します（フラッシュもワイドパネルを降ろして）。
被写体は仕事部屋です。いまお籠もり中で部屋から出られない（涙）。
ゴホン。
部屋の隅から反対のコーナーにレンズを向け、フラッシュをマニュアルモードで最大光量にした状態で露出を決めます。
ISO100、F8、1/200Secで適正らしき露出になりました。時間は夜なので窓から自然光の影響はありません。またこの露出設定だと照明の影響も無視できます。（つまりフラッシュ焚かないと、真っ暗の写真しか撮れない）
で、シャッターを切る。
チャージランプが点灯した瞬間、つぎのシャッターを押すというのを20枚連続して撮ってみると……
ぼくが試した範囲では、露出は20枚すべて一定に保たれてました。
２台ともテストしましたが、どちらもまったく同じ結果。個体差なし。さすが日本の工業製品（笑）。
それでいてチャージ時間が「遅くなる」という感覚はなくて、ぼくの撮影テンポならふつーに使えそう。
光量の安定性、なかなかよいです。こういう機能改善のアップデートは大歓迎ですね。
あ、そうそう。使用電池は富士通のニッケル水素です。２台ともフルチャージした電池を装着してテストしました。
以上です。
※（注）
TTLで撮ると被写体によって（ちょっとした角度違いでも）露出がばらけることがありますが、それはここでいう「光量の安定性」とはべつの問題です。
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こちらの作品も引き続きよろしくお願いします。
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