姪がリンゴ病と呼ばれるウイルス性疾患にかかりました。
と言っても、ある日突然、ほっぺたがリンゴみたいに赤くなって、腕などにも、多少赤いポツポツが出ただけで、発熱したとか、身体がだるいとか、そーいう症状は、まったくなかったそうです。
だから、てっきりアレルギーだと思って皮膚科に連れて行ったそうです。そしたら開口一番「リンゴ病だねー」と医者に言われたとか。典型的な症状だったようです。
で、聞いたところによると、顔がリンゴになったときには、もう「治ってる」だそうですね。
正確には、すでにウイルスは効力を失っていて、人にはうつらないそうです。顔が赤くなるのは、免疫反応の名残なんだとか。
それ聞いて、おもしろい病気だなーと思いましたね。
原因は、パルボウイルスってヤツらしいですけど、こいつ、なかなか頭がいいですよね。なにせ、一番感染力の強いときには、無症状なんですから、人にバンバン伝染するわけですよ。で、顔が赤くなって、リンゴ病だと判明したときには、時すでに遅し(笑)。
こう言ったら語弊があるけど、なんちゅうか、理想的な病気ですな(苦笑)。宿主に、ほとんど迷惑をかけずに伝播していくなんてねえ。
もっとも、いまウィキペディアを紐解いてみたら、大人が感染すると、発熱や悪寒、あるいは筋肉痛など、さまざまな全身疾患を伴うんだとか。妊婦がかかると危険とも書いてある。
大人には優しくないウイルスなのね(涙)。
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