先日、千葉に行った際に訪問。
相変わらずマニアックなアホなことをやっていて自分でも呆れます(笑)。
1.千倉漁業無線局:
千葉県水産情報通信センター(千葉県漁業無線局)のホームページによると、千倉漁業無線局は昭和36年11月に開設され、平成4年に勝浦の本局に統合されたようです。
場所はこの辺り。
房総フラワーライン沿いのコンビニを過ぎたところでこの看板が見えてきます。
近くには「無線局前」というバス停もあります。
この道を入っていきます。
少し歩くと、27MHz帯、40MHz帯(と思われる)アンテナと、その奥に今は使われていないであろう鉄塔が見えます。
無線局への道は坂になっています。
入り口の脇には「千倉漁業用海岸局」の立派な門標があります。
敷地の中には入れない(入らない)ので、門の外からの様子を。
門の外から見て左側に見える鉄塔はアンテナ線も張られておらず、使われていないようです。
建屋も手すりが外れて廃墟のような状態。
敷地は結構広めです。奥に見える建屋は今でも使われているような雰囲気。
草木の手入れもちゃんとされているようです。
門の外から見て右側の様子。この建屋も蔦にくるまれて完全に廃墟状態。
このアンテナは今でもここから送信されている27MHz帯、40MHz帯のものでしょう。
ということで、送信所近くのコンビニ駐車場にて早速ワッチ。
駐車場からの眺め。アンテナが見えます。
気象実況をワッチすることができました。
受信機(IC-R30)に接続しているアンテナチューナーは上限が31.5MHzなのですが、送信所から至近距離ということで39.080MHzを選択。当然ながらメータ振り切りで受信出来ました。
2.ニッポン放送木更津送信所:
東京への帰路、いつも高速から見えて気になっていたAMの送信アンテナに気付き、寄り道直行(笑)。
田んぼが続く道を進むと、アンテナが近付いてきました。
天気が良かったので、青空と田んぼの緑とアンテナの紅白がいい感じ。
さらに近寄ってみると…。
ニッポン放送の木更津送信所でした。
千葉に送信所があるため、都内では受信しにくいエリアがある・TBS、文化放送に比べて電波が弱い…などと聞いてはいましたが、まさかここだったとは偶然。
場所はこの辺り。(Google Mapより)
ということで、早速ワッチ。
IC-R30で受信中。
アンテナ設定は「外部アンテナ」。
内臓のバーアンテナを使わず、外部アンテナも接続していないこの状態でメータ振り切れ状態。
アンテナ直下を痛感‼素晴らしい。(受信機的にはこれではNGですが…)
アンテナは2本のうち、片方にだけ容量冠が付いています。
方式としては、ラジオ関西の送信所と同様、2本のアンテナの給電の位相を変えることにより、指向性を持たせる「双給電型指向性アンテナ」であると思われます。
下記、「ベリーカード~その他国内AM局編」でもニッポン放送のベリカードを紹介していますが、ニッポン放送と言えばオールナイトニッポン。
鶴光師匠、ビートたけしさん、中島みゆきさんなどをよく聴いてました。
AM放送廃止の流れにより、このアンテナも近い将来無くなってしまうのでしょうか…。
~以下次号~