1日目は詰め込み過ぎの感がありましたが、2日目も同様(笑)。
2日目は2回に分けてお届けします。
1.鹿児島県無線漁業協同組合(JFX):
東京の多摩地区でも受信可能な漁業無線局。
以前ご紹介した気象Fax(下記)や、
東京ボルメットと呼ばれる航空機向けの気象情報もここから放送されています。
局舎の様子。色々と受託している無線局にしては意外とコンパクトで小さな印象を受けました。
後ろに見えるのは桜島。とても良いロケーションです。
送信所は指宿市にあり、鹿児島市内の本局からは約32km。
マイクロ波と光回線を併用して指宿へ送信しているようです。
指宿の送信所については別途。
2.照国神社:
島津家第28代当主・島津斉彬公を祀る神社です。鹿児島市で最も大きな神社として、多くの参拝者が訪れています。
文久3年(1863年)、天皇から島津斉彬公に「照國大明神」の神号が授けられ、翌年、南泉院跡に社殿が建てられ、照國神社となりました。
御朱印もゲット。手書きでした。(@\500)
神社の上部に聳え立つスーパーターンスタイルアンテナ(バットウイングアンテナ)が気になりますが我慢(笑)。次の目的地へと急ぎます。
3.万世特攻平和祈念館:
鹿児島で特攻基地と言えば「知覧」が思い浮かびますが、知覧意外にも特攻基地がありました。それが「万世陸軍飛行場」。この飛行場に関連する資料などを展示しているのが万世特攻平和祈念館です。
南さつま市立万世特攻平和祈念館は、鹿児島県南さつま市にある戦争資料館である。太平洋戦争末期に特攻で戦死した万世陸軍飛行場の航空隊員201名を祈念し、1993年(平成5年)に開館した。昭和20年に万世飛行場で教官を務めた人物が中心となって、戦死した同志の慰霊のために設立された。
(Wikipediaより)
世界中で今でも続く戦争やらミサイル発射やら…。
亡くなった英霊達は嘆いていることでしょう。
4.知覧特攻平和会館:
特攻関連の施設としては誰もが知る場所。
知覧特攻平和会館は、鹿児島県南九州市知覧町郡(旧川辺郡知覧町)にある歴史博物館。
第二次世界大戦末期に編成された大日本帝国陸軍航空隊の特攻に関する資料を展示している。
また、知覧特攻平和会館が建てられている場所とその周辺は、知覧平和公園として整備されている。(Wikipediaより)
飛行機好きとしてはどうしても当時のゼロ戦などの戦闘機に目が行きがちですが、ここで
印象的だったのは「三角兵舎」と呼ばれる特攻隊員の宿舎。
個人的には他のどんな展示物よりもインパクトがあり、印象的でした。
兵舎の内部の様子。
レプリカとは言え、特攻隊員たちがそこにいるかのような気がしました。
館内に展示されているゼロ戦(五二型)。
当時ここまでの技術力が日本にあったことも驚きですが、機体は軽量化のためとにかく軽く、薄く作られていることが解ります。敵の銃弾をかわす俊敏さがあったとは言え、いざその銃弾を受けてしまうと被害も大きかったと思います。
万世特攻平和祈念館、知覧特攻平和会館と、特攻に関連する2か所を訪問しましたが、どちらも
一度は訪れ、現在我々が平和な日常を送ることが出来る意味を考えるべきだと思いました。
~以下次号~