「心とからだを元気にする音読」
家で行う音読では、
3密を避け、
良く換気をし、
周りの人に迷惑をかけないよう心掛けて、行ってください
今日のテーマは
「暗誦」
暗誦とは、文章を暗記して、口に出して唱えることです。
論語やお経など、何も見ずに唱える方がいらっしゃると思います。
まさに、それが暗誦です。
一字一句覚えるのは、大変なことです。
でも、ここで大事なことは、覚えようとすること。
新しいことにチャレンジすることや、記憶の練習をすることは、
脳の活性化にいいと言われています。
目から入った文字情報を理解し、声に出して読む。
さらにその文章を記憶する
記憶した文章を声に出して読む
暗誦は、脳とからだを使って、インプットとアウトプットが同時にできます
暗誦は、子供の英才教育で取り入れているところもあります。
算数の九九も、暗誦の一つですよね
では、中高年になって、何を暗誦したらいいのでしょう。
いきなり、長いものに挑戦しようとしたら、挫折しか味合わないかもしれない(自分の経験です)ので、短いもの、自分の好きなものを、歌を覚える感覚で暗誦してみましょう。
『声に出して読みたい日本語』(斉藤孝著 草思社文庫)
『心とからだを整える 大人のための1分音読』 (山口謡司著 自由国民社)
上記の本は、私が使用している本です。
名作の一部が味わえて、暗誦するにはよいと思います。
他に
「五十音」(北原白秋)
「外郎売り」
など、滑舌練習の定番もあります。
「雨ニモ負ケズ」(宮沢賢治)
「枕草子」(清少納言)
「平家物語」
なども、学生時代に覚えた方は多いのでは?
暗記が得意な方は、落語などを覚えたら、披露する楽しみも増えそうですね!
このように書いておいて、最後に言うのも何ですが7・・・
私は暗記が大の苦手
だからこそ、覚えようとしています
コツは、何度も繰り返し読むことですね。
朗読の舞台で「よだかの星」を練習していた時は、自然と暗誦できるくらいになっていました。
さあ、一緒に頑張りましょう
※「心とからだを元気にする朗読」は、ステイホーム週間に、家でできる健康法の紹介として、私がブログで始めたシリーズです。
私のブログテーマ「話し方・朗読」にまとめてありますので、途中からの方は是非シリーズ1からお読みください
※寺田理恵子の朗読教室は、このブログのトップページに記載の教室で開講しております。お気軽にお問い合わせください。