「毒母」ってご存知ですか？　あなたも毒母かもしれません！

一週間で勝手に勉強する子供に変わる、
楽しい家庭学習　母勉プロデューサー
小室尚子です。

「毒母」（ドクハハと読みます）という言葉、ご存知ですか？

つい最近までの私は、「教育者」という仕事がら

「娘を立派に育てなければならない」という意識がかなり強く、

娘の行動に目を光らせているようなところがありました。

また、家庭内のことで自分の計画どおりに事が運ばないと

非常に腹が立ち、娘や主人に当たることもありました。

しかし今では、この「ねばならない」という呪縛から解き放たれ

「こんなもんで、まあいいか」と流せるようになってきました。

「きちんと生きることよりも、多少だらしがなくても

楽しく生きて、毎日笑っていた方が幸せだ」

と気が付いたので、そう思えるように変わってきたのです。

きっかけは、高橋リエさんのブログでした。

このブログで「毒母」の存在を知ったから。

以下、高橋さんのブログの引用文です。

「毒母」というのは、
子どもや配偶者が傷つくことを容赦なく言い放って
平然としている、人の気持ちをくめない母親、のことなんですが、
毒母も好きでそうしてるわけではなく、本人自身が、
すごくつらいんですね。

で、たくさんの毒母さんのお話をうかがっていますが、
いろいろと共通点があります。

まず、外面がとてもいい、自分はいい人で正しいと思っている、
やるべきことはちゃんとやっている、など。

程度の差はあるにしても、みなさん家事はまじめにやっています。

だから、傍目にはいい人、ちゃんとした奥さん・お母さんなのです。
本当はやりたくないことでも、「やらねばならない」ことは
やりぬく強い意志があります。

つまり自分の気持ちよりも「ねばならない」がつねに勝つ、
なぜならそっちが「正しい」から。

「ねばならない」で必死なので、基本的に不機嫌です。

ちゃんとしてはいるけれど、楽しくないし、苦しいから。
なおかつ、子どもが「ねばならない」を守らないと
無性に腹が立ちます。

人として生きる価値がないとすら思うかもしれません。

ただでさえ機嫌が悪いのに、子どもが言う通りにしなければ、
罵詈雑言の嵐、です。

言われたほうがどう感じるか、まったく意に介しません。
だって、自分がとっくにマヒさせているので、感情なんて
ないと思っているから。

どうしてそんなに「ねばならない」に必死になれるのかというと、
おそらく無意識レベルでは、自分の親に認めてもらいたいから。

つねにいい人で正しくないと認めてもらえないと思い込んでいるから。

ねっ、いかがですか？　

ここまで読んで、

「もしかしたら、自分も毒母なのかも？」

と思った方、いらっしゃいませんか？

健全な子育ては、健全な母から！　

ご自分が無償にイライラしていたら、高橋さんのブログで、
ご自分の心の中を、ひも解いてみるのはいかがでしょう？

私のように、気持ちが楽になり、子育ていや、生活自体が
楽しくなると思いますよ。

高橋リエさんのブログ