フリースクール『寺子屋ありがとう』 新潟

フリースクール『寺子屋ありがとう』 新潟

諦めさせられないでくださいね。
http://terakoya-arigato.jp/

今日は、11月30日に開催する講座
「不登校生徒の進路選定と学び方」
のご案内を兼ねた内容です。


不登校の子どもたちにとって、

「なぜ『学び』が立ち上がるきっかけになるのか」

について書いてみます。


= 不登校の児童生徒と「学び」=

私が主宰する「寺子屋ありがとう」では、主に学習支援を行っています。
多くの不登校の子どもたちと関わる中で、ずっと感じてきたことがあります。
 立ち上がるきっかけとして、学びはとても有効だということです。

私が考える「学びの効用」は、次の三つです。


1. やることが無かった一日に、やりたいことが生まれる
2. 進学・進級など、今後に希望を持てる
3. 無心と没頭の時間を過ごせる


最初は、あくまで私の経験上の考えでしかありませんでした。
後に、さまざまな理論や研究が、これらを裏づけていることを知ります。
 

前回こちらにまとめました。

100報以上ありました。

 

 

今日は、その中からいくつかを取り上げてみます。


=何もしないと、不安はふくらみ続ける=
 反芻思考と行動活性化

不登校の生徒から、こんな言葉を聞くことがありました。

「頭の中では将来の不安がぐるぐる回っている」

「なんとかしようと思うのに、身体が動かない」
「動かないと、よけい不安が大きくなる」

過去のこと、不安な未来を何度も頭の中で再生してしまう状態を
「反芻思考(はんすうしこう)」といいます。
この状態が続くと、気分が落ち込みやすいことが分かっています。
不安は多いくなり続けるでしょう。

「行動活性化」という考えがあります。

 

なんらかの行動をすることで、やる気が出ることです。

 「やる気が出ないから動けないのではない。
  動かないから、いつまでもやる気が出てこない。
という考え方です。
だから、気分が乗らない時は、着手しやすい何かを始めてみることが有効。


寺子屋ありがとうでは、入会間もない子や、やる気が出ない子には
いきなり教科書ではなく、着手しやすい“思考系パズル”などからスタートすることが多いです。


「なんとなくやってみたら、ちょっと面白かった」
そこから少しずつ、不安一色だった頭の中に、小さな「やること」が生まれてきます。
不安を認識して、何もしていない時、人は不安になるものです。

これは、先ほどの効用①
「やることが無かった一日に、やりたいことが生まれる」
を支える土台になっています。

※11/30の講座当日、ご希望の方には「プリントパズル」をお配りする予定です。


これなら、できるかもしれない=
 期待-価値理論

やる気は「精神論」ではなく、ある程度「計算」できる、という考えがあります。
それが「期待-価値理論」です。
このような式で表されます。


やる気 = 期待(できそう) × 価値(やる理由)

やる気は、期待と価値の積で決まる。
* 「どうせ無理だ」と思っていたら → 期待がゼロ
* 「やる意味が分からない」と感じていたら → 価値がゼロ
どちらか一方がゼロになってしまうと、やる気もゼロになります。

だからこそ、生徒たちには、

「これなら、やれそう」

と思えるくらいの難易度を、一人ひとりに合わせて提示し取り組んでもらいます。

また、なぜ学ぶのかを、定期的に考える時間を設けています。

こうした工夫が、効用②
「進学・進級など、今後に希望を持てる」
に繋がります。


 

=無心と没頭の時間=
 フロー理論と脳の可塑性

私が教室で一番大切にしているのは、
生徒たちに「無心で没頭できる時間」を過ごしてもらうことです。

「フロー理論」という考え方があります。
* 目標がはっきりしている
* 難しすぎず、簡単すぎない
* 「できた/もう少し」といったフィードバックがすぐにある

この条件がそろうと、人は高い集中状態(フロー)に入る。

また、同時に深い満足感や幸福感を得やすいとされています。

さらに、脳には「神経可塑性(しんけいかそせい)」があります。
使われた神経の回路が強くなり、習慣化されていく性質のことです。

つまり、集中する時間をくり返すほど、「集中しやすい脳の回路」が育っていく
ということです。

そして、人が一番集中力を発揮しやすいのは
「楽しんでいる時」
勉強でも、仕事でも、スポーツでも、
「楽しんでいる人には敵わないな」と、私はいつも感じます。

だからこそ、
無心と没頭の時間をつくるためには、
「楽しい」と感じられる学び方を提示すること。

 

これが効用③
無心と没頭の時間に繋がります。


============
 

「不登校生徒の進路選定と学び方」

 講座のご案内

ここまでご紹介したような理論と背景。
そして、それをもとに寺子屋ありがとうで実践している「学び方」についてお届けします。


▼講座タイトル
「不登校生徒の進路選定と学び方」

 

▼日時
2025年11月30日(日)
13:00〜14:30 講座
14:30〜16:00 個別相談会

▼会場
新潟市総合福祉会館 501会議室
(〒950-0909 新潟県新潟市中央区八千代1−3−1)

▼対象
不登校・登校しぶりのお子さんの保護者の方はもちろん、
・支援者
・学校関係者
・生徒さんご本人
・同業の方
など、どなたでもご参加いただけます。

▼内容(予定)
・なぜ「学び」が不登校に有効なのか
・今年度の受験にも間に合う、ご家庭でできる学習法
・全日制/通信制など、進路の整理のポイント
・ゲーム・スマホとの付き合い方と、時間設計のコツ

※個別相談会では、お一人おひとりのお話をうかがいながら、
 具体的な学び方・進路の選び方を一緒に考えます。
 私と、不登校学習支援連盟加盟教室の代表が担当します。

▼参加費
無料

▼講師
岸本 達也
(不登校学習支援連盟 会員/「寺子屋ありがとう」主宰)
 

▼お申込み・お問い合わせ
025-369-5286
080-3344-0358(事務局:岸本)
---
「うちの子、この先どうなるんだろう…」
そんな不安を抱えられた保護者様方に、少しでも安心していただけたらと考えています。

また、不登校児童生徒とありますが、全ての方の学びに通ずる内容です。
どなたでもご参加いただけます。
どうぞお気軽にお問合せください。

 

 



講座内容
「不登校児童生徒の進路選定と学び方」
  〜諦めさせられないでくださいね〜
日時:11月30日(日)
   講座:13:00–14:30
   個別相談:14:30–16:00
   (主催団体講師担当)
会場:新潟市総合福祉会館
   (新潟市中央区八千代1-3-1)
会費:無料
主催:『不登校学習支援連盟』
お申し込み: 
 電話:025-369-5286(不登校学習支援連盟事務局)
080-3344-0358(岸本)
お申し込みフォーム:https://qr.paps.jp/T6LhF

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以下、私の講演・講座のご案内です。

 

=令和7年 講演・講座の予定 =


11月25日(火)
stand.FMラジオ
『不登校生徒の進路選定と学び方』
11/25(火)21:00〜21:45
『こもりびとの部屋』
https://qr.paps.jp/9YTK

12月3日(水)
聴き方教室 江南区
『言語分析哲学』 「赦し」
10:00-12:00 横越地区公民館
https://qr.paps.jp/gvpKd
会費:1300円

12月17日(水) 
聴き方教室 online
「まとめ」 最終回
20:00-21:30 
詳細はこちらです
https://qr.paps.jp/ihRsK


12月27日 (土)
聴き方教室in温もりハウス
言語分析哲学『赦し』
10:00-12:00 温もりハウス
https://is.gd/eAAf0K
会費:500円
(女神様のケーキセット付き)
駐車:柳都大橋横下万代島駐車場B1
      会場に一番近くて安価です



各会参加ご希望の方はお問合せフォームからご連絡ください。

 

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『聴き方教室』参加のお母様方の言葉をまとめました。

 

 

 

 

 

 

 

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私著

 

 

 

 

 

 

以下、不登校の児童生徒に学習が有効であることを、裏付ける学術的言説のリストです。
メールマガジンの、参照資料としてアップします。

1. 動機づけと自己決定の強化に関する視点
 

自己決定理論(Self-Determination Theory, SDT)

内発的動機づけ・外発的動機づけ

有能感(competence)

自己効力感(Self-Efficacy)

期待‐価値理論(Expectancy-Value:効力予期×価値づけ)

達成目標理論(目標志向性:熟達目標/成績目標)

自己調整学習(Self-Regulated Learning:自己制御・SRL)

自己価値理論

帰属理論・帰属的再訓練

コントロール感覚(統制感)

レジリエンス(Resilience)

興味の発達モデル(興味の段階的発達)

目標設定理論(Goal-Setting Theory:目標の明確化)


 

2. フロー理論(Flow)
 

注意制御理論

ワーキングメモリ(作業記憶)と認知負荷理論(Cognitive Load Theory)

スキーマ理論と自動化

認知行動療法における認知再構成(CBT)

マインドフルネス(Mindfulness)

認知的方略・メタ認知

注意の転換と認知資源の配分

問題解決能力

認知的柔軟性

集中の維持と作業記憶の負荷軽減

認知的リハーサル・自己教示法

不安の軽減・認知的再評価


3. 行動と環境による変化の視点
 

行動活性化(Behavioral Activation)

作業興奮

シェイピング(段階的接近)

トークン・エコノミー(トークン強化)

環境と行動の相互作用(行動の随伴性)

習慣化の心理学

刺激制御(Stimulus Control)

強化の原理(強化スケジュールと消去抵抗)

タイムマネジメント

スケジュール化(ルーティン化)

プロンプトとキュー(手がかりの提示)

行動契約

拮抗条件づけ・漸進的リラクゼーション(不安・緊張への行動的介入)



4. 自己概念と人格形成の視点
 

マインドセット理論(成長マインドセット/固定マインドセット)

自己肯定感

自己概念の分化・自己概念の安定性

認知的コンフリクト(認知的不協和)

エリクソンの発達段階理論(アイデンティティ形成)

ロールモデル・成功者の認知

ポジティブ心理学(強みによるアプローチ)

自己開示(自己開示の欲求を含む)

役割取得(role-taking)

アイデンティティ探索

自己防衛・防衛機制

ポジティブ錯覚

パーソナル・エージェンシー(自分が変化を起こせる感覚)



5. 希望と未来志向性の視点
 

希望理論(Hope Theory:目標+経路の多重性+実行エネルギー)

将来展望・時間的展望

未来時間展望(Future Time Perspective)

期待‐価値理論(期待×価値:価値と期待の理論)

ビジョン・メイキング(将来像の明確化)

キャリア・アンカー

目標設定理論(Goal-Setting Theory)

目標の階層性(短期・中期・長期目標)

目標の実現可能性・予測可能性

ポジティブ・フィードバック

アフォーダンス(環境が与える可能性の知覚)



6. 社会性と関係性の視点
 

関係性の欲求(SDTにおける関連性の欲求)

社会的比較理論

モデリング(観察学習)

最近接発達領域(ZPD:Zone of Proximal Development)

共同的学習・協同学習

社会的スキル(SST)

役割と責任の付与

ピア・チュータリング(仲間同士の教え合い)

共同構築(co-construction)

社会構成主義(社会構成主義的学習観)

参照集団

感情伝染

社会的支援(ソーシャルサポート)

コンタクト仮説(接触仮説)

7. 記憶と学習効率の視点
分散学習効果(Spacing Effect)

再生効果・検索練習(Testing Effect)

インターリービング(交互学習)

符号化と検索(エンコーディングとリトリーバル)

例題効果(Worked-Example Effect)

二重符号化理論(Dual Coding Theory)

チャンキング(Chunking)

既有知識の活性化

精緻化リハーサル

状況依存的記憶

深い処理レベル(Levels of Processing)



8. 感情と心理的安全性に関する視点
 

ヤーキーズ・ドッドソンの法則(適度な覚醒水準)

心理的安全性(Psychological Safety)

情動調節(Emotion Regulation)

ポジティブ感情の拡大(拡張‐形成理論)

自己受容

防衛機制(※自己概念との関連)

学習性無力感

マズローの欲求階層理論

認知的脱フュージョン(思考との距離を取る)

ストレス・コーピング(対処方略)

感情のラベリング(感情に名前をつける)

安心感の確保・安全基地

学習不安の低減



9. 脳科学と発達心理学の視点
 

神経可塑性/脳の可塑性

実行機能とその発達

報酬系(ドーパミン系)

報酬予測誤差

臨界期・感受性期(最適期)

ピアジェの認知発達理論

ヴィゴツキーの社会文化的理論

感覚統合

情動脳(扁桃体)の制御

学習による認知予備力(Cognitive Reserve)

発達課題(developmental tasks)



10. 教育学とカリキュラムの視点
 

ブルームの完全習得学習(Mastery Learning)

螺旋型カリキュラム(Spiral Curriculum)

足場かけ(Scaffolding)

個別最適化・パーソナライズド・ラーニング

教育評価の役割(形成的評価・総括的評価)

学習の転移(Transfer of Learning)

ドルトン・プラン(自律的学習の枠組み)

構成主義/コンストラクティビズム(Constructivism)

熟達度評価(competency-based assessment)

カリキュラム・オーガナイザー(学習を組織化する枠)



=講座のご案内=

上記理論を裏付けとした内容の講座を開催いたします。

 

不登校児童生徒とありますが、全ての学びに通ずる内容です。

 

どなたでも参加いただけます。

 

ご興味ありましたら、是非お越しください。

 

 



講座内容
「不登校児童生徒の進路選定と学び方」
  〜諦めさせられないでくださいね〜
日時:11月30日(日)
   講座:13:00–14:30
   個別相談:14:30–16:00
   (主催団体講師担当)
会場:新潟市総合福祉会館
   (新潟市中央区八千代1-3-1)
会費:無料
主催:『不登校学習支援連盟』
お申し込み: 
 電話:025-369-5286(不登校学習支援連盟事務局)
080-3344-0358(岸本)
お申し込みフォーム:https://qr.paps.jp/T6LhF

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以下、私の講演・講座のご案内です。

 

=令和7年 講演・講座の予定 =


11月5日(水)
聴き方教室 江南区
『言語分析哲学』 「気づき」
10:00-12:00 横越地区公民館
[https://qr.paps.jp/gvpKd](https://qr.paps.jp/gvpKd)
会費:1300円

11月19日(水)
聴き方教室 online
「赦し」
20:00-21:30
詳細はこちらです
[https://qr.paps.jp/ihRsK](https://qr.paps.jp/ihRsK)

11月22日 (土)
聴き方教室in温もりハウス
言語分析哲学『気づき』
10:00-12:00 温もりハウス
[https://is.gd/eAAf0K](https://is.gd/eAAf0K)
会費:500円
(女神様のケーキセット付き)
駐車:柳都大橋横下万代島駐車場B1
   会場に一番近くて安価です

各会参加ご希望の方は
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私著

 

 

 

 

 

 

今回の投稿は、講座の案内を兼ねた内容です。 

ここ数年、受験を控えた中学3年生の保護者様方から、次のような相談が増えています。
「学校から、特定の民間通信制高校だけを強く勧められる。
 それも、専願を促される」

専願は、合格した場合、原則として入学を辞退できません。
さらには
「今決めないと、定員になり入学できないかもしれない」
と急かされ、夏休み頃から面談や出願が前倒しで進む。

生徒さんや保護者様は全日制を希望していても
「出席日数の関係で全日制は無理だ」
と言われる。

以上は一部の中学校で、学校の先生からうちの生徒たちが言われてきたことです。
先生も事実を知らないまま、そのように話されたのかもしれません。
また、生徒のことを思って、ということもあるでしょう。
ただし、「全日制は無理」というのは誤りです。
うちの教室からは、そう言われた生徒が、毎年何人も全日制高校に進んでいます。

また先月上旬、学校で勧められるという特定の民間通信制高校と、他数校へ直接電話して確認すると全て
「高校1,2年生の転入は今も受け入れている」
という回答でした。
(高3の転入は終了しているようです)
つまり10月時点で定員には、達していないということです。

中学3年の夏休みに決める必要は、全くありません。
それなのにもかかわらず、なぜ特定の学校のみが推され、保護者・生徒が焦らされる。
その理由に、思い当たることがあります。
それについては、講座でお伝えします。

現時点で志望校が決まっていない場合、進路選択で大切なことは
① 勧められ急かされても、安易に一つの学校に決めないこと
② 疑問に思うことは、複数校に直接確認すること
この二つは必要です。

「先生も紹介されるし、簡単な面接だけで入れるなら」
そんな形で、深く調べずに決めてしまう。
そして入学後に、聞いていた話と違うことに気づき、ご相談をいただくことも増えています。

聞いていた話と違うとは、料金が想定以上に高額になること。
そして、期待していた学習支援が提供されないこと。
さらに厄介なことは
「途中で退学すると、履歴書に書かなければなりませんよ」
そのように、辞めづらさを感じさせられ、学ぶ機会を失いながら在学し続けます卒業。
その後は、提携大学への無試験入学も用意されているようですが、問題はさらにその先です。
人は3〜5年文字から離れると、識字ができなくなることがあります。
(一度習得していたら、短期間で取り戻せますので、不安を煽るものではありません)
その状態で大学卒業とされ、社会に出されてどうなるのか。
そこだけは、事前に考えておいた方が良いはずです。

この問題が生じ始めたのは、私立高校授業料無償化が進んできた、5年ほどの制度の変化と合致します。
このような事態は、不登校ビジネスのあり方の変化が、生じさせた問題。

私はそう受け止めています。


もちろん、全日制と通信制、いずれが良いとか、そうでないという話ではありません。
いずれにも、良い点とそうでない点があります。
どちらが良いかは、何を得たいのか、どう過ごしたいのか、なりたいのかによって決まります。
合うか合わないかは、人によって異なるということです。
だからこそ、事前に正しい情報を得た上で、ご家庭の価値観とお子さまの希望に沿う、後悔しない選択をしてほしいと願っています。

そしてもう一つ、よく頂く質問があります。
「長期の不登校で学習が大幅に遅れているけれど、受験に間に合いますか?」
という質問です。


答えは、十分間に合います。
そうお答えすると意外そうな顔をされます。
そのための学習法があるからです。

今回の講座を主催するのは「不登校学習支援連盟」という団体です。
長期の不登校などで大幅な学習の遅れがあっても取り戻せること、そして、そのための学習法を広めるために設立しました。
私の教室も加盟させてもらっています。

しっかりした学習支援を提供している場は、少しずつ着実に増えています。
講座では、進路選定で気をつけるべき点と、私の教室で実践している学習法を紹介しつつ、まだ間に合うという事実を受け取っていただけたらと考えています。

今回は主に、進路と学び方についてお伝えします。


進路選定について
・教育ビジネスと不登校ビジネス 見分ける視点と注意点
・何を求め、何を得られる場なのか 価値観/目的/手段
・5年前から増えた相談の背景(制度と現場の変化)
・不登校になると通信制高校にしか行けないのか?
・進学先は急いで決めないといけないのか?
・選択の失敗による苦悩とその回避

学び方について
・なぜ、数年単位の遅れを取り戻せるのか?
・成績の悪い子はいても、頭の悪い子はいない
・三つの習得の形
・記憶力とは、記憶する力ではなく……
・天才とは集中 集中する方法と集中力の鍛え方

不登校でなくとも、学ばれている方に役立つ内容であるはずです。
同業の方のご参加も大歓迎です。
学び方と伝え方を共有できる場が増えたら、ありがたいこと。
地域に「諦めさせられない」選択肢を増やしたいと考えています。

また、教室入会の営業はしません。
(うちの教室は、現在新規ご入会を止めています)
学習支援の場を望まれる方には、主催の「不登校学習支援連盟」加盟教室を紹介します。

参加希望の方は、直接メッセンジャーでご連絡をいただくか、下記方法でお申し込みください。

講座内容
「不登校児童生徒の進路選定と学び方」
  〜諦めさせられないでくださいね〜
日時:11月30日(日)
   講座:13:00–14:30
   個別相談:14:30–16:00
   (主催団体講師担当)
会場:新潟市総合福祉会館
   (新潟市中央区八千代1-3-1)
会費:無料
主催:『不登校学習支援連盟』
お申し込み: 
 電話:025-369-5286(不登校学習支援連盟事務局)
080-3344-0358(岸本)
お申し込みフォーム:https://qr.paps.jp/T6LhF
 

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以下、私の講演・講座のご案内です。

 

=令和7年 講演・講座の予定 =


11月5日(水)
聴き方教室 江南区
『言語分析哲学』 「気づき」
10:00-12:00 横越地区公民館
[https://qr.paps.jp/gvpKd](https://qr.paps.jp/gvpKd)
会費:1300円

11月19日(水)
聴き方教室 online
「赦し」
20:00-21:30
詳細はこちらです
[https://qr.paps.jp/ihRsK](https://qr.paps.jp/ihRsK)

11月22日 (土)
聴き方教室in温もりハウス
言語分析哲学『気づき』
10:00-12:00 温もりハウス
[https://is.gd/eAAf0K](https://is.gd/eAAf0K)
会費:500円
(女神様のケーキセット付き)
駐車:柳都大橋横下万代島駐車場B1
   会場に一番近くて安価です

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不登校生徒の進学


不登校生徒の高校進学について、進学先の選定と学習法について書いてきました。

 

お勧めの進学先について、今回は具体的な学校名をお伝えしたいと思います。

 

 

 

具体的な学校名

本日も不登校の生徒さんの進路についてです。

 

今まで、お勧めの学校であっても、あえて校名はあげませんでした。

 

お勧めの学校を明らかにすることは、同時にそうでない学校も明らかにすることだから。
 

そこに通っている方、すでに進路として決められた方を、混乱させては良くないと考え、そうしました。
 

また、最良の学校は一人ひとり異なります。
 

そして、私が全ての学校を知っているわけでもありません。
 

ここにきて、多くの方から


「具体的にどこの学校が良いのか知りたい」
 

というご質問をいただきました。
 

そこで今回は、あくまで私個人の意見として、いくつかお勧めの学校名を紹介します。



改めて選ぶ基準

進学先を選ぶ上で最も大切なことは、「何を得るための進学なのか」を明確にすることです。
 

不登校の生徒であれば「居場所」が欲しいのか、「高卒の資格」なのか、それとも「今後の可能性」を広げたいのか。


求めるものは人それぞれ違うでしょう。
 

そしてそれにより、最良の進学先は変わります。

私は「今後の可能性を広げること」が最も重要な選択基準だと考えています。
 

今後の可能性が広がる場であれば、希望を感じられ必然的に居場所にもなるでしょう。
 

そして必要であれば、学び直し高卒の資格も得られるはずだからです。
 


以下の学校は、私が「今後の可能性を広げる」という観点で選定したものです。
 

その前段階で、学び直したいという気持ちのあるお子様にお勧めです。

 

居場所や高卒の資格だけを求める方には、お勧めできないこともあります。
 

全日制高校が難しいとご自身で判断され、通信制・単位制高校を考えている方に、実際に私がお勧めしている学校です。

お勧めの学校


【新潟市内】
・公立高校
 翠江高等学校
 明鏡高等学校
・私立高校併設単位制コース
 清心高等学校
・民間通信制高校
 NHK学園高等学校
・全日制高校
 敬和学園高等学校
 全日制です。
 不登校生徒への対応が素晴らしく、長期の不登校経験のある生徒にも、しっかりした進学実績があります
 

【県外】
 富山県魚津市
・松蔭高等学校富山校
 (あくまで富山校です、同校他の教室については知りません
   また、富山校はサポート校ではありません)
 

 

誤解なきように
 

上記以外の学校やサポート校がダメだと言っているわけではありません。
 

20年間フリースクールをやってきて、卒業生と学校関係者から話をうかがい、ある程度内情を知った上で、私が勧められる、勧めている学校です。


他にも私が知らないだけで、素晴らしい学校もあるのかもしれません。
 

今回挙げた学校については、あくまで一つの参考としてお読みいただければと思います。


また、私が勧めた学校でも、生徒自身と合わず退学した生徒もいます。


そんな生徒たちには、このような形で紹介することは申し訳なく思います。

逆に、今回は名前をあげませんが、私が「ここだけはやめた方がいい」と思う学校でも、合う人はいるのかもしれません。
 

そこが難しいところではあります。
 


一つでも多くの学校の様子を見て、説明を聞いて、判断されてはと思います。
 

以前も書きましたが、私が重視する判断基準は
 

・消費者保護上の事件・問題を起こしていないこと
・教育者としての矜持を持つ人が運営、指導していること
 

この二つです。
 

この二つの見分け方も、以前書いた通りです。

引き続きご質問は遠慮なくお寄せください。
 

さらに詳しく、説明させていただきます。
 

当方への入会などのお気遣いは、一切不要です。
 

 

 

過去の内容

 

進学先について

 

 

 

学習法について

 

 

 

 

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以下、私の講演・講座のご案内です。

 

=令和7年 講演・講座の予定 =


8月23日 (土)
聴き方教室in温もりハウス
言語分析哲学『受容』
10:00-12:00 温もりハウス
https://is.gd/eAAf0K
会費:500円
(女神様のケーキセット付き)
駐車:柳都大橋横下万代島駐車場B1
       会場に一番近くて安価です

9月10日(水) 
聴き方教室 江南区
『言語分析哲学』 「受容」
10:00-12:00 横越地区公民館
https://qr.paps.jp/gvpKd
会費:1300円

9月17日(水) 
聴き方教室 online
「気づき」
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学習


「諦めさせられないでくださいね」

 

そう言われても、数年単位の学習の遅れがあったら諦めなきゃダメでしょ。

 

と思われることがあります。

 

たしかに、基礎を積み重ねる学習法では、間に合わないでしょう。

 

それでも、大幅な学習を取り戻す学習法はあります。

 

 

また、記憶が苦手な生徒がいます。

 

何回繰り返し憶えようとしても憶えられない。

 

私も子どもの頃はそうでした。

 

いつの時代も、そんな子が一定数いるのかもしれません。

 

そんな子には、お勧めの学習法があります。

 

苦手な記憶ができるようになり、大幅な学習の遅れを取り戻せる。

 

そんな学習法です。

 

記憶ではなく、理解するという学習法です。

 

今日はそのことについて。

 

 

新潟市内の中学校の多くは、夏休みが終わるとすぐに前期期末テスト。


中学3年生の数学では、「二次方程式」の単元が範囲に含まれるはず。
 

その中に「解の公式」があります。
 

毎年必出の重要ポイントです。

 

多くの学校では、公式を憶え、各項の係数を当てはめ、二次方程式の解(文字の値)を求めるように教えられます。

「どうしても公式を憶えられない」
 

という生徒がいます。
 

丸暗記が苦手な人は、いつの時代も一定数いるようです。
 

私も中学生の時は憶えられず、その問題は捨てました。

 

どうしても憶えられない場合は、公式を証明してもらいます。
 

憶えられず、思い出せないのであれば、証明で公式を引き出せば良い。
 

最初はそんな気持ちで勧めていました。
 

公式を使って解答する前に、その公式を証明をする。
 

テストのたびにそんなことをするのは、時間もかかり非効率でしょう。
 

でも、その方法しか思い浮かびませんでした。

 

教室での学習でも、解答する前に証明してもらいます。
 

二、三回自力で証明すると自然と暗記できるようになっていました。
(その理由については改めて)


この証明は高校数学で習う「平方完成」を用いますが、現在(脱ゆとり教育以降?)はその解法が中3の教科書、ワーク(問題集)に分かりやすく掲載されています。
 

要は、中3までの知識だけで、この公式の証明は十分に可能です。
 

また、公式を記憶できるだけではなく、この証明を通じて、文字式、一次・二次方程式、平方根といった中学数学で習う基礎知識を同時に、広く深く理解できるようになります。

そして何より、この証明をきっかけに数学が好きになる生徒が多いです。
 

この習得法を大切にしたいと思う、一番の理由です。


思考し理解し気づき納得する。
 

この中で
 

「わかった!」
 

という喜びを感じる瞬間があり、それが数学への興味や自信につながるのでしょう。


思考、理解、気づき、納得。
 

これらの過程は、丸暗記だけによる習得にはありません。
 

理解による習得。
 

このような学びは、一見遠回りに見えますが、最も効率的な学習法だと、私は考えています。

 

他の教科単元でもこのような、丸暗記ではなく理解による習得で、不登校などによる、数年単位の大幅な学習の遅れをとりもどせます。
 

面白さに気づけたら、自ら集中して取り組めるからです。

だから
 

「諦めさせられないでくださいね」
 

不登校ごときで諦めさせられる必要はない。
 

私がそう断言できるのは、こんなこともあってです。
 

 

 



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進学


前回は、不登校の生徒さんが進路を選ぶときに注意すべき「民間の通信制・単位制高校」について触れました。

 

 

 

中学3年生も、進学先を考える季節になりました。
 

学校と生徒の間には、進路選択について情報の非対称性があり、保護者や生徒からは見えにくいことが多く、不利な立場に置かれてしまう現実があります。

 

その結果、さまざまなトラブルが生じています。

一方で、「ここなら安心して紹介できる」と感じられる通信制・単位制の学校も存在します。

 

今回は私が考える、そのような「しっかりした学校」についてまとめます。

「しっかりした学校」とは?

ここでの定義は


「不登校ごときで生徒の可能性を失わせない、むしろ広げてくれる学校」
 

です。

 

正誤はない

 

もちろん最適な学校は人によって異なります。
 

 

学校との相性もあります。

 

 

費用についての感じ方は、ご家庭によって違います。

費用面で大切なことは、金額の大小ではなく、

「学校と家庭の間に公平性があること」
 

消費者保護上の問題が起きていないことです。

 


そして何より、お子様と保護者様がなにを望むのかです。

望むものとは


居場所、高卒の資格、可能性を広げたい……

 

その他にもあるでしょう。

 

その望みと学校が提供しているものが一致していれば、どこであっても問題はありません。


信頼できる学校


私が「この学校なら」と生徒に勧める基準は二つです。

・消費者トラブルがなく、金銭的に透明性があること
・運営者や教員が、教育に対して矜持を持っていること

この二つの条件を満たしている学校を紹介しています。

以下のような学校です。


1. 公立の通信制・単位制高校

・学費は年間約4〜10万円と負担が少ない
・教員免許を持つ先生が授業を担当

雰囲気が荒れている学校もありますが、「真剣に学びたい生徒を応援したい」という教員の気持ちを感じられる場所です


2. 非営利の民間単位制・通信制高校

・年間費用は最大30万円以下(家庭の年収に応じて変動あり)
・全国30ヵ所以上に分校があり、免許を持つ教員が直接指導

他の民間校より経費が安く、学びの質もしっかりしています。

 


3. 学校併設の単位制クラス

・全日制高校の中に設けられ、運営母体の教育理念が反映されている
・免許を所有する教員が学習を担当し、全日制よりも通いやすいように柔軟に対応している

新潟市内には私が勧めている学校が二校あります


4. 教育に矜持を持つ民間通信制高校

・学習塾を長年運営してきた方や元教員が立ち上げた学校
・営利法人であっても「生徒の将来を第一に」という姿勢を貫いている

中でも特筆すべき学校があります。

 

富山県にある民間通信制高校の分校(サポート校ではありません)です。 

 

設立のため、校舎を耐震基準を満たすように工事し直し、必要な教員を配備するため新たに教員を採用したり、ご自身で免許を取得したり。 

 

さらには、奥様が公認心理士の資格を取り生徒さんたちの心理的サポートを取り入れるなど、本気で教育に取り組んでいる学校もあります。


 

ここで紹介したのはあくまで、私が生徒に安心して勧められる通信制・単位制の高校です。

 

これらのような学校を知っているからでしょう、補助金目当てで安易に参入し、生徒の可能性を閉ざし、「自己責任だ」などと自らの責任を放棄している学校に、私は強い違和を感じてしまいます。



次回は、学校説明会などでよくかけられる「要注意な言葉」についてまとめる予定です。

もし進路に関してお急ぎのご相談があれば、直接メッセージでご連絡ください。

 

信頼できる具体的な学校の校名も、その理由とともにお伝えします。
 

 

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=不登校生徒の進学=

最近、進路相談を受ける機会が増える中で、悲しさと憤りを感じることが続きました。
それは不登校の子どもたちを巡る、民間通信単位制高校の現状に対してのものです。

特に問題を感じているのは、以下の三点。
・高額な金額を請求されているケースがある
・十分な教育がなされていない学校がある
・中学3年生の7月の時点で、不登校の生徒に教員が「全日制高校は無理だから」と安易に諦めさせ、通信単位制高校を勧めるケースがある



この場で、進学先の良い悪いを、言うつもりはありません。
最適な進路は一人ひとり異なるもの。
お子様が、自身の人生をかけて、選び取るものだからです。
しかし先に書いた現状は、本来は諦めさせられる必要はないのに、事実を知らないがゆえに、子どもたちの選択肢を狭め、将来の可能性を奪うことに繋がる事態だと感じています。
なぜこのようなことが起きているのか。
その背景には、いくつかの社会的な背景があります。


背景①:私立高校授業料無償化と、それに伴う弊害
 

新潟市では、私立高校授業料の実質無償化が決まってから、民間の通信制高校の「サポート校」(自習室)が次々と参入乱立しました。
5年ほど前からのことです。
当時私の教室も、通信制高校数校から「サポート校をやらないか」と誘いを受けました。
それが、この業界の実情を知ったきっかけです。

 

選択肢が増えること自体は良いことなのでしょう。
しかし、授業料無償化になった後の方が、保護者の負担が以前より増えているという、私には到底理解不能なことが起こっています。


具体的には、以前は新潟市内で最も高額だと言われた通信制高校で、年間70万円ほどかかりました。
それが今では、各校年間100万円近くかかることが当たり前になっています。
中には、2年間で300万円近くを、後出しジャンケン的に請求されたという相談も受けました。

授業料は無償化されているはずなのに、それ以外の名目で高額な費用が請求されている。
もちろん、その金額が高いか否かは、各ご家庭の判断に委ねられます。
しかし、公金が投入された結果、かえって保護者の負担が増えてしまっているという現状は、公金の使われ方としてどうなのか。
私には、大きな疑問があります。

 

背景②:教育への矜持
 

補助金を目当てに参入した学校が増えた結果、まともな教育を受ける機会を失った子どもは多いです。
私の教室には、民間の通信制高校に在籍しながら通ってくれている生徒がいます。
少なくないです。
そして、年々増え続けています。
理由は、籍を置いている通信制高校の授業では、到底志望校に合格できないからです。


使っている教科書、授業内容を聞くと、共通テストにすら対応できていないことが分かります。
勉強など必要ないという考えも、ありなのでしょう。
そうであれば、その方針は事前に伝えること。
勘違いさせないこと。


事前の宣伝や説明では、大学受験まで対応できるという触れ込みが、事実は全く違ったということで、支払った金額を全額返金してもらったケースもあります。
教育に携わるのであれば、その運用において、法律くらいは守って欲しいものです。


途中で気づけて、軌道修正できたら良いのですが、通信制高校から提携している大学に無試験で進んで、時がくれば卒業。
あとは自己責任と言われ、途方に暮れて相談に来られる方もいます。
十分な読み書きや、社会に出るための基礎的な力を身につけないまま、社会に出される。
そして、彼らが社会の現実の厳しさに直面した時、再び行き場を失ってしまうということも生じています。

 

背景③:先生方の進路指導における「諦め」


そして、私が最も悲しく感じていることが、この問題です。
中学3年の夏休み前という早い段階で、不登校を理由に「全日制高校は無理だから」と、生徒や保護者に通信制高校を早々に勧めてしまう教員がいます。
これは、先生方が事実を知らないがゆえの、安易な諦めによるもの。
私には、そんな印象があります。


そしてその一言が、子どもたち自身の「自分はもうダメなんだ」という諦めを決定的なものにしてしまうことがあります。
それをもう一度ひっくり返し、粉砕することが、私の仕事なわけですが。


現在の不登校の問題に対して、教育界隈ではこのような状況になっています。
それでも、どうぞ絶望などしないでください。
希望はあります。
諦めさせられないために、できることはあります。

 

その一つに、このような状況の中でも、誠実な教育を提供している学校はあります。

例えば、年間経費が30万円程度でありながら、一人ひとりに、確かな学びの機会を提供し、国公立大学や有名私大への進学実績を出している民間通信制高校もあります。
全国展開している学校です。

その他にも、公金目当てではなく、教育者としての矜持を持ち、子どもたちと対峙している学校も、県内外に多く存在していることを知っています。
 

大切なことは、このような事実を知ること。
焦らず、幅広く情報を集め、そのような場と繋がること。
無償化や補助金の制度の裏にある構造を理解すること。
そして何より、「全日制高校が無理」などという、安易な言葉に耳を傾けず、子どもの可能性を信じ続けること。

どうか、子どもたちの将来を、安易な「諦め」で閉ざさせないでください。
今後私も、教育への誇りと責任を持って取り組んでいる学校や、子どもたちの可能性を広げるための様々な選択肢について、積極的に発信します。
一人ひとりの子どもが、自分らしく、自分の望む未来をつかむための選択ができる社会を、皆さんと一緒に創っていけたらと、心から願っています。


「諦めさせられないでくださいね」
 

5年前に出した電子書籍です。
お子様が不登校になった時の、初期の選択の参考になればと思い、出しました。
内容はフリースクールと、業界の実情、そして選択の基準についてまとめてあります。
 

 

 

 

副題の
「諦めさせられないでくださいね」

この部分は、各所から、ずいぶん批判をいただきました。
 

失礼だということでしたが、知られては困ることを書いたからでしょう。
そうであれば、意味ある言葉だということです。

批判されついでに、民間通信制高校について、こちらで引き続き事実を伝える予定です。
 

どのような観点で、進学先を選んだら良いのか。
そんなことをまとめる予定です。


お急ぎのこともあるでしょう。

その場合は、直接ご連絡ください。

 

 

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高卒認定試験
今年度第二回の願書受付中です。

合格後も学び続ける生徒は多い。
挑戦の過程で、学ぶことの面白さと、意味に気づけるからでしょう。
この制度の、ありがたいところです。

今回うちから三名が挑戦。
中には先日定年退職された方も。
私も日々、刺激を受けています。

興味ある方はご連絡ください。
出願方法や、学習法などお伝えできます。
当方への入会などお気遣いは不要です。
遠慮なくどうぞ。

願書表紙は萌黄色。
今回もいい色です。 

 

 

 

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初七日を終え、最近は実家の片付けに追われています。

 

高齢男性の一人暮らし。

 

こんなものでしょうね。

 

まぁ、大変です。

 

 

 

連日、弔問を受けています。

 

晩年は多くの人に囲まれ、楽しく過ごしていたようです。

 

所属していたサークルも多岐に渡り、現在判明しているだけでも

 

囲碁、将棋、表具、ストレッチ、吹き矢、そしてボクシング……

 

 

「お父さんだけが友達でした」

 

そんなことを話される方も多いです。

 

 

あの性格。

 

生きづらさも、寂しさも感じながらの晩年だったのではと勝手に思っていました。

 

そうでもなかったのかもしれません。

 

弱音を吐かれることも、力になることもできなかったので、それだけが救いです。

 

 

でも……

 

生きづらさ、寂しさがあったから、そんなふうに変わったのか。

 

と思ったり。

 

悔いくらいは、残して欲しかったですかね。

 

 

ずっと断られ続けていたけど、先週から同居です。



 

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昨日、父が他界しました。

私の幼少期は、ただ厳しいだけの父でした。
それが嫌で、逃げるように全寮制の商船学校に進学。

でもその方が厳しかったです。

大失敗でした。

 


そんな父も、孫にはとても優しかったです。

さらに晩年は、日常で穏やかさも感じられるようになりました。
孫と楽しそうに触れ合う時間が、そんなふうに変えたのでしょう。

 

 

今思えば、私の仕事のことも応援してもらいました。

「親よりも、生徒さんを大切にしろ」
教室立ち上げ早々、そんなことを言われたことを思い出しました。

そして、そんな生き方を、していたように思います。
 

なるべく私の邪魔をしないように。

私に頼らないように。

そんなことを思ってでしょう。

「自分のことは自分で何とかしよう」

そんな気持ちを、感じていました。

弱音を吐かれたことも、力になれたことも、記憶にありません。

 


そんな姿を見てきたからでしょう。

いつからか、父が厳しかったことを思い出せなくなっています。



父が倒れる前日、私にこんな連絡がありました。
「ご近所さん方に

 『私に何かあったら、ここに電話してください』

 って、お前の電話番号教えておいたぞ。

 これでいつ何があっても大丈夫だ」

 

これが最後の留守電でした。
まさか、その翌日に。

何か、感じていたのでしょうか。

 

 

連絡を受けたのは、生徒たちの定期テスト前の授業が、全て終わった日。
もちろん、偶然でしょうけれど。

享年86歳。
最後まで、自分の力で歩み続けようとしていました。

無理もしていたんだろうな。
なにもしてあげられなかったことが、心残りではあります。


そしてもう一つ思ったこと。
一人暮らしの自宅で倒れたため、警察の方々とのやり取りもありました。
担当されたお一人おひとりが、私ども家族の気持ちに寄り添い、温かい言葉をかけてくださったことが、本当にありがたかったです。

 

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