出自不明(多分「信楽焼」)の花入 | もくれんのブログ

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相変わらずのメルカリでの取得です。

 

送料出品者さん負担で2千円チョット。

有り余る時間とさびしい懐具合の融合です。

 

信楽焼だと思いますが、箱なし、陶印なしで作者はもちろん時代も不明です。

 

気になるところがいっぱい!です。

まず、正面にたっぷりかかったビードロが自然釉か掛釉か?

 

ネットの写真では窯の中で降った灰が溶け出した自然釉に見えたのですが、現物を見ると松灰を溶かした液を掛けて焼成したものではないかと。

 

裏面にもビードロのようなものがあるのも不可解です。

 

全体がニスを塗ったようにピカピカしているのも気掛かりです。

 

ろくろ成形ではないようですが、指跡が目立ちすぎる(わざとらしい?)気がします。

 

当然「そんならナンデ買うたんや⁈」となりますが、上に記載のとおり“有り余る時間とさびしい懐具合の融合”としか言いようがありません。

 

細いヒビがありますが水漏れのなことを確認しました。

門扉の前の賑やかしにしかならないのを覚悟の上で、信楽の先生に見てもらうつもりです。