例年ならもう咲いているはずの椿がまだまだ先になりそうなので、既出の椿の再登板です。
開き始めた秋一番とわずかに蕾が割れたばかりの卜伴錦。
なんとなく“紅白”にしたかっただけです。
昨年は1月末に咲いた覆輪“秋”の山の蕾はまだ固く、立春を過ぎて“秋一番”とは…。
翌日早朝。
同10時ごろ。
あまり変わってないですね。
信楽のあるギャラリーさんが、酔狂?で私のぐい吞みと徳利形の花入れを商品棚の片隅に置き、花入れはときどき使ってくださっています。
ところがお客さんにも酔狂な方がおられるようで、下の写真の千両を生けている器を花ごと買われたと、ギャラリーさんからお知らせが。
もちろん箱はないし、素人作だと承知の上で結構なお値段を自分から言い出されたそうです。
猫がおまんまを食べている皿が目当てで、骨董商が皿付きで猫を買おうとする落語『猫の皿』を思い出しました。
実は、しばらく前にぐい吞みが売れたと聞いています。
焼き物は1に“土”、2に“焼き”、3に“作り”と言われます。
信楽焼の高名な先生から土をいただき、先生の作品と一緒に焼いていただいているのですから私の貢献度は些少ですが、それでもト・テ・モ・イイ気分です。