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目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

海外・日本のお酒に関する情報、主催するイベントやセミナーなどをご紹介。
国内外のおすすめのBARや、レストラン、リカーショップもアップしていきます。

Feria del Mezcal 2025では、11月のツアーでも訪問予定のカサ・マルティネス蒸留所のブースに、メスカルジャーナルをお届け📘✨
新商品も試飲させてもらいました!


人気ブランド「ORIGEN VERDE(オリヘン・ベルデ)」をはじめ、マンゴスチンさん経由で日本に届いているメスカルも多数ラインナップ。
もちろんシナイもありました!


気になっていたボトルがそろっていて、ブースに立ち寄れて本当によかった。

カサ・マルティネス蒸留所に行きたい方は、ぜひこちらを参考に⬇️⬇️

🇲🇽JUAST企画協力 第3回メキシコ・オアハカ メスカル蒸留所巡りツアー 6泊7日募集開始🇲🇽

2025年11月23日(日)〜11月29日(土)
オアハカ現地集合・現地解散
旅行代金:173,500円〜(2名1室利用)

📲ツアー詳細・お申込みはこちらから
念願の、Feria del Mezcal Oaxaca 2025 に初参加してきました。
こんなメスカルイベント、いつか日本でもやりたい。メスカルをこんなふうに楽しめる日が、日本にも来るといいなぁ…!
夢膨らむ素晴らしい体験でした!

入口からテンションが上がります!

このフェリア・デル・メスカルは、Guelaguetza(グエラゲッツァ)2025の一環として開催される、メキシコ最大級のメスカルフェスティバルです。


🌵 150を超えるブランドが集結!
クラフトメスカルはもちろん、伝統料理やアート作品、手工芸品まで。
“伝統 × 現代”が融合した、まさに至福のフェスティバル✨
各ブースの装飾も可愛くて、ブランディングの勉強にもなります!
中央ステージでは、LIVEもあり、老若男女、子供一緒に踊ったり!幸せな空間。




📍 イベント概要
期間:2025年7月18日〜29日
場所:Centro Cultural y de Convenciones de Oaxaca(オアハカ文化コンベンションセンター)
入場料:75ペソ(約700円)


セントロから、往復バス🚌も出ているそう!

このラッピングバスがいっぱいでした。


🍸 楽しみ方いろいろ!
有料テイスティングやカクテルバーもあるけれど、フリーテイスティングも可能!
メスカルに合う伝統グルメのフードコーナーも充実
地元アーティストの作品やアクセサリーが並ぶアルテサニア・マーケットも!


最高に楽しい時間でした😊
来年もまた行きたい…!




#FeriaDelMezcal2025 #Oaxaca #mezcal
今回訪ねたのは、オアハカ州にある小さな村「サン・アントニーノ」。
ここは、手刺繍の技術で知られる村で、約10年前に『ELLE TRAVEL』などの海外メディアでも紹介されたことのある、姉妹が営む刺繍工房を訪ねました。


工房は一見、文房具や裁縫道具を扱うごく普通のお店。
でも奥に足を踏み入れると、そこにはまるで異世界のように、色とりどりの糸と、細やかな刺繍が広がる、静かで熱のある職人の空間がありました。



彼女たちが生み出す刺繍は、どれも一針一針がまるで絵画のよう。
自然の草花や鳥、抽象的な模様が、手作業とは信じられないほどの精密さで表現されています。
その手つきや眼差しの中には、この土地で代々受け継がれてきた誇りと、静かに燃えるような情熱がありました。

取り扱うのは、女性向けのブラウスやワンピースなど。子供服も可愛かったです。
伝統的なスタイルをベースにしながらも、どれもが一点もので、まさに「着るアート」。
ひとつひとつに物語があるような温かさを感じます。


驚いたのは、観光地化されていないにも関わらず、ふらりとタクシーで訪ねても笑顔で迎えてくれるそう。
観光客にも分け隔てなく、温かく受け入れてくれるその姿勢にも、この土地の文化が息づいているように思いました。

大量生産では決して真似できない、手仕事の美しさと、その背景にある「生き方」そのもの。
刺繍という技術を通じて、彼女たちはこの土地の歴史や誇りを、静かに、けれど力強く伝えています。

この村の刺繍文化が、これからも変わらず、丁寧に、ゆっくりと息づいていきますように。
そんな願いを込めて。
✨ Jacobo & María Ángeles 工房訪問レポート ✨
—— 地元の伝統を守り、未来のアーティストを育てるアレブリヘスの聖地

オアハカ州サン・マルティン・ティルカヘテにある「Jacobo & María Ángeles」は、世界的に知られるアレブリヘス工房は、ディズニー・ピクサー映画『リメンバー・ミー』の制作スタッフが数年間学んだことでも知られる、世界的に有名なアレブリヘスの工房です。

1973年にハコボさんのおじさんによって創業されて以来、伝統を大切にしながらも革新を続け、世界中にファンとアーティストを生み出してきました。

今回は、アトリエでハコボさんとマリアさんご夫妻にインタビュー。
彼らの人生や作品にかける想い、そしてこれからのビジョンをじっくり伺いました。


「日本の“おもてなし”や仕事の丁寧さは、私たちの工房のモデルにもなっている」と話してくれて、日本からの取材をとても喜んでくださったのが印象的でした。

素材と技法の進化
もともとは紙を使って作られていたアレブリヘスですが、現在は地元に自生するコパルの木が主な素材に。
この木は成長が早く、オアハカの気候にも適しているため、工房では約15年前から計画的な植樹活動も行い、持続可能な制作体制を整えています。


使われる自然素材は、当初の5種類からなんと42種類にまで拡大。
今では、伝統的な染料に加えてアクリル絵の具も取り入れ、耐久性と鮮やかな表現力を兼ね備えた作品が数多く生み出されています。

メキシコの暦と想像の動物たち
アレブリヘスは、メキシコの20日周期の暦を背景に、20種類の動物が1日ずつ象徴として存在するという考え方に基づいてデザインされることも。
さらに、サポテコ文化に由来する独自の動物観も取り入れられ、作品に深みと意味が加わっています。



工房では「1本の木から1体」を彫り上げ、乾燥には4~5か月もの時間をかけるほどの徹底ぶり。完成までに数名の職人がかかわることもありますが、1人で最初から最後まで仕上げる作品も存在します。

デザインは専属のアーティストが担当し、例えば「亀と鷹」など象徴的な動物を組み合わせた、コラボレーション的な作品も次々と誕生しています。

地元を支えるアーティスト教育の場
この工房は、ただの制作現場ではありません。
地元の若者たちに技術を教え、アートで生計を立てる力を育てる教育の場でもあります。

ここで育った職人の中には、独立して自身のブランドを立ち上げ、世界中で活躍する人も。
村やメキシコ全体のアートシーンを豊かにし、世界に送り出す拠点として、大きな役割を果たしています。

工房を訪れると、職人たちが黙々と手を動かす姿が印象的で、空間全体が創造力に満ちていました。



「伝統を守るだけではなく、次の世代に繋いでいくことが大切」—— そう語ってくれたハコボさんとマリアさんの言葉が心に残ります。




このアートがどう生まれるのか、現地のリアルな空気と共に、後日しっかりお届けします!
発表をお楽しみに。
✈️まさかのスタート…だけど、これも旅!
成田からの出発便が3時間遅延し、オアハカ行きのフライトに乗れず…😭
コードシェアしてないから、保証がなくて、泣く泣くチケットを買い直すという、なかなかパンチのある旅の始まりに。

でも、メキシコシティには無事到着。
入国もスムーズで、ターミナル移動も問題なし。
なのに…無念すぎる。

「遅くなっても迎えに行くよ」と言ってくれた現地の友人や、列車で重たいスーツケースを持ってくれた人たち。
こういう優しさに触れると、やっぱりメキシコって最高だな…と思う。
日本にいると、階段しかなくてスーツケース持って愕然としてても、誰も助けてくれない。。。
メキシコに来ると、当たり前みたいにサポートしてくれて、それだけで心が温かくなる。

とりあえず、マルガリータとコンソメスープで一息。気分転換を。
最悪、深夜バスを覚悟してたけど、なんとかフライト変更できてよかった!
買い直しになってしまった航空券の、恐ろしい出費は…見なかったことに😂
昨年はアエロメヒコが1日飛ばず、今年はANAが3時間遅れ…。。

メキシコ直行便を使わないという選択の方が良いのか??次回のメキシコ行き、悩みどころ。。

明日は朝からアルテサニア系の取材からスタート。
夜は、友達が予約してくれたスペシャル席で、念願のゲラゲッツァパレードの取材と&花火🎆
あとは楽しむしかない!!