1959年にスタートしたテキーラ地区の伝統的なテキーラ「El Tequileño」の蒸留所を初訪問してきました。
El Tequileñoは、「ハリスコで1番好きなブランド」に選ばれ、現在約30カ国へ輸出されています。
テキーラカクテル「バタンガ」発祥のテキーラタウンにある世界的に有名なカンティーナLa Capillaのベーステキーラとして使われている事でも知られています。
今回は、テキーラブランドのリサーチと蒸留所アテンドのご依頼をいただき、以前からブランド同士の交流があると聞いていたのもあり、フォルタレサのオーナーギレルモさんに相談して、メキシコの輸出担当者にアポイントをってもらい、念願の蒸留所を初訪問しブランドの歴史や製法の特徴を教えていただきました。
この5年でブランドが急成長し、蒸留所ホテル(CASA SALLES BOUTIQUE HOTEL)の経営や、著名人とのコラボ商品のリリースなど、華やかなイメージもありますが、歴史と伝統を守り、良質なアガベと水を使った無添加テキーラの代表。
メキシコで会った方がみんな口を揃えて「El Tequileñoは素晴らしい!日本に輸入するなら絶対El Tequileñoだよ!」と言ってくれました。
全てのラインナップをテイスティングした後、輸入社のジェイドックスさんから、El Tequileñoへの想いや、テキーラビジネスへの情熱を伝えてきました。
ブランドが有名になったこともあり、最近は連日様々な会社から問合せがきているらしく、一度別の担当者をご紹介いただいたのですが、新規の問合せはほとんど受け入れず、大切なブランドをまだ信頼関係がない会社と取引するつもりがないとやんわり断られたそうで…
どうしても諦めきれず、ギレルモさんに相談したのですが、私たちの訪問を許可してくれたのは、ギレルモさんからの強い推薦があったと教えてくれました😭
今までの活動を見てくれて、評価してくれる人がいるんだと思い泣きそうになりながら、話を聞いていました。
マスターディスティラーのトニーさんにもお会いできたし(朝ごはんをCASA SALLES BOUTIQUE HOTELでトニーさんとギレルモさんと食べていた姿を見てなんだかほっこり)、彼らのブランドやテキーラへの愛情を感じる事ができて、よりEl Tequileñoが好きになりました。
日本で嬉しい報告が出来る日を楽しみに
