昨日開催した、旅の学校の御宿バスツアーでは、御宿の古民家レストラン愚為庵で開催されていた「死者の日」イベントに参加してきました。
日本とメキシコの国交の歴史的な場所が沢山ありながらも、まだまだそれを知らない方も多く、御宿でもメキシコの普及活動をしている方々の企画。
アレブリヘのマスクは、撮影用として無料貸し出し。
突然現れるメキシコ🇲🇽のお祭りみたいな雰囲気と、メキシコ好きの皆さんとの交流。
ライブもあり、雨☔️だったのが本当に残念なくらい楽しい空間でした。
今年の死者の日のイベントは、これで最後だったので、みんなで満喫させていただきました。
御宿がメキシコ🇲🇽と繋がり、これからもメキシコ好きの方が沢山訪問してくれますように。
◆御宿とメキシコ🇲🇽の歴史◆
徳川家康の時代、一隻のガレオン船が御宿沖で座礁し、多数の乗組員が浜に漂着しました。
船名は「サン・フランシスコ号」。
フィリピンの臨時総督の任務を終えたドン・ロドリゴを長とする総数373名は、フィリピンからメキシコのアカプルコへ向かう途中でした。
56名は亡くなってしまいましたが、残った317名は岩和田(現・御宿町)村民に救助されました。
この時、凍えた異国の遭難者を海女たちが素肌で温め蘇生させ、夫の着物や、食糧を惜しみなく提供したと伝えられ、その後修繕された船は無事アカプルコに到着しました。
これが日本とスペイン・メキシコの修好の契機となり、400年以上続く友好関係が続いています。