「死者の日」におすすめのテキーラのご紹介!第3弾は「ESPOLON(エスポロン)」 | 目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

海外・日本のお酒に関する情報、主催するイベントやセミナーなどをご紹介。
国内外のおすすめのBARや、レストラン、リカーショップもアップしていきます。

「死者の日」におすすめのテキーラのご紹介第3弾は、昨年CT SPIRITS JAPAN株式会社/CAMPARI GROUPから発売開始した「ESPOLON(エスポロン)」です。

~メキシコ ハリスコ州のサン・ニコラス蒸溜所で誕生し、マスターディスティラーチリロ・オロペーザが奏でるプレミアムテキーラ エスポロン~

というテーマの通り、ハリスコ州のロスアルトス地方で、マスターディスティラーのチリロ・オロペーザ氏の50年に渡る長い経験と実績から誕生したブランドです。

残念ながら、チリロ・オロペーザ氏は昨年亡くなってしまい…現在は、新しいマスターディスティラーの方を迎えているとお聞きしています。
レシピはそのままとの事なのできっと、先代の味を引き継いでいるのではと願います。

エスポロンの蒸留所は、近くまで行った事は何度もありますが、残念ながら一度も訪問出来ていない蒸留所の1つ。
いつか行ってみたいですねニコニコ

今回「死者の日」におすすめのテキーラとして選んだのはエスポロンのボトルデザインから。

版画のようなラベルは、メキシカンアート界の巨匠・版画職人でありアーティストのホセ・グアダルーペ・ポサダが描いた作品に敬意を表したオリジナルのデザインで、メキシコでは死と生まれ変わりの象徴であるカラベラ(スカル)と国民の誇りを象徴する雄鶏をモチーフにしたキャラクターが描かれています。

ポサダの作品を模したものなので、ポサダの作風が好きな方ならハマるはアップ

ラベルのキャラクターはグアダルーペ、ロザリタ、ルースター(鶏)のラモンの2人と1羽ニコニコ
このキャラクター達が、メキシコ🇲🇽への旅を案内しています。
ブランコのラベルは、メキシコ独立運動が描かれています。
ラモンが甲高い雄叫びの声を上げて、グアダルーペとロザリタが情熱を持って独立運動に参加しているというストーリーになっています。
レポサドは、かつてのアステカ王国の首都であったテノチティトラン(ナワトル語の地名)への追悼が描かれています。
最盛期には人口30万人の都市で、現在のメキシコシティとなります。
グアダルーペとロザリタは、新しい土地でもかつてのメキシコ文化を風化せず、継承しようとラモンと誓います。
アネホは、様々な歴史を乗り越えてきたメキシコを、誇りに思う気持ちが描かれています。
ハリスコ州発祥のハラベ・タパティオという民謡舞踊を踊っています。

それぞれのシーンを思い浮かべると、エスポロンを飲む時間も楽しいですよね。

そのほか、エスポロンの特徴としては、まず100%アガベテキーラであり、ロスアルトス地区の高原の地下250mから汲み上げたミネラル豊富な水を使用していることにあります。


アガベももちろんロスアルトス地区アランダスのもので、5〜10年育てられた糖度の高いものを収穫しています。

ピニャ(球茎部分)はステンレスの蒸気圧力釜(アウトクラベ)で22時間加熱し、シュレッダーで搾汁したあと、オリジナル酵母を加えクラシック音楽(アベマリア)を聴かせることで酵母の活性化を図り、72時間発酵させます。

以前はカサドレスの製法の特徴で、クラシック音楽を聴かて発酵させると言われていましたが、現在はつくり方が変わったと聞いています。


また、単式蒸溜と連続式蒸溜で、それぞれ2回蒸溜を行うのがエスポロンの製法のポイントです。
蒸留の工程には52時間かけるそうです。

単式蒸溜はアガベの旨味を十分に引き出し、その後の連続式蒸溜により一切の雑味をクリアにする事を目的としています。

単式蒸留器のテキーラと連続式蒸留所のテキーラをブレンドしますが、配分はマスターディスティラーによるレシピになるので発表されていません。
ちなみに、熟成はバーボン新樽を使っているそうです。
アネホだけ、アメリカンオークの新樽で10カ月熟成、ワイルドターキー バーボン樽で2カ月仕上げの合計12ヶ月。
本来1つの樽でアネホの規定の12ヶ月以上熟成させるのですが、樽の詰め替えをCRT(テキーラ規制委員会)の立ち会いのもと行い、またその際に新しいテキーラを注ぎ足したりしない事で、熟成期間の合計で12ヶ月を超えたらアネホになるという、新しい基準の熟成期間の商品となります。

色々と画期的なことをしていて面白いですね!!合格
気になることがいっぱいある🤣

ちなみに、エスポロンはクラシックなカクテルにこれまでなかったユニークなツイストを加えたことで需要が増え、5年間の成長率37%と米国、欧州を中心に売上を伸ばしているそうです。

カジュアルな価格も、カクテルにも使いやすいし、テキーラ初心者の方にもすすめしやすいアップ
<商品情報>

◆エスポロン・ブランコ◆
単式蒸溜と連続式蒸溜によるリッチでスムースな味わい。
ライト~ミディアムボディのブランコは、繊細で甘いアガベの香りとソフトな口当たりですっきりした味わい、ほんのりスパイシーな余韻が特徴。スムースでクリア、バランスのとれた味わいで、オンザロックまたはカクテルに最適。
ALCOHOL:40%(ブルーアガベ100%使用)
COLOR:透明なプラチナ色
NOSE:繊細で、甘い竜舌蘭、花、熱帯果実そしてレモンピール、ペッパー
TASTE:柔らかな口当たり。華やかなアガベの香り。ペッパー、バニラビーンズ、グリルパイナップル、香辛料。ほのかなスパイス感で終わるエレガントでクリーンなフィニッシュ。
AWARDS:2016年 サンフランシスコ・ワールドスピリッツ賞 銀賞

◆エスポロン・レポサド◆
アメリカンオークで熟成した、華やかで芳醇なプレミアムテキーラ。
ミディアム~フルボディのレポサドは、アメリカンオークの新樽で3~5カ月熟成。芳醇な薫り、ローストアガベ、バニラ、トロピカルフルーツを感じさせる華やかさとスパイシーな余韻の長さが特徴。カクテルに最適。
ALCOHOL:40%(ブルーアガベ100%使用)
COLOR:リッチな金色
NOSE:スパイシー、ほのかに甘いキャラメル
TASTE:力強くまろやか、リッチなローストアガベ。甘いトロピカルフルーツ、バニラととブラウンスパイス。長くスパイシーな余韻。
AWARDS:2016年 サンフランシスコ・ワールドスピリッツ賞 銀賞
◆エスポロン・アネホ◆
フィニッシュにワイルドターキー樽で熟成するウルトラプレミアムテキーラ。
ミディアム~フルボディのアネホは、アメリカンオークの新樽で10カ月熟成、ワイルドターキー バーボン樽で2カ月仕上げ。ベルベットのような口当たりと、キャラメル、バニラ、ドライフルーツ、チョコレートを感じさせる深いコクが特徴。ストレートまたはオンザロックに最適。
ALCOHOL:40%(ブルーアガベ100%使用)
COLOR:美しく輝く赤みがかった金色
NOSE:ドライフルーツそしてバタースコッチ・キャンディーの香り、ローストアガベとウッドの複雑な調和
TASTE:なめらかな口当たりの、驚くほどの調和。こだわりの味を目指したキャラメル、バニラ、ドライフルーツそしてチョコレートの繊細な風味。
AWARDS:2015年 サンフランシスコ・ワールドスピリッツ賞 金賞
3本並べて飾っても可愛いので😍ぜひ、死者の日をきっかけにエスポロンを飲んでみてください。

ちなみに、エスポロンのInstagramのイラストが可愛くて…よくチェックしています。

こういうセンスも大丈夫なのかな…と感じながら。

やっぱりメキシコ🇲🇽のアートっていいですね。


骸骨モチーフ、昔は苦手だったけど、メキシコにはまるとなんでも可愛く思えてしまう😂


メキシコ関連🇲🇽おすすめの本